忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ホンマにご無沙汰でした。コメント、メールくれた方、ありがとうございました。いや、それというのもね・・

2014年02月13日 | 過去記事



実は職場が変わってしばらく経つ。

現在の職場に転勤したのは2か月前、そこに部下というかアルバイトの男性、フリーターがいる。とある日、彼の親父さんが仕事場に来ていた。来客もあって忙しかった私は普通に仕事をしていたわけだが、その親父さんは息子と何やら話して出ていった、と思ったら入り口付近にまだいて、私のほうにちょいちょいと手招きしている。

ははん、なるほど。そういえばひと月ほど前、あんたの悪餓鬼は警察のお世話になった。その際、私も「職場の上長」ということで事情聴取も受けた。常日頃の勤務態度やらを問われ、交友関係なども問われた。異動から日が浅く、知らないモノは知らないと言ったが、それでも勤務予定表などの提出もあった。それらをすべて用意したのも私だった。

実際のところ迷惑な話だった。私はその日、久しぶりの休日で妻と焼肉&映画デートの約束もあった。しかしながら、自分の職場のアルバイト。それに警察の捜査に協力するのは善良な一般市民の務めじゃないか、と引き受けたのだった。それで半日潰したのだが、その謝罪とお礼に来たわけか。それでも成人を過ぎた倅が警察の手を煩わせたのは格好が悪い、みんなのいるところで「先日はどうも」とは言い難いから、失礼極まることながらも私に「おいでおいで」なわけか、と思った私が甘かった。

「はい?どうされました?」と言う私に親父さんはニヤニヤしながら「挨拶はないのンか?」だった。はぁ?と面喰った私だったが、親父さんは続けて「親が来とるンやから、親には挨拶せなアカンやろ」と説教くれて、ま、ええわ、次から気をつけや、と去っていった。

初対面だった。私が「親父さん」と知っていたのは他のスタッフから聞いたからだ。

私は急いで「彼」の戸籍謄本を確認。案の定、在日だった。

しかし、私はあまりの親父さんの堂々っぷりに、ちょっとだけ不安になった。もしかすると、私の知らない間に常識が変わったのか、それとも根本的に私は間違えているのだろうか、と心配になったから、自分が倅のアルバイト先であるコンビニにタバコを買いに行ったところを想像し、その帰りに仕事中の店長を呼びつけ「挨拶しろや」を言う自分を思い浮かべてみた。そうして再度確認すると、やはり、おかしいのはあの親父さんだ、と確信して安心した。

普通は「お忙しいところスイマセン」とか声をかけて、○○の父でございます、いつも息子が御世話になっています、だ。それから「先日はどうも、ご迷惑を~」と言えば、私が
いやいや大変でしたねぇ、でも、今後は気をつけるように言ってください、私からも機会があれば反省するよう言っておきます、くらいの会話が交わされるはずだ。

ましてやその20歳を過ぎた悪餓鬼が交わしている「労働契約書」の所属長の欄には私の記名がある。そして親父さんは迷うことなく、私に対して「手招き」をした。つまり、私がこの職場の所属長だと既知だった。成人から3年も過ぎてフリーターしているのはともかく、被害者はいないとはいえ、明確な違法行為で職場の責任者や警察に迷惑をかけたことなど歯牙にもかけず、あまつさえ「挨拶はないのンか」であるから、あんたの息子はどうせまたヤルだろう。次は私も言う。「またヤルだろうと思ってました」。

この親子の名誉のために書いておくと、彼らは常識がないのではなく、日本社会の常識を知らない、あるいは知っているけど祖国の慣習を重要視している、のどちらかだ。また、単純に横柄で人に頭を下げるのが嫌い、というわけでもない。相手が悪いと無様なほど頭を垂れるのも特徴だ。要すれば、こちらが「弱い」「小さい」「知らない」などと思われると居丈高に振舞うだけのことで、野良犬にやるように短く強い怒声で追っ払うことも可能だ。そして野良犬は自分よりも大きく、強そうなのに向かっていかない。

例えば朝鮮半島。ここはBC195年から1895年までの間、実に1500年以上も属国、大陸の直接支配にさらされていた。それはその後の、いわゆる「日帝36年」どころの話ではない苛烈で屈辱的なモノだった。そもそも高麗から「朝鮮」になったのも明の皇帝が決めた。その前も悲惨。元が日本に攻め入る際、前線基地にされたのは半島だった。秀吉が朝鮮半島を侵略に来たニダ、とか今の朝鮮人や大統領も怒るが、それは文永の役、弘安の役と二度も「元軍」として日本に攻めてきたからだった。自分だけ無関係、ではない。

また、現在の告げ口大統領も支那に尻尾を振るが、これも悲しいDNAの成せる業でもある。というのも、朝鮮は一度だけ清に抗ったことがある。明を討伐するのに3万人出せ、と言われたときだ。これに、む、無理セヨ…と断ったら12万人の清軍が押し寄せてきた。これに朝鮮が適うはずもなく、一月後にあっさりと降伏している。

中途半端に逆らった結果、清国は朝鮮に「明と断交すること」「王子を差し出すこと」などに加えて莫大な賠償金も盗った。このとき朝鮮王だった仁祖は清国からの使者に対し、あの有名な三跪九叩頭の礼をやらされる。酷い話だと同情しそうになるが、朝鮮半島と付き合うならこうしろ、という見本だ。



その非常識、いや、祖国の常識を重んずる親父さんの御子息、つまり張本人。私に対しては謝罪の前に「(会社には)黙っていてください」。なんで?と問うと少し固まってから「誤解されるかもしれないから」。

面白いからさらに問うてみる。誤解とは?

