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Mikuのブログ

「他惑星で独裁政府を倒す方法」 宇宙時代の政治学が研究されている

2015-09-14 08:15:24 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10163

他の惑星への移住といえば、テクノロジー面の課題が注目されやすいが、一歩先んじて、「他惑星での政治のあり方」について真剣に討議している組織がある。

英国惑星間協会は、宇宙開発を支援する世界最古の組織であり、宇宙工学、宇宙開発の推進に学術誌も発行している。

英BBCの記事によると、今年の6月には科学者、技術者、社会学者、哲学者、作家等が集まり、「他惑星で生まれた独裁的な政治体制をどのように打倒するか」 というSFのようなテーマで議論がなされた。独裁といってもエイリアンによる独裁ではなく、人間が移住した先の惑星で人間がつくった政府による独裁体制のことだ。


◎空気や水を押さえた勢力が独裁化?

他惑星で空気や水が豊かでない場合、その供給源を押さえた者が権力を容易に握ることができる。その点、地球とは政治の前提が大きく異なる。

そして、もしその独裁政権を打倒しようとする勢力が革命を起こせば、共有の居住空間が破壊されるなど、その惑星の住民全員の命にかかわる被害が出かねない。

また他惑星では、企業も、より専制的になるかもしれない。その中でもし労働者がストライキなどを決行すれば、真空空間に出る扉の前に連れて行かれて、「ここから先に行くか戻るかは君次第だ」などと脅されるかもしれないのだ。

特殊な環境下では、奴隷制も生まれやすいが、その中で個人の自由を最大限に守りながら色々な可能性も模索していかねばならない。このように宇宙に出る前には様々な想定をしておく必要があるのだ。

この会議の内容はエッセイにまとめられ、発行され、未来の宇宙旅行者のマニュアルとなる予定だ。


◎宇宙スケールの哲学が必要

実は、この会議は今年で3年目を迎える。

1年目は、「地球外での自由とは?」がテーマで、惑星上での自由、法治、民主主義、土地所有、独裁、宇宙植民地の独立性、地球外での憲法などが話し合われ た。2年目は、「地球外での人類の政府」というタイトルで、宇宙での自由を最大化する政治・経済システム、憲法、宇宙での法と治安維持システム、刑務所と法が討議された。

そして今年は、その人類の政府が専制化した場合、どう転覆するかを話し合ったわけだ。

場所が変われども、人間が複数いれば、思想の違いが現れ、統治の問題は必ず出てくる。地球では、まだ宗教の違いが政争の原因となっている。しかし、地球外に同じ過ちを持ち出さないためにも、今後は宇宙時代のスケールの統治の哲学が必要となるだろう。(純)

 


【関連書籍】
幸福の科学出版 『ザ・コンタクト すでに始まっている「宇宙時代」の新常識』 大川隆法著
http://www.amazon.co.jp/dp/4863957130

【関連記事】
2015年8月31日付本欄 バチカンの神父「宇宙人は存在する」と公言 信仰と科学の両立が宇宙時代幕開けの鍵
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10121
2015年1月10日付本欄 インターステラーの世界は近い? NASAが金星への移住を検討
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9031
2015年10月号記事 目を覚ませ!UFO後進国ニッポン - 宇宙人との遭遇 - マスコミが報じない真実
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10083

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宗教に所属するとウツになりにくい 海外研究グループが調査

2015-09-14 08:11:54 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10162

ロンドン大学のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスと、エラスムス大学医療センターがこのほど、「人間の幸福を長く持続するためにはどうすべきか」という興味深い論文を共同で米国疫学雑誌に投稿した。


◎鬱病を防ぐ宗教

研究グループは、50歳以上のヨーロッパ人9068人を対象に調査。10年分のデータは、ヨーロッパのSHAREという統計機関が長年蓄積してきたものだ。

その結果、宗教に所属してきた人々は、晩年になって鬱(うつ)になる確率が平均より低いという結論に達したのだ。

米ワシントンポスト紙が取材した、論文の著者の一人であるマウリシオ・アベンダノー氏は「教会は、鬱を防ぎ、晩年になって病気にかかった人々を精神的に支える大きな役割を果たしている」と指摘した。

なぜ宗教に所属していることで鬱を防げるのか。一部には、「必ずしも宗教ではなく、社会活動を通して他人とのつながりを持つことに意味がある」と考える人もいるだろう。

しかし同研究では、政治活動や他の社会ボランティアなどに従事していた人々は、他人とのつながりにより、短期的に精神的な支えを得ることはあっても、晩年になって鬱になる可能性が上がるという結論も出している。

単に、他の人々とのつながりがあるかどうかの問題ではなさそうだ。


◎宗教と心の研究を

では、なぜ宗教を信じている人は長期にわたって幸福を維持することができるのだろうか。同論文は、それは「分からない」としている。

政治団体や社会団体などは一時的なものである反面、信仰は一生人の心に残るものである。しかし、「心」の探求を基本とする宗教が、長期にわたって人々の心を支え続けるということは、考えてみれば当然と言えるかもしれない。

今回の研究結果は、「人とのつながり」や「社会活動」など、目に見えるものだけでなく、目に見えない神仏への「信仰」が人の心の健康に直接影響を与えることを示しているのではないだろうか。

精神科医や医学は、少しずつだが、「信仰」や「心」といった目に見えない領域に踏み入れようとしている。それは、「あの世」や「霊」の真実にたどり着くための第一歩になるかもしれない。科学は、「目に見えないものを見る」ための研究を進めるべきだろう。(中)

 


【関連記事】
2015年8月18日付本欄 信仰とがんの関係についての医学論文発表 積極的な思いはがんを癒す
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10045
2015年8月15日付本欄 なぜ未成年の異常な犯罪が増えているのか 医学では答えられないその原因とは?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10036
2015年7月号記事 HSU論壇 - 「祈りの治癒力」 - 千田要一
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9648

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