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Mikuのブログ

ヨーロッパに殺到する難民 難民問題の根本対策は安全保障の確立にある

2015-09-05 17:33:24 | 国際ニュース・国際問題


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10134

中東やアフリカなどからヨーロッパを目指す難民や移民が急増している。特に欧州連合(EU)の東端に位置するハンガリーには今年、ドイツを目指す難民がすでに15万人以上殺到し、大混乱となっている。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、今年、地中海を渡りヨーロッパに上陸した難民や移民の数は、昨年総数の22万人を超え、30万人以上に上るという。

難民が増加した背景には、イスラム国の台頭や内戦などで、シリアやイラクなどの治安が悪化したことがある。その他にも、バングラデシュやアフガニスタンで起きている飢えや貧困なども原因とみられる。


◎欧州各国が難民対応に追われている

そして、危険を冒して国を脱出した難民が死亡するケースも頻発している。先月27日にはハンガリー国境近くの高速道路に放置された冷凍トラックから、乗り込んでいたシリア難民71人が窒息死した状態で発見された。また同日、シリアなどからの難民を約500人乗せたボートが地中海で転覆し、100人以上が死亡。今年に入り、地中海で死亡・行方不明となった難民は約2500人に上るという。

急増する難民問題に対し、EUはイタリアやギリシャ、ハンガリーに到着した難民のうち、最大16万人の受け入れをEU加盟国で分担する計画であると、9月4日付ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が報じた。計画の詳細は9日に発表される見込みだ。


◎シリア内戦が長引いた原因は、アメリカの軍事不介入

この欧州の難民問題の根本原因をたどると、シリア内戦に関わるアメリカの対応の失敗がある。シリア政府が化学兵器を使用したという証拠が出たにもかかわらず、アメリカが軍事介入に踏み切らなかったために、内戦は泥沼化してしまった。

最近ではアサド政権とシリア全土の半数を制圧したイスラム国が協力し、反シリア政府勢力を潰しにかかっているとの報道もある。2015年4月までのシリア国民の死者は22万人を超えている。


◎日本にも起こりうる難民問題

難民問題は、日本にとっても人ごとではない。朝鮮半島で戦争が起こった場合や、フィリピンや台湾などの日本の友好国が中国の侵略の危機に瀕した場合、大量の 難民が日本に押し寄せることも十分ありうる。また中国が日本に侵攻してくれば、日本人自身が難民になる可能性すらあるのだ。

結局、難民問題の根本的な対策は、各国の外交・安全保障体制を確立することにある。軍拡を続ける中国や北朝鮮をけん制するためにも、日本は安全保障を確立し、周辺国との協力を進める必要がある。それがひいては、難民の発生という新たな不幸を防ぐことにつながっていく。(泉)

 

【関連書籍】
幸福の科学出版 『「集団的自衛権」はなぜ必要なのか』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1213

【関連記事】
2014年4月号記事 アメリカが見殺しにするシリア国民 - The Liberty Opinion 2
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7413
2015年7月30日付本欄 もう一つの欧州危機は、年60万人の難民
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9985

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これぞ歴史認識の政治利用!――あきれた「中国戦勝70年式典」

2015-09-05 17:32:44 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

[HRPニュースファイル1480]http://hrp-newsfile.jp/2015/2387/

文/HS政経塾部長 兼 幸福実現党青年局部長

            幸福実現党東京都第9選挙区支部長 吉井としみつ

◆発言と行動が正反対

3日、中国戦勝70年式典が、天安門広場で開かれました。

習近平国家主席は、演説の中で「中国は永遠に覇権を唱えないし、拡張主義をとることはない」 (9/3読売夕刊)と強調しており、いつもながら、実際の行動とは正反対の内容です。

さらに、「中国軍を今後、30万人削減することを宣言する」と、軍縮を表面上アピールしましたが、これも当然ながら、ただの軍縮ではありません。

ハイテクで効率性を高める軍の近代化へのシフトを意味しており、むしろ軍事力は下がるどころか、強化されていくと考えられます。

日本をはじめ、欧米主要国の首脳は参加を見送りました。

いたずらに「過去」に焦点を当てた行事を危惧したこと、さらには南シナ海での埋め立てなど、力による現状変更への試みへの批判が背景にあることは明らかです。

◆動員に必死だった中国

中国経済に依存するアジアやアフリカの発展途上国の首脳に呼びかけるなど、欧米諸国が参加を見送る中、式典への動員に、中国側は必死だったようです。

特に、ダルフール紛争における戦争犯罪で、国際刑事裁判所(IOC)から逮捕状が出ている、スーダンのバシル大統領も招待(9/3産経)しているほどです。

ちなみに、国連と刑事裁判所との協力は「交渉による関係協定」に規定されています。

国際連合広報センター
http://www.unic.or.jp/activities/international_law/icc/

今回式典に出席した潘基文国連事務総長は、本来であれば、国際刑事裁判所との協力のもと、バシル大統領への逮捕執行を中国にも促すべきですが、特にそうした対応もとらずに参加しました。

◆なぜ、国連事務総長が参加するのか?

