忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

蓮舫氏「とてつもなく大きな挑戦」民進党代表以来、久々の大舞台「これは批判じゃない」

2024年06月03日 | 随感随筆



「小池は嫌です。でも、蓮舫はもっと嫌です」というキャッチフレーズで始まるみたいな感じの雰囲気で東京都知事選が行われるとか(個人の感想です)。比較対象が引っ越し屋のCMの如く「キリンとゾウ」なら可愛らしいのだが、こちらはなんとも言い難い。

我が社は東京に本社があるから、何人かに話を振ってみると、やはり、みんな困っていた。

私は東京都民ではないが、ちなみに、どの候補がいいと思いますか?とか問われるも、その場合は「AIメイヤーです。競争のない資本主義。民意のない民主主義はもうたくさん。魑魅魍魎の都政にジャンピングニ―を喰らわしてもらいましょう」と答えるようにしている。みんな、質問が数個ある、みたいな顔をして黙ってくれるのだが、本音を言うと田母神さん一択だ。

日本人はもう限界だ。とくに特定亜細亜の粗野粗暴は目に余る。風船に悪口書いて飛ばしたら、仕返しに糞尿を風船で飛ばしてくる。すると、今度は拡声器で悪口を言うぞと、なにお!それなら煙草の吸殻も入れてやる、とか、小さな半島を半分ずつ分け合って喧嘩している国が世界にはあるが、日本人はそのレベルの争いには付き合い切れないのである。

その親分である習近平のとこから膨大な数の人民も日本国内にいる。「中国人かな?と思ったら110番」という標語が入ったビラを警視庁が作成して騒動になったのは2000年だったが、あれからおよそ四半世紀。あながち差別でもなかったかもしれないと思う事例も枚挙に遑ない。最近では靖国神社の石柱に放尿、赤いペンキかなにかで「トイレ」と書いて上海に逃げた(らしい)のがいた。このチャンコロだけでもなく、多くの習近平の国の人民は靖国神社に唾を吐くだけでもなく、在駐大使が「日本国民は火の中に連れ込まれる」とか物騒も言い、大阪の中国公使は台湾の総統就任式に出た日本の国会議員を脅し上げてもお咎めもない、どころか、まともに苦情も受けていない。「日本人を焼き殺すぞ」と言っているのも、他国の国会議員に脅迫を行っているのも、ひと山ナンボのチンピラ人民ではないのである。

そんな習近平の国の人間なんじゃないか、と思しき候補者が「一騎打ち」と称される都知事選だが、巷の声は「蓮舫よりマシだから小池」とか「小池はもう勘弁。代わるなら蓮舫でもいい」とか、もはや、まともな投票動機は見当たらない状況だ。消去法ですらない。

投票率もよくて5割程度か。それなら組織票には敵わない。田母神さんが前回同様、60万票以上取っても小池には勝てない。田母神さんに入れる有権者は殺されても蓮舫に入れないから、やっぱり小池が有利とか、情けなくなってくる。対する小池も泥船自民が足を引っ張るなら票を減らす。そもそも出馬表明もまだしていない。「勝てないかも」なら出ない可能性はふんだんにある。すると世にも恐ろしい立憲共産の「蓮舫都知事」が現実味を帯びてくる。

「組織票で勝てる選挙に民意はない」という、まさに「AIメイヤー」の言う通りだったりするが、じゃあ、他に誰かいないのか、と思えば上野千鶴子を尊敬しているとか言ってしまう「ミニ橋下徹」とか。もう、へずまりゅうでいいじゃないか、と投げてしまう都民が出ないことを祈るが、それでも致命傷を避けるなら、やはり、蓮舫だけはないと思う。

蓮舫は共産党にも持ち上げられて活発に動いているが、先日は都庁下で行われている生活困窮者向けの食糧支援を視察して「ギリギリで頑張ってる人たち、若い人たち、女性、子育て世帯が増えているというのは、ちょっと衝撃です。本当に衝撃でした」とかコメントして都民は衝撃を受けた。蓮舫は2004年から「東京選挙区」から出馬しているが、食料支援をしている「新宿ごはんプラス」は2014年からずっと活動している。

自民党、とくに安倍さんの悪口で忙しかったのか、今更に「ちょっと衝撃です」とは衝撃だが、いずれにせよ、こんな悲惨な状況になっているのはメガネの所為だ。せめてさっさとメガネを外すべきだが、聞こえてくるのは国会延長もできず、解散もやれず、総辞職もなく、7月に内閣改造して総裁選に出るんじゃないか、とか信じられない予想だ。

国政も補選も地方もメガネは選挙に勝てないし、今後、勝てる見込みも一切ない。地方の首長もどんどん左に巻いたのが跋扈し、最悪の左翼都政が実現し、あまつさえ総選挙で立憲共産党に引っ繰り返されでもすれば地獄の窯の蓋が開くだろう。靖国神社に放尿されて落書きされても日本人は下を向いて我慢せねばならないことになる。チベットもウイグルも内モンゴルも香港も「知らない・関係ない」と言える時間はもうあまり残っていない。

世界中のナショナリストのリーダーが迫害され、司法の武器化によって断罪され、稚拙なプロパガンダで悪魔化され、あるいはダイレクトに命を奪われてもいる。形振り構わぬ強引な「最後の仕上げ」は整い始めている。日本人はもう、身内が殺されるまで目覚めないのか。それとも、それでも目覚めないのではないかと危惧する。

都知事選は7月7日に投開票される。七夕だ。何年後かの日本で中華臭い名前の総理か官房長官なんかが、今年からは七夕ではなく「乞巧節」と呼ぶことにします、とか言う未来がみえる、と言ったら、ンな阿呆なことを、冗談言うなと笑えるだろうか。





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