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[WWF]へーげる奥田の空談言説

サークル「WWF」主宰・へーげる奥田が適当に告知したり興味の対象について論じたりするウェブログである。

メーリングリストの情報漏洩は?

2010-04-05 00:46:46 | Weblog
私は職業としては内部監査というような業務についておりまして、法務関連の方とコミュニ
ケーションをとる場合もあるんですが、先日、ちょっと前から気になっていたことをお訊き
してみました。
それは、「クローズ型メーリングリストで交わされた情報を外部に漏らした場合、罪になるのか」
という点です。

私はWWFメーリングリストというのをもうまる14年以上転がしておりますが、内部情報として
やりとりされる情報も多い反面、このところずいぶんとメンバーも増えてきましたし、場合に
よってはもうひとつメーリングリストを起動することもあるので、そのへんどうなのかな、
というのが気になっていたわけです。

結論を言いますと、「難しい」とのことでした。

私も意外だったんですが、現在の日本の法律では、情報は「物」とはみなされず、ほとんど
保護されていないのが実情とのことです。たとえば、ある企業で、従業員が顧客名簿を持ち
出して売りさばいたという事件では、一応「不正競争防止法」を適用するセンもあったそう
なんですが、この法律は成立要件がきびしく、しかも刑が軽いため、「窃盗」による刑法犯
として訴訟を起こしたそうです。窃盗ってけっこう重いんですね。

で、その「窃盗」というのが、犯人が情報を持ち出すのに使用した会社の事務用品の「CD-R」
1枚に対する窃盗であって、中の顧客情報ではないというのが妙なところです。古い判例で、
電気のような保存できるものは法律上の「物」として保護する、というのがありましたが、
今は「電気は「物」」という形で定義されていて、定義のない「情報」は法的には保護されない
とのことです。

ということで、メーリングリストの内容を公開とかされたくなかったら、構成員の間に誓約書
などを交わしておくなどしないと、特殊な事例を除いては法的保護は受けられない、とのこと
でした。
こりゃ、うちのメーリングリストでもそのへん徹底しておいたほうがいいのかな?

そういえば最近、ネット上の書き込みでも名誉毀損が成立するという判決が出たみたいですね。
どうも最近になっても人の悪口とか書いている奴がいるので、私にとってはよい傾向です。

例の都条例改正案について

2010-03-23 00:59:31 | Weblog

例の都条例改正案についてあっちこっちの記事とか議事録とか読んでみました。まあ、言いたい
ことはわかるって感じですが、やはり賛成できませんねえ。

私は、基本的に、個人の思想・思考・信条・趣味・嗜好・認識などについて、国家その他の公権力
が積極的に干渉することはなるべくしないにこしたことはない、と思います。また、表現の自由に
ついても同様です。

まあ、絶対にそうだとは思いません。そのひとつの判断基準は、「コントロールできるか」と
「それを使うと社会に損害が出るか」という点につきると思います。消費者レベルで、あるいは
民間レベルでコントロールできるもの、またそれを使った場合に被害が出るということが定量的
にわかっていないものに対しては国家は極力介在するべきでないし、消費者レベルや民間レベル
でコントロールができないもの、またそれを使った場合に被害が出るということが定量的にわかっ
ているものは規制するのはやむを得ないと思います。

たとえば、大量破壊兵器なんかは、一介の消費者に管理を任せると、制御しきれずにターゲット
以外に破壊をもたらす可能性が大きいし、社会に甚大な被害をもたらす可能性が大きいです。
この種のものは被害が即効的だし明確だし深刻なので、個人や民間企業に取扱いを任せるべき
ではないでしょう。
麻薬なんかも、消費者側で使用を制御することが難しく、また使うことによって社会的な被害が
出ることが明白です。だから国家によって規制するのはやむを得ないでしょう。

問題は、制御しきれないとは言い切れないもの、社会にもたらす被害が定量的に計れないものに
対して公権力が規制する場合です。今回の都条例改正案はまさにこれです。私は、「18歳未満
の性行為の露骨な描写が盛り込まれた漫画やアニメ」が流通による管理・制御が不可能な状況に
陥って日常に氾濫しまくっているとは思いませんし、またそれが社会に定量的に計れるような
損害をもたらしているようには思えません。これを規制することで社会がどのような利益を被る
のかもわかりません。

