呼び名

絵本の中で、

 

「おかあさん」っていうのが出てきた。

 

幹太は、その音が気に入ったのか、

 

「おかあさん」って何度も繰り返して言っていた。

 

 

嬉しくなって、

 

「カアカ（私）のこと、おかあさんって呼んでみて」っていうと、

 

満面の笑みで

 

「おかあさん」「おかあさん」と言ってくれる。

 

 

 

嬉泣。

 

 

 

だけど、どうしても

 

 

「おっかさん」「おっかさん」と聞こえる。

 

 

ちなみに、「おとうさん」って呼んで、というと、

 

「おとっつぁん」「おとっつぁん」になる幹太。

 

 

只今、平成２１年。

 

今もなお、時代劇の世界に生きる幹太です。