忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「法則発見」

2008年10月14日 | 過去記事
■2008/09/21 (日) ガチコメ的「法則発見」1

我妻が「女相撲の永世横綱」(自称)であることは以前書いた。

なんと、オリジナルの「決まり手」を二つ持つ。そのひとつは「かかとのり」である。

相手の足の甲に、己の踵で乗ってしまうという荒技である。この技の実験台にされた「野生の熊」は足の甲が擦り切れて死んだという。私にも仕掛けてくるときがあるが、その際は「だんだんだぁ~~ん♪」というコミカルなリズムに合わせて歩くと、仕掛けたほうの妻が楽しくなって笑ってしまうという弱点があった。しかし、乗ってしまえば、立ち位置が必ず「相手の足の上」であるから、絶対に負けないという「必勝」を確定させる。あの朝青龍でさえも「教えてください!!」と頼みに来た夢を見るほどである。

さて、もうひとつは摩訶不思議な決まり手。その名を「おいてきぼり」という。

なんとも、発想の転換というかコペルニクス的展開というべきか。相手を土俵の中において行ってしまうという、明らかに「相撲のルールの理解が怪しい」妻の成せる大技である。相手は当然ながら、今から「取組」を行うと思っている。

立ち会いのタイミングを計り、まさにいま、はっきょい!のこった!という瞬間、なんと、その場において行ってしまうのである。即ち、はっきょい!のこらない!である。では、なんのためのはっきょい!だったのかと考えている間にもう「おいて行かれている」わけだ。これは寂しい。

これで相手は相撲が取れない。まさに「ひとり相撲」。「相手がなくては相撲にならん」と言われる所以であろう。「手も足も出ない」とはこのことである。

ところで――――

そんな「女相撲永世横綱」(自称)である妻もびっくらぽんの「決まり手」が、最近どうも酷過ぎると思うのは私だけであろうかどすこい。たいまぁごろしぃ~~

「2」へ

■2008/09/21 (日) ガチコメ的「法則発見」2

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http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/080918/mrt0809182108006-n1.htm
<大麻問題、あらためて説明 相撲協会が21日に記者会見>

現時点で記者会見は確認できていない(21日19:40現在)。

ところで、テレビの話だ。

過日の日本テレビでの「スッキリ」、今日のTBSの「サンデージャポン」をみた。いつも見ているわけではないのだが、どこも面白くないので、狂ったようにチャンネルを変えていると、例のあの弁護士が映っていたから少し見た。

で、その両方に「テリー伊藤」氏が出ている。ボケっと見ていると、テリー氏を含むその他の出演者と共に、それはもう「決めつけによる憶測」、また「論点をずらしたイメージ操作」とでもいうべき総攻撃が繰り広げられていた。それはもう、無様なほどだった。

ところで、この日記を読んでくれている人はわかってくれていると思うが、私はロシアという国に対して良いイメージはない。また、日本の伝統芸能である「相撲道」にしても、外国人力士の採用に異を唱えるスタンスである。それは今も変わらない。むしろ、現在の「相撲の不人気」に到る要因であったとさえ考えている。

ここでその「説明」は割愛するが、それにしてもやはり、今回の件は変である。でなければ、私はとっくに「マリファナ露助兄弟」とか「露助に伝統芸能が理解できるはずがない。モンゴル人も帰国させろ。」などと書いていたかもしれない。しかし、「100歩譲っても」おかしいのである。なにかがおかしい。

結果を軽視したことによる「安易さ」を感じる。テレビの電波芸人どもの攻撃性が、それを如実に物語っている。そしてマスコミが一斉に、この「塩谷弁護士」に対するネガティブキャンペーンを繰り広げることが、その「安易さ」の証左ともなろう。

「多数VS個人」

我々は「この図式」に違和感を覚えねばならん。そして、この図式はこれまでも繰り返されてきた「手法」なのであり、およそ民主主義社会で暮らす者としては許容できない卑劣なのである。かつて、漫画家の小林よしのり氏は43団体の市民グループと論争したことがある。論点は「いわゆる慰安婦問題」であった。それ以前からも、それからも「朝まで生テレビ」などという低俗な政治トークショー番組があるが、その図式はあった。

「3」へ

■2008/09/21 (日) ガチコメ的「法則発見」3

冷静に整理してみる。

「塩谷弁護士」は一貫して「これだけ」を語っている。

・本人はやっていないと言っている。
・検査結果は動かないが、その検査が適正だったとは思っていない。
・自分は代理人であり、弁護士である。

これに対する電波芸人の攻撃は無残なものだ。

「オリンピックの選手がドープング検査で引っ掛かっても通用しますか?」
「吸ってないモノは出ないだろう」
「なにがしたいのか?」

あとはもう、個人攻撃、人格攻撃である。あんなもの放送していいのか?