都は「統計的なデータがないから犯罪との因果関係がないとは言い切れません」とか「科学的証明を
欠いていても規制することは違法ではありません」とか言ってるみたいですが、こういう思想
自体、政治的・社会的コントロールが難しくなる可能性が大きく危険であり、社会に甚大な被害を
もたらした歴史がありますので、こういう思想自体を禁止事項にすべきじゃないかとすら思い
ます。規制するのは、客観的・定量的なデータと、説得力のあるロジックをもってよく考え議論
してなおそうすべきだと社会が結論を出した場合にのみ行うべきでしょう。

それと、規制対象についても問題です。なんかどの資料を読んでも、具体的・客観的な定義をして
いません。「露骨な性交・性交類似行為」って何でしょうか。「類似」なんていったらもう何でも
アリです。「18歳未満の人間が女性のチクビを吸う」なんて行為はアウトでしょうか。そしたら
「授乳」なんて完全アウトですね。子供同士がキスするとかダメてしょうか。『ロミオとジュリ
エット』なんか規制対象ですね。あれ確か13歳とかでしょ? ロリコン文化とかいうのが存在する
ことがおかしいとか、何を根拠に言ってるんでしょう。古代ギリシア哲学当時の世界なんか美少年
ショタ文化だし、源氏物語なんかだってロリコン的描写出てきますね。規制しますか?
要は、「架空もダメ」だとか「類似行為」とかワイルドカード的表現を規制対象の文言に入れる
と、のちのち公権力のコントロールができなくなる危険が大きいということです。そのほうが
社会に対する損害があるように私は思います。

まあそんなことで、私が「ああそうかぁ。それじゃ規制してもしょうがないなあ」と感心する
ような意見は全然見あたりません。どうもこの条例の推進派はまあ総じて頭悪いなあ、という
印象です。私は今から30年ぐらい前は規制賛成派だったんですが、現在は規制すべきでない派
ですね。ていうか推進派は、相手を説得もできないような頭悪い理由しか持ってこられないくせに
これだけ危険な規制を進めようとするってのは頭悪い癖に傲慢でいかんですね。「議論が足り
ない」って、足りないのはおまいらの知能だ! って感じです。



高校無償化とか

2010-03-15 00:20:00 | Weblog
先週、例の日本刀と西洋剣をぶつけたら日本刀曲がっちゃった件についてなんか書こうと
思ったら、そういえば手持ちの日本刀3本分ついて転居届けをまだ出していなかったことを
思い出し、あわててそっちをやっていました。

そもそも日本刀は、どっちかっていうと実戦兵器ではないものなのでたくさん残っているもの
ですし、日本刀とあのタイプの西洋剣とは基本的に使用用途が違うんだから破壊力自体は全然
違うとは思いますが、あれほど豪快に曲がるというのはちょっとおかしいんじゃないの? など
とも思ったんですがね。

まあ、江戸時代までに大量の粗悪な日本刀が輸出されたということがありますんで、そういう
グレードの低いものだった可能性もあるし、また昭和新刀とかスプリング刀などの最近の作
である可能性もあります。ただ、日本刀じたいああいう仕様である可能性も否定できないので、
自前で実験してみたいものの、ちょっと手持ちの刀でやってみる気分にはなれません。記録を
見ると、据え物の兜とか切ろうとして曲がったとか折れたとかいう話も多いですし、大戦中に
曲がって鞘に入らなくなるトラブルもけっこう多かったようですし。


さて。例の高校無償化なんですが。

どうも今の日本には、日本の国富を海外(特に特定アジア?)に出したくてしょうがないひとが
多くて多くて困ったもんですね。まあ、民主党に投票した人なんてのはそういう日本を望んだん
ですから止めませんが。子供手当も外国人にも出すってのはもう何が何だか全然わかりません。
調べたら以前の制度もそうだったとか言いますが、じゃあ是正すりゃいいじゃん、てことです
よね。

あと、お朝鮮の学校を無償化しる! とか言ってるけど、日本国憲法第89条「公金その他の公の
財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない
慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない」から
考えると、現状のまま無償化したら憲法違反ですよね? ブログなんかでは言ってる人が時々
いるけど、新聞やテレビのニュースではまったく触れられないところから見るとそういう解釈は
しないんですかね?

