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Mikuのブログ

難民問題が激化。イギリス人の過半数がEU脱退を望む

2015-09-17 23:17:44 | 国際ニュース・国際問題


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10172

欧州の難民問題が、欧州連合(EU)の結束に影を落としている。


◎イギリスはEUを脱退するか?

イギリスは2017年末までに、「EU加盟国であり続けるべきかどうか」を決める国民投票を行う予定だ。

英デイリー・メール紙がこのほど行った世論調査によると、もしこの国民投票が近日中に行われた場合、イギリス人の51%が「EUを脱退すべし」という選択を することが分かった。欧州で悪化する難民問題を見たイギリス国民の間で、EU懐疑論が日増しに強くなってきているのだ。


◎ドイツが国境検査を再開

また、今年だけで45万人もの難民を受け入れてきたドイツも、「限界に達した」として、国境検査を再開することを発表した。

EU加盟国はシェンゲン協定により、入国審査なしで国境を越える権利を基に、「国境のないヨーロッパ」を築いてきた。しかし、あまりにも多くの難民が国に流入してくる事態を憂慮したドイツは、シェンゲン協定を一時的に履行停止する決断を下したのだ。

もっとも、シェンゲン協定は「非常事態に国境検査を一時的に再開することも可」とするため、必ずしも協定に違反しているわけではない。


◎難民問題がEUの結束を弱める

EU各国では、難民の受け入れに反対する右翼団体が台頭し始めている。また、こういった団体に所属しない一般市民の間でも、「国の文化や社会が変わってしまうのではないか」と心配し、難民受け入れを制限したり、EUの脱退を主張する人もいる。

EUはすでにギリシャの財政問題で国家間に大きな溝が存在することを露呈したが、今回の難民問題はその溝をさらに広げることになるかもしれない。
現に、ドイツは他のEU加盟国にもっと難民を受け入れるように要請しているが、特に東欧州の国々は、受け入れを拒否している。

EUはこれまで、国家意識を否定することで「統一された欧州」の理想を掲げてきたが、「難民問題」という「現実」に直面して、その国家意識が少しずつ蘇ろうとしている。EUという文明実験が失敗したことに世界が気付くのは、時間の問題なのかもしれない。


◎終わりが見えない中東の紛争

難民問題の根本にある中東の紛争は止む気配を見せない。宗派や民族間の融和を基にした解決も、長期的なものであり、目の前の難民問題を解決する糸口にはなりにくい。

トルコや一部の識者の間では、シリア国内に飛行禁止空域などを基にした「安全区域」を設け、アサド政権やイスラム国から難民を守る考えが出ている。これは、湾岸戦争の後、アメリカがイラク国内のクルド人をサダム・フセインから守るためにやったことと似ている。

そのような安全区域に難民を移住させて、彼らの生活を保障するためには、国際社会が一丸となって取り組まなければならない。長年、中東の紛争を手放しにしてきた国際社会だが、地域の安定に尽力すべき時が来ている。(中)

 

【関連記事】
2015年9月4日付本欄 ヨーロッパに殺到する難民 難民問題の根本対策は安全保障の確立にある
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10134
2015年7月30日付本欄 もう一つの欧州危機は、年60万人の難民
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9985
2015年8月29日付本欄 「親日移民」が日本を救う - 幸福実現党の設計図2025
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10057

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堤防決壊の原因!? 太陽光パネルは安全か アメリカでは死者も

2015-09-17 23:15:21 | 原子力発電・エネルギー問題


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10171

関東・東北豪雨で、茨城県常総市付近の鬼怒川の堤防が決壊した際、太陽光発電に使うソーラーパネルのことが話題になった。決壊場所は、周囲に比べ2メートル ほどの高さが設置業者によって削られていたため、当初、「ソーラーパネルのせいで決壊したのでは」とささやかれていた。

実際に決壊したのは、その下流からだったようだが、同地点でも川の水が溢れていた様子が、上空から撮影された映像で確認されている。昨年のパネル設置工事の最中、周囲の住民から通報を受けた市の担当者が業者に指摘し、土のうで補強していたというが、果たして高さや強度は十分だったのだろうか。

エコなエネルギーとして期待された太陽光発電。そのソーラーパネルが全国に普及するにつれて、リスクが目立ってきた。

まずは、感電の危険性だ。今回の豪雨では、一般社団法人・太陽光発電協会が、水没したソーラーパネルに近づかないよう警告を出した。ケーブルを切っても、浸水していても、太陽光が当たればパネルは発電するため、感電する危険性があるという。

パネルの設置で、土砂崩れの危険性を高めてしまっている例もある。和歌山県では、2011年に土砂崩れが多発したために「地すべり防止区域」として指定されていた山で、斜面を削ったにもかかわらず、その後補強工事もせずにパネルを設置している場所があると報じられた。近くには人が住んでいるという。

事業主の名前が分からない場所もあるという。耐用年数が過ぎて撤去する際、誰が責任を取るのか。パネルの中身には重金属も含まれる。割れて地下水に染み込んだ場合、環境汚染にもつながる。

また、突風で壊れ、周囲の建物を破壊している。8月には福岡県で、突風にあおられた屋上のソーラーパネルが約150枚飛ばされ、パネルが当たった民家が半壊するなどの被害が出た。6月にも群馬県でパネルが約600枚飛ばされている。風に弱いようだ。

アメリカでは死亡事故も起きている。屋上に設置されていたパネルそのものから出火した際、高温でも発電し続けるため、感電した消防団員が何人も亡くなったという。

東日本大震災後、原発は危険だということで、政府は再生エネルギーの使用割合を高める目標を立てるなど積極的に推進した。ただ、原発のリスクに過剰反応して再生エネルギーに飛びついた結果、「安全な運用」への注意が薄れ、人命を危機にさらす事故もひき起こしている。

