忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「ほな、いったろやないかい」のはなし

2021年09月28日 | 忘憂之物
みんな大好きアンケート調査。2013年の朝日新聞もやってみた。対象は5500人。質問は「安倍総理の靖国参拝に賛成か反対か」。朝日はがんばって連日、一面大見出しで「米国失望を表明」「中国紙 安倍は悪魔に参拝」などと煽ってきた。これが仕事だ。いまの橋下氏が言う「経済への悪影響」についてもとっくに紙面を割き、御用聞き学者とか左に巻いてるだけが取り柄のジャーナリストなどにいっぱい書かせてきた。2012年度 . . . 本文を読む

ゆっくりしてほしい話

2021年09月26日 | 忘憂之物
日本が敗戦を迎えた1945年、その12月8日から全10回で全国紙に連載された「太平洋戦史」。言わずと知れたGHQのプロパガンダ、実にわかりやすい宣伝占領政策だ。当時のNHKは第一放送、第二放送共に20時からというゴールデンにラジオドラマ化して「真相はこうだ」「真相箱」として放送。「南京大虐殺」やら「マニラ大虐殺」を報じて、戦後日本人の贖罪意識植え込みに一役買った。公職追放を逃れたり、監獄から出され . . . 本文を読む

夢こそ大望、野心の実体は所詮悪夢の宿す影にすぎませぬ  ~ハムレットより~

2021年09月21日 | 忘憂之物
「中国共産党は団結して中国人民を指導し、社会主義制度を打ち建て完全なものとしてきた。これは目を見張るばかりの輝かしい成果である。中国共産党が中国の発展をさらに大きく推進し、世界の平和と発展を守るためにさらなる貢献を果たすことを期待している。」中国共産党建国百年祝賀に寄せられた祝電だ。今年6月、中国共産党が管轄する中央テレビCCTVで大きく取り上げられ、いまでも対外的な宣伝に用いられている。番組名は . . . 本文を読む

バスタオルマニアからの「サナエタオル」論評

2021年09月20日 | 忘憂之物
まだ民主党議員だったころの長尾敬議員の事務所に行った際、缶コーヒー飲みながら東京裁判やら南京大虐殺などについて話をしたことがある。小一時間ほども過ぎ、そろそろ、と席を立ったころ、同席していた当時の部下の女性社員が「どっちも何の話してるのか、さっぱりわからなかった」と少し恥じていた。長尾議員は「仕方ないですよ、ボクらはオタクなんです」と笑っていた。たしかに学校の勉強だけでは知らないことだらけだったと . . . 本文を読む

淡い期待の話 2021年総裁選

2021年09月15日 | 忘憂之物
野生の生き物は偽装や擬態を得意とするものが少なくない。安全を確保したり、捕食し繁殖したりするため、つまり生きるためだ。例えば、アメリカ大陸の乾燥地にいるオビオノスリという猛禽はヒメコンドルの真似をして飛ぶ。ヒメコンドルは腐肉しか喰わないから、小型の鳥や哺乳類は警戒しない。なんだ、ヒメコンドルかと気を抜いたら群れの中からオビオノスリが飛び出して襲われる。これが偽装だ。喰ったことはないが、アマゾン川周 . . . 本文を読む

昔の人はいいこと言うのか

2021年09月09日 | 忘憂之物
昔の人はいいこと言う。とくに「名言」などではなく、そこらのおっさんやらばあちゃんが言うレベルのものでじゅうぶんだ。わざわざ吉田松陰から「今日の読書こそ真の学問である」と言われんでも、そこらの左巻きの教師でも「本読めよ、本」くらいは言ってくれる。気を付けなければならないのは、そのアカい教師からは本を借りたりしてはならない、ということくらいだ。ナニ読まされるかわかったもんじゃない。孔子様に「之を知るも . . . 本文を読む