もしこれが憲法違反だとすると、無償化するためには「朝鮮学校を日本の支配下に置く」ことを
前提とすることになるけど、そのへんいいんですね? と半島の方々にちゃんと文書で断って
おかないと、10年後には「チョッパリモングキドルがウリナラのミンジョク学校を無償化のエサで
支配下に置いたので民族浄化なのでナチスより256倍悪逆非道な人類普遍的極大犯罪なので
超謝罪と超々賠償を要求するニダ!!!! ハァハァ」ってやられちゃうと思いますねえ。でまた
無限ループの謝罪外交になるわけです。困ったもんですねえ。


外国人参政権付与・その3

2010-03-01 00:38:32 | Weblog
おかげさまをもちまして、226イベントも無事終わりました。

さて、ちょっと前に人から教えてもらったんですが、私が前に書いた外国人参政権の問題に
ついて、なんかどっかの誰だか知らない人が反論みたいなことを書いている、ということ
だったのでちょっと興味を抱きました。

私はこの件に関してはそれほど自説にこだわりはないので、説得力のある論理で納得すれば
ホイホイ転向する気満々です。

で、教えてもらったページを見てみたんですが、なんですかねこれツイッターか何かでしょうか、
「代表なくして課税なし」だから「“「じゃあ税金を払って いない人には参政権を与えなくて
いいんですな!?」ということに”ならない」とのことなんですが、なあんだ、という感じで
がっかりしました。まあツイッターだとしたらちょっとしたロジックを展開する文字数も
ないわけなのでしょうがないんでしょうけど、ネタにマジレスすれば、いい加減な事言いなさんな
って感じです。

ためしにちょっとググってみたら、「代表なくして課税なし」って「アメリカ独立戦争
(1775年 - 1783年)時のスローガンの一つ」とのこと(ウィキペディア)だそうですが、
これも「なあんだ」です。こんなのただのスローガンじゃないですか。しかも200年以上前の
もんでしょ。現代であんまり妥当性をもっていそうもありません。

たとえば、私がこのまえ台湾に行きまして、ビールとか飲みました。ってことは酒税払い
ましたけど、私の代表は台湾のどこにいますか。いませんね。でも課税されてます。
法人は経済活動した国に法人税払いますね。その法人の代表はどこにいますか。国には
いませんね。
現代って、けっこういろんな課税原理に基づいて課税がなされているので、課税が参政権の
源泉だなんて雑な議論は穴がいっぱいでてきます。

たとえ稚拙でも、自分でちゃんと考えて脳内でロジックテストして出す意見だったら尊重
しますが、こういうひとくちフレーズ拾ってきて何か主張したつもりになってる話なんてのは
どうもあまり尊敬する気になれません。

これとは別に、民団が川崎市議会に陳情を出したとのことで、ざっと読んでみたんですが、
これもあまり説得力のある議論というものではありませんでした。いくつか論点をあげてました
が、いずれもなんか抽象的だったり理念的であったりして、実効性のある議論ではありません。
「納税義務の範囲に含まれているのであれば、その税金の使い道について意見を反映させる
回路を有する立場を保障されるべきだ」とか書いてますが、「“べきだ”じゃねえだろ」って
感じで、納税と参政権は関係ないという意見に対するなんらの反論にもなっていません。

卑近な例をいいますと、私はNHKに半ば強制的に金を払っていますが、NHKが何に金を
使うか使い道について意見を反映させる回路を有する立場を保証されるべきですか? 違い
ますね。なぜなら私が払っているのは電波の受信料であって、NHKの経営に参加させてもらう
ための金ではないからです。金払ってるからと言って経営に参加させろというのは雑な議論だと
思います。こういう議論でゴリ押しするってのはどうもこのガイジンは図々しいガイジンだな、
という気分になりますね。

そういえば、外国人参の地方政権付与は憲法違反でないって判決傍論書いた元最高裁判事が、
いまごろになって「あれは強制連行された朝鮮人だけの話だ」とか「一般永住者に選挙権を即
与えることは全然考えていなかった」とか「法案を政府提出とすることには賛成できない」
なんて言い出してるんですが、ホントいい加減にしろって感じです。

