Le cheval noir

全然更新できてない…orz

いま、逢いにいきます~⑥予想外の邂逅~

2008年09月19日 23時07分14秒 | Paris旅行2008
ムーランドロンシャン賞を観戦後、スタンドのVIPエリアに戻った私達。すると突然「ザァーーーッ」と雨が降ってきました。メインが終わった後でよかった~。Natagoraちゃんも走り難くなるし、私達も観戦し辛いし。数分後、幸いなことに雨は通り雨だったようですぐにやみ、なんと空には綺麗な虹がかかりました!まさかのリアル「ラ/ル/ク/ア/ン/シ/エ/ル」。



右の上のほうにうっすらかかっているんですが、わかりますか(汗)?
肉眼ではもう少しハッキリ見えていたのですが…

ちなみに左隅の頭だけ写っている人はこの日騎乗停止になっていた某超大物騎手さんです。すぐ近くに座ってました^^;
【クイズ】この方は以前日本にも来たことがあるのですが、誰でしょう?



そしてその後も何度かパドック⇔スタンドの往復を繰り返し、ついに最終の8R。




パドックで最後のルメさんを見送り、若手騎手2人からカメラ目線をゲットし(実際に撮影に成功したのは↑のBadel騎手だけでしたが)、さあスタンドに観戦に行こう!と移動し始めた矢先、後ろからやってきたある紳士が私達を呼びとめました。
見覚えのある顔の輪郭、優しそうな目、黒っぽい髪…


その紳士から自己紹介をうけるまでもなく、私の頭の中ではある結論が導き出されていました。

この方はルメさんのお父様だーー!!!

そして私の予想は外れることなく、紳士からの「私はルメールの父です。私も昔は騎手をやっていました。障害でしたが。」(Fさん訳)のお言葉により予想の確定が決定。
もう次から次への予想外の出来事にワケワカラン状態に陥っていた私は、お父様に日本語で「はじめまして!」と深々と頭をさげていました…。
そしてアワアワする私(と3人)に「ちょっと向こうで一杯飲みながらお話しましょう!」とおっしゃられるではないですか。
もちろん、断る理由はどこにもなくドキドキしながらお父様(以下ルメパパさん)の後をついていった私達。パドック特別エリア内の売店に着くと、

パパさん「さあ、何でも好きなものを頼んでくれていいですよ!」

いえ、そう言われましても(滝汗)
遠慮してマゴマゴしていた私でしたが、パパさんに水をお願いし(日本とは違って水も有料なんです)、5人で「Santé!(乾杯)」!!!
その後、パパさんが来日した時の話や、某有名調教師さん達の若りし頃の面白話を聞かせてくださったり、サ●ソンについてお話させてもらったりしました。
以前インタビューでルメさんがお父様について「僕が子供の頃父のレースを観に競馬場へ行ったとき、父はどこにいてもすぐにわかりました。彼はキングでした!」と話されていましたが、まさに言葉通り。
実際にお会いしたパパさんは全身から何かのオーラが出ているような、とてもエネルギッシュで陽気な方でした。お顔は本当に、本当にビックリするくらいソックリなのですが、息子さんを「静」とするならパパさんは「動」でしょうか…身にまとう雰囲気は全然違っていました。

その後、ドイツのG1を一緒にVTR観戦し(勝ったのは私より1歳年上の仏のVictoire騎手でした!おめでとう!!)、最終Rのルメさんを応援しました。
その後、私達は奥様のご好意によりルメさんご本人とお会い出来ることになっていたのですが、まだ時間がかかるだろうということでパパさんの案内でとある場所へ。
そこには見覚えのある騎手さんが一人いました。





パ、パ、パスキエさんだーーー!!!

見知らぬ東洋の小娘×3の登場に動じることもなく一脚だけあったイスを私達にすすめ(もちろん断りましたよ!)、その後そのイスに悠々と腰掛けリラックスモードに入った彼。それまでも注目はしていたのですが、昨年末の阪神でのはしゃぎっぷり(笑)にすっかり彼のファンになってしまっていた私は、何か、何か言わなきゃ!と焦りまくり、Fさんに頼んで「去年の日本での初勝利観ました!」とお伝えしてもらいました。すると、

「今年もWSJSで日本に行くよ!」

とのお返事。現在パスキエさんは暫定リーディング3位。厳しいんじゃないかなぁとFさんとお話していたのですが、よく考えたら数年前にWSJSに出場した時も彼は3位でした。(去年は1位で出場)最初は私達へのリップサービスだと捉えたこの言葉、本当のことなのかもしれません。12月が楽しみv
そしてもう一人、日本の競馬ファンで彼のことを知らない人はいないであろう、あの人物がこちらへやって来てくれました。





ペ、ペ、ペリエさんだーーーー!!!!

ほ、本物?と自分の頬をつねりたくなるような展開の数々に、もう半分正気を失ったような状態の私達に向かってペリエ先輩は
「コンニチハ!」と笑顔で手を差し出してくれました。一人ずつガッチり握手してもらい感無量…。今日のメインレースを勝った騎手さんにお会いできるなんて、幸せ過ぎます。あ、書き忘れましたがパスキエさんもこの日G3パン賞を勝っていたのですが、丁度奥様とお話させてもらっていた時だったのでレースの記憶は全くありません(汗)
その後、ルメさん待ちの為再び場所移動することになった私達。去り際にその場にまだ留まっていたパスキエさんが名残惜しくなって振り返って「Au revoir!」と手を振ると笑顔で振り返してくれましたv

移動先は関係者退出口のすぐ近く。周りを帰り支度を終えた騎手さん達が通り過ぎていきます。その中には最終Rでカメラ目線をくれたCrastus騎手(②の素敵まゆげさん)とBadel騎手(思っていた以上に小柄な方でビックリ)の姿もありました。私が帰路につくお二人に心の中で「また会えたらいいですね!」と呟いている間に、パパさんは「息子よどこにおるんや~」(推定)と電話をかけていました。

再会まであとほんの少し。
緊張のし過ぎでわき腹が痛くなってきました…




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次回、ようやくロンシャン編最終回です




【ペリエ先輩&パスキエさん関連過去記事】
ここにしか咲かないハナイチリン(10月27日京都8R)
Crazy for you !前編(12月1日阪神9Rほか)
Crazy for you !後編(12月1日阪神11R)

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2 Comments

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某国民的マンガ風のロンシャン編最終回予想 (師匠)
2008-09-21 07:09:20
ついに私たちの目の前に現れたルメさんの手には
「ドッキリ大成功!」
のプラカードが。
「ハッ!!」
と私が目が覚めると、飛行機は日本に着陸するところでした。

…と、僕ならそういうオチにしますが(笑)。

あなたの想像の中の(?)ロンシャン競馬場は、G1でもあまり混んでいないのでしょうか?パドックでもどこでも写真が近いので。

Natagoraちゃんはかわいすぎてヤバイです。

俄然、お土産が楽しみになってきました。
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こら (玄米茶)
2008-09-21 11:24:14
想像の(なわけない!)ロンシャン競馬場はガラガラでした。パドックとスタンドの人の少なさからみるに1000人もいなかったかも…メインでも最前列は余裕でした。

Natagoraちゃんのかわいさはもはや罪ですv

お土産は宅急便で送ったりしませんから。
賞味期限がきれる前に取りにきて下さいね♪
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