「売名行為か?」

信じられん。そのようなネガティブキャンペーンを張り巡らせておいて、どこの誰に「名を売る」というのか。あの弁護士には何のメリットもないと自明ではないか。それに、だ。これは、あくまでも「イメージ」であるが、オウム真理教の青山弁護士や、山口県光市の安田弁護士などと比して、どれほど「口下手」なのかは周知である。もどかしくなるほど、ちゃんと話せていないし、「ロスで副流煙を吸った可能性がある」などと「迂闊にも」しゃべってしまうほど、感情のコントロールもできていない。まあ、今日の「サンデージャポン」を見る限り、テレビで話すことには慣れたようだが(笑)、それでも「あの人数」である。言いたいことの半分も言えていないと知れている。

「4」へ

■2008/09/21 (日) ガチコメ的「法則発見」4

で、呆れたのはコレだ。
http://jp.youtube.com/watch?v=gKS8kIkfaSg
<タイタン所属・太郎>

書き起こそう。

猿回し:「あのぉ~~ハンバーガーさ、ね?ハンバーガー喰って、ね?太っちゃて、ハンバーガー屋を訴えるじゃないすか?ね?そんなことに、あたなはしたいの?おれ、ほんとにあなたは好きじゃない。わるいけど。好きじゃない。だって、こんな国に、こんなことやりたいわけ?あなた、誰からもらってるの?この金。今日も出演料もらってるんでしょ?え?出演料もらってないの?ああそう、おれ、そういうこと聞きたいんだよ、あなたの、」

久しぶりに真正の阿呆を見た。なんだ、このチンピラ猿回しは。

さすがはサルに喰わせてもらっているだけのことはある。完全に「次郎」に回されているんだろう。弁護士が「テレビ局に依頼されて」出演しているのもわからんらしい。ハンバーガーがどうしたのかしらんが、足らん脳味噌を威張ってないで、サルに礼儀を教わってから出直してこい。ふざけるな。動物虐待が。

それに、隣に座る「芸人女医」もそうだ。

なにが「テレビ出てる場合じゃない」だ?貴様、これほどの医師不足に、そこでなにをしとるんだ?それこそ「テレビ出てるヒマがあったら」患者を看んかい。中途半端なルックスで持ち上げられているからといって、いつまでも調子に乗っているところ申し訳ないが、いい加減、貴様なんぞ消耗品に過ぎんと自覚したらどうか。ふざけるな。この電波売女が。

それに「若の鵬」と混同して攻撃するなど、正気の沙汰か?視聴者を勘違いさせたいのか?

「関係ない話」で優位に立とうなど、その破廉恥さはどうだ。ならば、この猿回しは以前、同番組で「秋葉原の無差別殺人」を取り上げた際、

猿回され:「まー、あのー私はですねぇ、犯人が歩行者天国でやったことが許せないんですね。歩行者”天国”(天国を強調して)じゃないですかぁ。えー、人と人の壁をねぇ、とっぱらう所ですよ。そんな場所にね。あのーいわゆる格差を感じたとか彼は言ってますけどもぅー、そんなね、社会に不満があるなら、国会議事堂にぶっこめばいいんですよ、トラックを、」

と発言したが、それはいいのか?

日曜日の昼間、テレビで、

「社会に不満があるなら国会議事堂にトラックで突っ込め」

とのたまう「チンピラ猿回され」を放置していていいのか?

「5」へ

■2008/09/21 (日) ガチコメ的「法則発見」5

また、「あたご衝突事件」の際、当時まだ「2名が行方不明」であるにもかかわらず、同番組内において中川翔子なるタレントが、

「死ななくてもすんだ2人が死んでしまって・・・」

と発言した際は謝罪させたが、明らかにこの「チンピラ猿回され」のほうが悪質であり、作為的ではないか。「あたご」の事件では、それ以前にも自民党の代議士が「生きてるとは考えにくい」と言って叩かれていたが、この「次郎の扶養家族」は、己の主観として「社会に不満がある奴は国会議事堂にトラックで突っ込んで死ね」と言い放ったわけである。どちらが低俗なのか、どちらが社会に悪影響だったのかは言うまでもあるまい。

ほんと、テレビは無くなってほしいと思う今日この頃、ええと、話を戻す。
o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

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http://news.livedoor.com/article/detail/3819458/
<露鵬の代理人「塩谷弁護士」のハチャメチャ活動歴>

完全に「イメージ操作」である。本当にマスコミというのは「ゴミ」なんだろう。

「ルーシー・ブラックマン事件や出会い系サイトの弁護もしていた!!」

だから、どしたんだ、阿呆が。

<92年から2000年にかけて女性10人に乱暴し、英国人のルーシー・ブラックマンさん(当時21)ら2人を死亡させたとして準強姦致死罪などに問われた元不動産会社役員の織原城二(55)の弁護だ。この“ルーシー・ブラックマン事件”を審理していた東京地裁は、昨年4月に9件の事件を無期懲役とする一方で、ルーシー事件を無罪とした。この時、塩谷弁護士は「ルーシーさん事件は証拠もなく、無罪は当然」と断じた。事件は控訴されている。>