最高裁判決の傍論として書かれたものは、法的拘束力はなくても社会的威力を発揮します。
それは、とにかく文言どおりに解釈されるわけで、いまさらそんなつもりじゃなかったとか
言っても手遅れです。上記の陳情書もこの意見を2番目の論拠に押し出しています。

この傍論の説が「すべての在日外国人に参政権を与える」のが合憲というふうに解釈されるのは
自然な流れで、それだったら在日朝鮮人や中国人はもとより、在日アメリカ軍人とその家族や、
さらには北方領土のロシア人にも日本の参政権を与えるのが妥当、みたいにどんどん拡大したって
論理的にはおかしくありません。

まあ、絶対ないとは思いますけど、思考実験のレベルで、もし北方領土のロシア人が「日本の
参政権をよこせ」って言ってきたらどうするんですかね? 断ったら「あ、じゃあやっぱり
北方領土は日本じゃないってことでいいですね?」とか言われちゃいそうです。竹島でも同じ
現象が起こる可能性がありますね。韓国人が竹島に100万人ぐらい住民票を移して、島根県の
選挙に参加させろって言ってきたらどう返答するんでしょうか。

とにかく、こういう迂闊な論は、出してしまってからどんなふうに展開して実社会に影響するか
わかんないわけで、危機が現実のものになってからご都合主義的にコントロールできるものでは
ありません。だから普通はこの手の話には慎重になるわけなんですが。
実際にそのときになって「そんなつもりじゃなかった」とか言って慌てても遅いって感じです。
言ったら言ったで自分の論には責任をもつべきです。ほんとこういう中途半端なリベラル指向の
人って困ったもんですね。どんなムチャな主張をしても、大人のひとたちが日本の根底の部分は
ちゃんとしてくれるに決まってるから大丈夫、とか子供みたいなこと考えているとしか思えません。

日本はこれから、韓国の言うとおり「三等国家」への道を転がり落ちていく国です。先進国と
しての理想なんて寝言言ってる場合じゃないってことにそろそろ気づいて、いろいろと備える
べきですね。



冤罪の責任

2010-02-15 00:52:47 | Weblog
そういえば、足利事件で検察の謝罪があったとか報道されてましたが、これはどうなんでしょう。
基本的には、稚拙なDNA鑑定の結果を盲信というか、中途半端に科学的でその実データの見方を
ぜんぜん心得ていないのが大間違いだった訳ですが、それ以前に被告側にも大いに問題があった
ような気がしますよね。

なんで犯人でもないのに「やりました」とか軽々しく自白するのか。まあ自白に依存しすぎる
日本の制度にも問題アリアリでしょうが、「やりました」とか言ったらそりゃ犯人にもされるわな、
とか思います。

私はてっきり、暗い部屋でなんか髪の毛とか掴まれて机にガンガン叩きつけられて白熱電球の
スタンドかなんか押し当てられて24時間寝かさないで「吐け――ッ!」かなんか言われて親とかの
写真を踏みつけることを強要されたりなんかしたり、何か痛いことしたりとかそういう感じで
無理矢理自白させられたのかと思ったらわりとそうでもないみたいで、この人どうも強く言われる
と白状しちゃうタイプの人みたいですね。私は最初ちょっと知能に発達障害があるとか高機能
自閉症の人かと思ったら特にそうでもないみたいです。とすると何%かは自己責任がある気が
しますね。とはいってもそれで17年半というのはあまりに重いですけど。

まあ、それでも取り調べの極限状況に置かれたらどうなのか、自分だったらやってもないのに
白状とかしなかどうか、やってみないとわかりません。オウム真理教の連中は多くの場合黙秘を
通してますから、人間ワザで耐えられない拷問とかはしないと思うんですけどね。どうも最近
「オイコラ」とか言ってすぐタイホされちゃう世相になりつつある気がしますが、あまりそういう
シチュエーションには置かれたくないものです。