例えば、山の斜面を削ってパネルを設置したならば補強工事が必要だが、採算が合わないために行われていないケースがある。また、パネルを設置するために木が切り倒され、保水力を失った山が原因で洪水が増えれば、何のための再生エネルギーなのか分からない。

「反原発」を掲げる人には、こうした代替エネルギーのリスクにも目を向け、いま本当に必要な、経済活動を支えるエネルギー体制を真剣に考えてほしい。(居)

 


【関連記事】
2014年9月30日付本欄 いまだに続く脱原発運動 大局観のない元首相が叫ぶ「原発ゼロ」にこそ終止符を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8509
Web限定記事記事 太陽光、風力…自然再生エネルギーは救世主たりうるか-エネルギー政策の基礎知識
http://the-liberty.com/article.php?item_id=2900
2011年9月11日付本欄 甲子園5個分で3千戸分の"メガ"ソーラー発電所
http://the-liberty.com/article.php?item_id=2828

 

─ ─ ─ ─ ─

山を削って太陽光パネル設置?

日本全国のエネルギーをこれに頼れば・・山という山を削らなければならない。

環境破壊にもほどがある。

景観も損ねる。

原発は空気も汚さない、山を削らない。クリーンなエネルギー。

原発=放射能

安保=戦争

こんな短絡的で勝手な思い込みで即取りやめなどあり得ないし、あってはならない。

中共工作員のこうした簡単な図式を鵜呑みにして踊らされる馬鹿どもが影響できるような余地はない。

 

 

 

 

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日本の魂の象徴――廃館の危機にある「新渡戸記念館」を守れ!

2015-09-17 08:23:35 | 歴史・歴史問題・戦争

[HRPニュースファイル1492]http://hrp-newsfile.jp/2015/2404/

文/幸福実現党・青森県本部副代表 三國佑貴

◆日本の誇りのために闘い抜いた国際連盟の良心「新渡戸稲造」

1899年(明治32年)新渡戸稲造は、『Bushido ― The Soul of Japan 』(『武士道』) を著し、日本人の精神的な高みを世界に知らしめました。

そして、日本の文化水準を低く見ている西洋諸国に対して日本の誇りを示し、世界中で反日の嵐が吹き荒れる中、国際連盟の良心として、命が尽きるまで闘いを続け、太平洋の架け橋となり続けたのです。

新渡戸稲造、その父 新渡戸十次郎、祖父 新渡戸伝(つとう)の御魂が、青森県十和田市の太素塚(たいそづか ※新渡戸家三代のお墓)に祀られています。

不毛の荒野であった十和田市・三本木原を開拓した父と祖父、そして、国連事務局次長として世界正義の実現に尽くした新渡戸稲造の業績を顕彰する目的で、新渡戸記念館は、お墓に並立する形で建設されました。

記念館には、新渡戸稲造の遺品や蔵書、愛蔵品など、約8000点の文化遺産が展示されています。

◆新渡戸記念館廃館に揺れる十和田市

現在、その新渡戸記念館が、廃館の危機に直面しています。

※記念館廃館決定、法廷闘争へ 十和田市と新渡戸家、深まる対立(産経7/18)
http://www.sankei.com/region/news/150718/rgn1507180044-n1.html

十和田市が記念館の耐震診断を行ったところ、コンクリートの強度不足により危険と判定され、6月末までに廃館、建物を取り壊し、今年度中に撤去するよう新渡戸家に求めているからです。

再調査を市に求めるも、小山田久市長は6月26日、廃館の決議を下しました。

一方的に廃館を決められた新渡戸家は、弁護団を結成。行政訴訟に踏み切り、青森地裁に提訴、法廷闘争へと発展しています。現在、新渡戸家は、十和田市に対して全面対決の姿勢を示しています。

代理人の松澤弁護士は、「急いで取り壊しが必要なほど本当に危険な建物なのか」と耐震性に疑義を示し、記念館の調査では強度的に問題はなく、現地を視察した建築家の話として補強は可能だとしています。

先日、新渡戸家8代目当主、新渡戸常憲館長をご訪問した際に、館長は「稲造と同じように、私も不正に対して、一歩も引くつもりはない」と熱く語っておられました。

また、「廃館の通知は2枚の文書のみ。何の対話もないまま、HPが削除され、電気、ガス、水道等も止めると言ってきた。あまりにも理不尽な対応。地域の文化や歴史を後世に遺していくということに関して、何の配慮も感じられない。」と怒りを露わにされました。

いま、新渡戸家の方々の訴えは、全国の有志の方々へと広がっています。

新渡戸記念館 HP 「新渡戸記念館休館の経緯と現状ならびに諸問題について」
http://www.nitobe.jp/  ※十和田市長宛ての抗議署名活動を展開中。

十和田市と「武士道の源流」となった新渡戸家の争いは、市政を超えた、国家の未来に関わる重大問題です。

◆武士道精神を未来に

太素塚を守る新渡戸家の皆様には、決して信念を曲げない稲造先生の遺志と共に、勝訴を勝ち取って頂きたいと強く祈念します。

そして、市政が、命を懸けて日本を守ってきてくださった先人の方々の歴史を葬り去り、国家の誇りに傷をつけるような悪を犯させないよう、武士道精神を後世に伝えていって欲しいと思います。

どうか、日本の未来を憂うる有志の皆様の応援をお願いします。

【参考】
・新渡戸稲造著「武士道」
・産経ニュース2015.7.18
・河北新報 2015.5.29 / 6.03

 

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