忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「なんでやねん、おかしいやろがい」が言えるリーダーが誕生したのかも、な。

2023年10月27日 | 随感随筆
「かけそばをください」‐――で日本人の多くが泣いたらしい。ずいぶん前だが、みんなこの手の話が大好きで1988年には書籍化され、1992年には渡瀬恒彦で映画にもされた。キャッチフレーズは「読む人誰もが涙するという幻の童話」とのことだったが、私も含めて泣かない人も結構いた。タモリもそうだった。タモリは「150円あればインスタントのそばが3つ買える」と言い「涙のファシズム」だと馬鹿にしたが、この話は単純 . . . 本文を読む

「リメンバー」を忘れない

2023年10月02日 | 随感随筆
真珠湾攻撃のあと、米下院議員だったハミルトン・フィッシュは日本を指して「気の触れた悪魔を叩き潰せ」と米議会でアジった。そんなハミルトンは反共主義者でアメリカの対外介入に反対。敵は国内の共産主義者やリベラル、アメリカ系ユダヤ人などのグローバリストだった。つまり、愛国者だった。今も昔も「アメリカは他国の戦争に介入すべきではない」は国民にウケて選挙は強い。だから選挙前になると無実の罪でマスコミが騒いだ。 . . . 本文を読む