外国人参政権付与・その2

2010-02-01 00:45:58 | Weblog
このところ外国人参政権の問題でいろいろニュースとか読んだりしていますが、
「在日外国人も税金を払ってるから参政権を供与するべき」と言ってる人って
今でもけっこういるんですね。これはちょっと意外でした。
なぜなら、参政権の根拠を「税金を払うこと」とすると、「じゃあ税金を払って
いない人には参政権を与えなくていいんですな!?」ということになっちゃうから
です。
また、そうなると「未成年も税金払って奴もいるのに参政権がないのはおかしい」
ということにもなりますね。
しかしまあ、社会科学には絶対の原理なんてありません。世の中がそうなったら
それはそれでアリかもしれません。いっそのこと、「参政権の根拠は納税額」
ってことにしちゃうのもいいかもしれません。貧乏人は参政権没収というのも
時代の要請ならしょうがないでしょうね。

さらに進めて、「地球上のどこに住んでいても日本に税金を払っていれば参政権
あり」ってこともいいかもしれません。日本に一定金額の税金を払っていれば、
親日国家だろうと反日国家だろうと参政権を与えるとか。参政権の輸出ですな。
これで財政問題も解決です。

ところで、「外国人参政権付与が違憲でない」という説をとなえて、裁判所の
判決傍論の論理的根拠となったといわれる中央大の長尾一紘教授が、理論を
ひっくり返したそうですね。


>>外国人参政権をめぐる長尾教授インタビュー詳報「読みが浅かった」
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100128/plc1001282154020-n1.htm

なんかもう、いろんな意味でバカじゃねえのとか思います。憲法学者ってこの程度
なんでしょうか?
いやしくも学者だったら、自分の唱える理論と心中するくらいのガッツがなくて
どうしますか。「解釈上は許容説でも、政策的に導入には反対」ってなんだよ、
って感じですよね。
自分が反対する理論を学術的立場として唱えるってのはどうなんでしょう。自分の
理論が机上の空論だってことでしょうか。なんだかよくわかりません。「リベラル」
な立場で国が傾くようなことを言ってても、保守勢力ががんばっててくれるから
大丈夫とか考えていたんでしょうか。なんか親に食わせてもらっていながら家を
出るつもりもないのに反抗しているドラ息子みたいですね。

まあ、今回の国会で決めるつもりだった首領様のオザワさんがどうも旗色悪いので
流れちゃうかもしれませんが、日本国民てのは国を運営していくつもりも資格も
ない奴が多いみたいですから、もういっそ政治とか全部外国に外注に出しちゃえば
いいんじゃないですかね。

外国人参政権

2010-01-25 00:56:09 | Weblog
同人誌作ったりドラクエやったりしていたら半年ぐらいあけてしまいましたか。
困ったもんですね。

で、なんでも朝日新聞で外国人参政権付与に対して賛成が60%という結果だった
そうですが、ホントなんでしょうかね。どうも脳天気な国ですね日本は。

私は地方参政権といえども外国人参政権付与には反対ですが、こういう重大な
権利移譲に安易に賛成するような国はもーいいから何世代先までもその間抜けさの
代償を支払い続けるしかないねえ、などと思います。

だいたい、参政権付与に賛成する意見というのがどうにも納得できません。

まず、オザワ氏は、特に在日韓国朝鮮人への参政権付与につき、
「(参政権付与)により日本に対するわだかまりも解け、結果として帰化も促進され、
本当によき日本国民として、共生への道が開かれる」などと書いているようですが、
なんで外国人に参政権を与えると帰化が促進されるのかさっぱりわかりません。
むしろ、永住在日外国人という中途半端な状況を固定化されるよくない制度だと
思います。

あと、参政権付与賛成派がよくいう話で、在日韓国朝鮮人は日本の強制連行に
よって来日したのだから参政権があって当然だとかいう意見があります。
この根拠自体については私も賛成です。原口総務相なんかもこういう発言をして
いますが、これは微妙なところで、これをもって「だから在日外国人全体に
参政権を与えるべきではない」というのか、「だから在日外国人全体に参政権を
与えるべきだ」というのかで全然意味合いが違ってきます。

ハッキリ言っちゃえば、特に韓国朝鮮人については、「自分の意思に反して日本に
連れてこられた人およびその子孫」というのは全体の数%ぐらいしかいないので、
その数%の人および子孫をちゃんと特定して、その人だけに参政権を与えるので
あれば私も納得できます。でも、何だかどさくさ紛れにすべての外国人に、
という話ならそれは違うだろうと思います。