弁護士の仕事ぢゃないか。検察の不備をついて無罪を勝ち取っただけの話ぢゃないか。なにかおかしいか?この事件については、ちょっと調べればいろいろある。是非、調べてみてから判断してもらいたい。

「6」へ

■2008/09/21 (日) ガチコメ的「法則発見」6

「ゲンダイ」の意図は、例えば「山口県光市の安田」なんかを思い出してほしいわけだ。「ドラえもんが何とかしてくれると思った」という衝撃的で、腹立たしくて危機感を煽る事件を彷彿とさせたいのだ。当たり前だが、まったく異なる種類の事件である。それに、だ。

<出会い系サイト業者の弁護もやっている。業者が大量の携帯メールを送信したことで、通信設備に支障が生まれたとNTTドコモが送信禁止を求めた裁判で、横浜地裁は01年10月に送信を1年間禁じる仮処分命令を出した。>

この裁判を塩谷弁護士はこう「弁護」した。

<塩谷弁護士は「ドコモは大量メールを業者に送信してもらうことで、巨額の利益を得ている。そうやって利益を得ておいて、世間の逆風を感じたとたんに業者側に責任を持っていくのはおかしい」と主張した。なかなか面白い理屈だと思う。>

「面白いかどうか」はどうでもいい。見出しの通り、塩谷弁護士が「ハチャメチャ」かどうかを書け。この理屈のどこが、どう「ハチャメチャ」なのか書け。それとも「出会い系サイト」の弁護をすること自体が「ハチャメチャ」であるというか?ならば、おまえが「はちゃめちゃ」だ。次郎のとこ行って、猿回されと一緒に「反省」してこい。

<また、所属する第一東京弁護士会から98年6月に戒告処分されている。 その発端になったひとつは、顧問をしている会社から事務所の明け渡し相談を受けてアドバイスしたこと。その中身は、(1)入り口に南京錠を取り付ける(2)立ち入り禁止の紙片の貼付(3)通電の停止。>

10年前の「戒告処分」を掘り出して「ほら!ほら!♪」とやっている。だから、「弁護士としてアドバイスするのは適切でない」として戒告処分されたんだろ?それに犯罪でもないし、探せばそのくらいあるだろう。何を喜んでいるのか。

そして、極めつけはコレだ。

<司法界に詳しいジャーナリストはこう言う。
「いわゆるヤメ検上がりですが、東京地検特捜部での勤務経験はなく、通常の事件を扱う捜査検事。“人権派”ではなく、有名事件や話題になりそうな事件を積極的に扱う“出たがり屋”ですね」>

明らかなレッテル張り。私の中では、これにじっと耐える塩谷弁護士の評価は上がる。それに、この「司法界に詳しいジャーナリスト」とは、こらまた「信憑性のある情報源」であるな。さすがはゲンダイ。次郎のところに行け。

「7」へ

■2008/09/21 (日) ガチコメ的「法則発見」7

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北の湖元理事長はマスコミとの間に軋轢を生じていた。相撲協会も「時津風部屋リンチ殺人」から「朝青龍問題」に続く「ロシア人力士(外国人力士)の大麻問題」に頭を抱えていたのだろう。角界以外のところから人材を連れて来て「外部調査委員会」などを設置したことも影響したのかもしれん。ともかく――――――

あっと、

これは私の主観だが、、、、

要するに、だ。

内ゲバである。

マスコミべったりの協会内部の人間と、保守的で閉鎖的な相撲界の間での内ゲバである。誰がどうとか、アレがどうしたではない。私もメタボリックだが、「相撲道」に対してとくに興味はない。太ったおっさん同士が「どすこいどすこい」やっていればいい。このロシア人力士にも「がんばってほしい!」などとは露ほども思っていない。

だが、マスメディアの横暴はムカつく。

国民を舐めているからだ。自分たちの思うように扇動できると高を括っているところが、非常にムカつくのである。63年間、この程度の奴らに「いいようにされてきた」と思うと、ハラワタが煮えくりかえる思いである。想像してみよ、

「あの弁護士、ただの出たがり屋だと思うよ、過去の事件なんかも、相当にハチャメチャだしねww売名だよ、金もらってるんだよ、それだけ、例えばね、ハンバーガーってあるぢゃん!」

などという会話が日常で行われると思ってやがるわけだ。腹立たしいでしょ?

単純な法則である。

法則1:「マスメディアに持ち上げられている人物(物事)には気を付ける」
法則2:「マスメディアに叩かれている人物(物事)は自分で考えてみよう」

そして、コレがいちばん大事だ。

法則3:「たかが、テレビぢゃん」

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