彼の意見を要すれば、今回のはたまたま、偶然。普段から自分は社会常識や社会のルールを守っている。それから仕事もできるし、他のスタッフからの信頼も厚い、それが今回の件だけで判断されたら困る、とか。反省の弁など皆無、というか場違いな自画自賛だった。これも普通の日本人なら赤面して言えない。

彼が逮捕されたのは道路交通法違反容疑。それでも職場の上長に事情を問う、あるいは必要書類を揃えて起訴するかどうか、となるのは「悪質だった」から。つまるところ常習の疑いがあり、余罪の可能性を否定できないからだ。あっさり書くと、彼は普段から普通に自動車を運転していたが免許がなかった。それでスピード違反に信号無視、なんだこの馬鹿はと止めてみると酒の臭いがした、というフルコースだった。とても常日頃「社会常識を守って生きている」とは思えない阿呆ぶりだ。

それなのに彼は続けて「あいつらはヒマなんですよ」などの警察批判、それからやっぱり「日本人ならそこまでされないのでは?」みたいな論調になっていく。差別じゃないのか、と福島瑞穂なんかを喜ばせるワードを使う。困った在日の典型的マインドだ。

普通、外国人が犯罪行為をすれば良くても国外退去だ。差別もキャベツもない。それが今の日本では朝日新聞や反日政治屋の御蔭様で「日本人と同じ」にしてくれる。つまり、有罪判決が出ても日本から放り出されない。これを有り難がらないのは「好きで住んでいるんじゃない」という真上からの誤った認識があるからだ。要するに先祖が強制連行されてきた、酷い差別に苦しんだ、奴隷にされて虐げられた、というファンタジーが頭の中で既成事実化している証左である。更には日本国、日本人もそうだ、その通りだと言う。

法的根拠がないとはいえ、性奴隷にしてスイマセン、とか阿呆な談話を発表した内閣官房長官もいた。歴代内閣も「すいませんでした」を崩さない。極右、タカ派と恐れられる安倍政権ですら、あの阿呆な「村山談話」を踏襲する、と言わされている。阿呆が勘違いする元だ。


先のアルバイトの件だが、結論から言うと、彼は自主退社になった。私が来月以降、雇用契約の更新をしないと言ったからだ。その際は会社に対しても本人に対しても「事由」の説明を要する。従って「内緒にしておいてください」は無効になる、ということだ。彼の言う「黙っていてください」とはつまり、この件についてなんら触れてくれるな、ということだった。警察に掴まり、罰金刑を喰らうんだろうから、おまえらはそれ以上の責任追及はするな、という傲慢、且つ、身勝手な理屈だった。だから言った。「ノーリスクはない」。

いま、自分から辞めるなら言わない、というか言う必要性がない。しかし、このままなんの問題もなく、いまと同じように働いてもらうわけにもいかない。私はどちらでも結構、また、どちらかを勧めることもしない。自分で選べばいいし、納得できないと言っても知らない。納得してもらう必要など微塵もない、などと言ったら「じゃあ…辞めます」。






あの阿呆な談話を出した元総理、張本人が12日、韓国の国会議員会館で講演するとか。主題は「正しい歴史認識による韓日関係確立」。事実無根、客観的事実もないのにまた、日本が悪うございました、それに難癖付ける安倍政権はけしからんとか、朝鮮議員の溜飲を下げるためだけに2泊3日。どうせ日本を腐して、それを日本が認めて、なんでも日本が黙って受け入れておれば日韓関係は上手くいくのに、とか阿呆な言い分を並べて終わりだ。

困ったもんだが、こんな爺さん、とっくに日本国民は見限っている。日本政府は動じることなく、阿呆な理屈に付き合う必要もない。安倍政権は「礼儀正しく反論する」と日本らしい対応を言うが、現実問題としては「どちらか選べ」と韓国に言い放っている。対話のドアは常に開いている、だ。話す気があるなら入って来い、ないなら来るな、こちらから「ドアを出ることはない」ということだ。たぶん、それでいい。




6 コメント

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待ちに待ちました (一読者)
2014-02-16 16:02:12
一読者ですが、ちよたろさんの文章が読みたくて毎日毎日首を長くして待ってました。
お仕事大変でしょうが、自分のペースで書いて下さいね。
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Unknown (Unknown)
2014-02-17 13:53:10
やっと戻ってきてくれましたかU+203CU+FE0E
いつもちょたろうさんのブログには勇気づけられてきました。
これからも書き続けてください。
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お帰りなさいませ。 ()
2014-02-18 11:00:38
更新心待ちにしておりました。

忙しいのだと思い、連絡もせず申し訳ないです。

時間がある時に京橋に行きましょう。
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Unknown (Sugar)
2014-02-19 16:34:40
コメント投稿欄を探してしまいまして、しばらく見つかりませんでした(笑)
名前がシュガロンになってしまってますが・・・・(汗)

この勢いで第2弾もお願いしますね。みなさん、何度も見に来てがっかりされてますよぉ~

それにしても礼儀知らずの大人達には困ったものですね。
その親に育てられる子供が大人になる・・・犯罪に近い様な気が・・・・
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待ってました (ほっし)
2014-02-25 22:26:45
はじめまして。ほっしと申します。
更新がなく何かあったのではないかと心配しておりました…。
無事でよかったです!
これからもブログ楽しみにしております(*^^*)
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Unknown (久代千代太郎)
2014-03-04 12:33:25
>Unknown さん

ありがとうございます。よろしくです。


>▲

ひさしぶり~~

連絡するわぁ~~~


>Sugarちゃん

ぼちぼち(笑)やりますね!


>ほっし さん

お待ちいただいてありがとうございます。

また遊びに来て下さいね。

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