あと、地方だけなら国政に関係ないから大丈夫とかいう政治家がいますが、
そういう人は「地方主権」という言葉をちゃんと否定してくれないとダブル
スタンダードですね。

だいたい、今回の法案で一番ヤバいのは韓国関係ではなく中国人です。
本国で選挙権がないのに日本に来ると選挙権がもらえるという妙な感じに
なりますし、移民をたくさん入れたヨーロッパの国なんかをいろいろ調べて
みると、ろくな事になってませんね。

外国人に参政権を与えるのは先進国の条件だとかいう人がいますが、それ誰が
決めたの? とか言いたくなります。何か「先進国」としてすべからくあるべき姿
みたいなものを勝手に設定して、なんだか歴史はすべからくそっちに向かって
進むなんていう発想自体ドグマギーってやつですね。

この権限移譲は、いったん行ったら二度と後退はできません。いいんでしょうかね
こんな安易な「友愛」だとかそういうことで決めちゃって。

てなこって。




ホエールウォッチング

2009-08-09 02:45:01 | Weblog
ありゃ、同人誌とか作っていたらまたかなり放置してしまいましたか。
まあいいけど。同人誌できましたよ。なかなかいい出来だが、武器とかの
本だからあまり売れんだろうな。


で、先日、北海道の標津方面に行ってきました。これで6回目ですかね。

今回はおくさん友達にホエールウォッチングに連れて行ってもらいました。以降、
メーリングリストに書いた内容のコピペに近いんですが、生まれて初めてマッコウ
クジラを素で見ました。

行ったのは北方領土と北海道の間の日露領海の境界線のあたりみたいです。本当は
1日のみの予定だったんですが、初日は曇っていてクラゲが何匹かぷかぷかしている
程度で何も見られませんでした。体感気温は9度ぐらい(主観)で、救命胴衣と防寒
ジャケットを着ていても寒かったですね。

で、今年のウォッチングは終わり、という筈だったんですが、おくさん友人がホエール
ウォッチングの会社とつきあいが深いようで、翌2009/08/01に(タダで)もう一度
乗せてもらったら出るわ出るわ。マッコウクジラの潜水シーンを8回ぐらい目撃しました。

いやあ大したもんだ。あんな巨大な生物が日本の近海をうろうろしているというのは
なんだか不思議な気分ですねえ。まあ、よくいる「鯨を見て涙ぐんだりして人生観が
変わりましたとか言ってる人」ほどではないけど、けっこうインパクトある体験でしたね。



マッコウクジラという生き物は、潜水艦型の生物で、水面でハァハァ息を整えて酸素を
取り込み、えいっと潜って深海イカをつかまえて食べる、ということを一日中やってる
そうです。そのハァハァが特徴的な噴気となって遠くから見えるので、いそいで近く
に行って見学するわけですね。
なんで特徴的なのかというと、マッコウは鼻の穴がひとつで、左側だったかのかなり
斜めのあたりについているため、噴気が斜めにあがるそーです。



ただマッコウは、ハァハァする以外別に海上に興味はないので、あまり動かず海面
ギリギリに背中の一部を出しながらひたすら噴気をあげ、息が整うと一瞬尾ひれを空中
にあげて一気に潜っていきます。マッコウのカメラマンはその瞬間が気持ちイイみたい
です。

いったん潜ったマッコウは、最大深度3000メートルぐらいまで(今回行った海はせいぜい
深さ2000メートル弱だったが)潜り、30~40分ぐらいは浮上してきません。

ただ、今回のヲッチングで、ちょっと変わった動きをしたのが一頭いまして、どうも
われわれの船に不快感をもったらしく、海面に頭を出してこっちを見たっぽいです。
これはスパイホイップと言うらしく、シャチやイルカはさかんにしますが、マッコウの
スパイホイップはあまり見られない行動らしいです。



ちなみに、シャチは背ビレで個体識別をするとのことですが、マッコウは尾ヒレの形態
や紋様などで個体識別をするらしいです。

本気でクジラを撮るつもりのひとは、かなり長い望遠レンズと、モータードライブ並みの
連写機能をもったカメラ必携みたいですが、私はいつも料理とか撮ってるオリンパスE500
に最大90ミリ相当の標準ズームという安い装備だったものでかなり苦戦しましたね。
フィルム時代のペンタックスだったら300ミリまでは揃っているので、デジタル一眼の
ボディがあればけっこう勝負になると思うんですが。