式典に参加したのは、韓国の朴槿惠大統領、ロシアのプーチン大統領をはじめ、49カ国と11の国際機関の代表です。

参加の是非について議論が分かれていた、国連の潘基文事務総長も、式典に参加しました。日本政府としても懸念を表明していますが、明らかに抗日戦勝を祝う式典への参加は、国連の中立性を傷つけるものではないでしょうか。

潘基文事務総長は、次期・韓国大統領選挙を目指すのではないかという話もあり、その一環での韓国への「反日親中」アピールなのではないかと勘ぐりたくなります。

◆試される日露外交戦略

一方、中国での式典の前日2日、ロシアのモルゴロフ外務次官は、北方領土問題について「私たちは日本側といかなる交渉も行わない。この問題は70年前に解決された」(朝日9/3夕刊)という発言をしました。

この発言は、プーチン大統領の、北方四島すべてが交渉の対象になるという考えとは異なっていますが、ウクライナ問題を契機に、日本が欧米諸国の対ロ制裁に加わったことに対する、ロシア外務省の厳しいスタンスが垣間見えます。

今回のプーチン大統領の中国戦勝式典への参加にも見られるように、ロシアは、日本と中国を天秤にかけながらの外交をしています。

日本としては、当面はロシアとの経済面の協力を推し進めつつ、北方領土交渉を前進させる機会を探ることが必要です。

そして、ロシアとの関係を深めるためには、アメリカや欧米諸国とは違う、日本独自のカードをどこかで切らなくてはなりません。

◆日中韓首脳会談では、日本側の立場をはっきりと伝えるべき

また、日中韓首脳会談は、早ければ10月末にも開催される見通しです。

中国、韓国としては、自由貿易協定(FTA)の交渉など、厳しい経済面での打開策を期待していると考えられます。

日本政府としては、経済面の交渉カードを切りながらも、安全保障上の懸念や、歴史認識については、日本側の立場をハッキリと伝えるべきです。

中国戦勝70年式典に見られるように、歴史認識問題は、今後ますます政治利用をされかねません。

日本としては、国内外に向けて、誤った歴史認識を正し続けると同時に、外交面ではしたたかに、日本の強みを活かして仲間を増やすことが大切です。

そのためには、様々な配慮だけでは限界があります。やはり、「ほんとうのこと」を推し進めるための、もう一段の勇気が必要なのではないでしょうか。

 

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「中国は永遠に覇権を唱えないし、拡張主義をとることはない」


「息を吐くように嘘をつく」

韓国人に対して言われる言葉ですが、出所はやっぱり支那人です。

いけしゃぁしゃぁと よく言えたもんだ


ウクライナ問題を契機に、日本が欧米諸国の対ロ制裁に加わったことに対する、ロシア外務省の厳しいスタンスが垣間見えます。


ロシア・プーチン大統領も参加して習の隣に立っていましたから、日本は水面下でもいいからもっと強力にロシアと手を結んだ方がいいですね。

なんにしても安倍首相という人は欧米なんですよ。どうしても心の中でこれを超えられないんですね~・・・典型的な日本の2世政治家なんでしょうね。

遠い過去世は大伴家持とか霊査されているようですがザ・リバティでそのことが記事になってます。

かなり安倍晋三という人物を褒めていますが、最後に「家持は剛毅さの一方で、臆病ともいえるほど慎重な性格だったという」と書かれています。

本当にその通りだと思います。

紙面では最後の結びとして「首相として日本の舵を取るならば、安倍氏には家持にも増したバランス感覚が求められる。」となっていましたが、本当にその通りの展開です。

70年安倍談話で様々な保守層からはバランス感覚がいいと絶賛されていましたが、だけどあれが中庸ではないと思います。かなり左へ傾いていました。私てんびん座だから感覚でわかりますwwwあの違和感。

とにかく、かなり臆病さが出ていたように感じます。桜井よし子さんが絶賛していたのには失望を隠せません・・・どうしちゃったんでしょう・・・日本の保守言論。甘すぎる。

対ロシアにしても欧米を伺う。集団的自衛権も安保法制もどこかアメリカのご機嫌取り~というイメージになってしまう。本当はそうじゃないとは思いますよ。当然の流れですから。

中国や韓国には少しは言えていると思えます。真正面からは言わないほうがいいところはあるので、だからせめて70年談話ではビシッと本音を言えばよかったんです。

政治的なものですが、自分の胸中を語るものでしょ。

今の日本は「正しいものは正しい間違っているものは間違っている」と発言しないといけないところにあります。以前の日本とは違うんです。以前はあやふやにして、耐えながらせっせと稼いで国力をつけた。それでよかったのでしょう・・・・。本当は憲法改正くらいはすればよかったんですが。

そう

 

様々な配慮だけでは限界があります。やはり、「ほんとうのこと」を推し進めるための、もう一段の勇気が必要


なんですね。時期的に。




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