インフルエンザのバタバタ

2009-05-25 00:44:20 | Weblog
ちょっと気を抜いたら3ヶ月滞りましたが気にしません。

さて昨今の事件としてノムたん死んじゃったり私自身が転居したりと
いろいろありましたが、現時点で自分に影響がある問題としてはやはり
インフルエンザでしょうかね。

ここんとこニュースなんかでもやたらインフルエンザのことばっかりで
食傷気味なんですが、私の勤務先なんかでは首都圏に患者が出たら
マスク通勤義務化とか罰ゲームみたいなオフレがでているので安穏として
いられません。

そもそも、今回の騒ぎは日本がアメリカ様に尻を叩かれてカイシャの
すべては株主様のためのものというJ-SOX法の整備かなんか進める
ハメになり、その結果として多くのカイシャでリスク管理とか事業継続性計画
とかを明確に文書化することとなったという流れがあり、その一環で
伝染病対策もちゃんと文書化しなくちゃなんなかった手前、実際に状況が
発生したらついこの前書いた文書に従わない訳にもいかず、かくして
こういう騒ぎになっちゃった、という感じでありますが、なんか誰もこの点
指摘していないのは不思議でありますなあ。私が知らんだけかな。

まあ、こたびのインフルエンザ騒ぎはたしかに騒ぎすぎだと思うし、どうも
みんな大変だたいへんだとか言いながら顔は笑っていたりするわけで、
まあ罹患しても死にゃしなさそうだしぃ、という「伝染病大変だァごっこ」で
大騒ぎしているっぽい気がします。

将来ホントに発生するであろう深刻な伝染病に備える演習としては、まあ
いいんじゃないかな、というのが大半の人々の感覚じゃないっスか?
私だけですか? 問題は6月上旬に、いまWWFのメンバーのひとりがタイワン
に赴任しているんで、ちょっと旅行に行くつもりなんですが、それまでに
ブームが去っていてくれればいいんですけどねえ。

てなこって。

エンコリとか裁判員とか

2009-02-23 00:38:25 | Weblog

どうも過去のアーティクルで大きな写真を使うと、テキストの1行が長くなって
読みにくいですな。しようがないからとりあえずメールみたいな自分で改行
入れますか。あんまり好きじゃないのだが。

さて、このところの近況ですが、まずエンジョイコリアがいきなり潰れちゃった
のでガッカリですね。ここには料理の写真とかたくさん投稿していたのだが。
デイリーベストとか何度も取りましたよ。こういう掲示板ポータルの消滅を見る
のはもう何度目かという感じですが、いつもなんだか切ない気がしますね。さて
これからはどこに投稿しようかな。今のところGoコリアがヒット数多そうな感じ
ですね。

あと、今週のニュース見ていたら、なんか裁判員制度についていろいろ報道して
いましたね。私はぜひともやりたい派です。現在の業務はこれに近い感じの業種と
いうこともありますが、うちの上長もやらせろ派とのことですねえ。
なんか自分が人を裁けるかとかなんとか言う人がいますが、そういう人はなんです
か、カイシャで自分の部下が不正や背任をしていたら告発したり人事的なペナルティ
の判断とかしないんですかね? 坊さんとかも人を裁くことはできませんとか
言ってましたが、弟子とかが明らかにあるまじき所行に及んだら破門だとかなんか
こう裁く系の判断は「できないのじゃ」とか言っておとがめ無しなんでしょうか。
んなことはありませんね。人間の社会システムというのは、人が人を裁くことに
なってるんです。

まあ問題はドシロウトが重大事件に関わるということで、正確な判断がつかな
かったり、判例とか知らなかったり、法解釈ができなかったり、裁判官が強く
言ったら従っちゃったりしそうな感じでいろいろ問題が生じそうですが、これが
いい制度かダメな制度かやってみないとよくわかりません。だいたい第一審だけ
じゃまああんまり関係ないでしょうね。今まではあまり覆らなかったとか言って
ますが、それは裁判員制度がなかったころの統計なのでこれからどうなるかわかん
ないですしね。まあ私だったら、たぶん法律の条文に忠実に判定すると思います。
判例はあまり気にしません。ダメですかね。