忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

もう、そろそろ引きずり出そう。

2014年03月04日 | 過去記事



他の事業所でアルバイトしている女子大生。先日、所用で立ち寄ると「お土産です」とチョコレートをくれた。先週、グアムに行って来たとか。

チョコは喰えない私だが、その代わり妻の大好物がチョコでもある。有り難く礼を述べて受け取ったあと、そういえばこの彼女、先月はハワイ、その前はどこだっけ。

「バリ島です」ということで、今度は卒業旅行とやらで数日間、友人らとディズニーランドらしい。景気のよろしい話だが、彼女も同じ会社の事業所。そんな豪遊するほど給料も払っていない。とすれば単に実家が裕福で親が馬鹿なのか、それとも「パパ」でもいるのだろうか、と不思議に思った私だったが、彼女はあっさり種を明かしてくれた。つまり、他にもアルバイトをしている。親には内緒のガールズバー、今度、飲みに来てくださいね、と。

もちろん、私は素直に納得しない。たぶん、いろいろ「その他」もやっているだろうけど詮索する理由もない。どうぞ御勝手に、ということで話を切り上げた。すなわち容姿がほどほど、明るくて元気、健康な若い女性なら、そこらの部長クラスの給与を短期間、小遣いにすることが可能というだけだ。

以前、BARをやっていたときにも知っている。店の近所のアレな店で働く女性だったが、20代後半の彼女の給与はパチンコ屋時代の私の所得を大きく上回っていた。つまり、年収ベースなら1500万円以上あった。それなのによく「串焼き屋」などを奢らされたが、彼女は「旦那はいないけど子供もいるし、30過ぎたら給料も減るし、もうすぐ辞める」とか、豚バラ串焼きを喰いながら言っていた。たぶん、子供の学費やらなんやら貯まったら、というわけだ。つまり、我々のようなオッサンが20年かかる(上手くいったとして)ところを、彼女らが「その気」になれば数年で埋め合わせてしまう経済的可能性を持つ。

河野談話が出た1993年。日本を腐すことを生業とする高木某やら、バッジをつける前の福島ナンヤラという弁護士らが、日本を悪者にして金がもらえますよ、とインドネシアで「従軍慰安婦」を募ると、男も含めて広告を見た二万二千人が名乗り出た。ジャカルタにいた日本兵は二万人だ。ンな阿呆なことを、とインドネシア政府は呆れ、スエノ社会大臣は「日本との補償問題は1958年の協定により完結している」とわざわざ声明を出さねばならなくなった。まさに日本の恥だった。

その前年、韓国では文玉珠という朝鮮人慰安婦が名乗り出ていた。

この婆さんは福島らがインドネシアで言う200万円もアレだけど、それより給料を預けたままだったセヨと思い出した。聞けば1942年から1944年までの2年間、ビルマの慰安所で働いていたということもわかった。その間の給料は現地部隊の日本軍が管理する軍事郵便局に預けていた、ということだった。仙谷の友達の高木や福島、朝日新聞らは飛び上がって喜ぶ。これが事実なら「日本軍関与」の重大な証拠になる。いわゆる性風俗の商売、今も昔も本当は国や政府が管理するのが当然だが、そこは朝日新聞記者の腕の見せ所、いくらでも阿呆な読者をミスリードできるとモチベーションを上げていた。

文玉珠さんは訪日して下関郵便局に払い戻し請求をした。本人曰く「7千円くらいはあるはず」という。ここで朝日新聞はちょっと困る。当時の日本軍人、二等兵の年収は100円に少し足らない。上等兵でやっと150円。ヤリクリ中尉にヤットコ大尉という言葉もあったほど旧日本軍人はそんなに貰っていない。というか海軍大将でも6600円、総理大臣で9600円だ。5000円あれば都内に一戸建てが買える時代、七千円は強制連行された性奴隷が受け取れる金額じゃない。

それでも調べないわけにはいかない、ということで郵便局側が調査すると、同年の5月に軍事貯金の原簿がみつかった。時期は若干ずれていたが、計12回の振り込みがあって総額はなんと2万6千円。つまり、この婆さんは山本五十六の4年分の収入を2年で稼いでいた。「強制連行」してきた「性奴隷」に破格の報酬を支払い、それを律義に貯金させて管理し、さらには戦後数十年以上が過ぎてもしっかりと保管する日本。なんというか、もう笑うしかない。

差別されて強制的に連行され、危険な戦地でレイプ紛いの憂い目に遭い、奴隷扱いにされた犠牲者の収入が、その軍トップの年収の倍以上ある。こんなのが20万人もいたら、どれほど日本の兵隊は金を持っていたのか、そもそも戦争する理由自体がなくなってしまうのではないか、と危惧した朝日新聞は金額を一切報じずに記事にした。卑劣の見本だ。

また、ようやく最近になって「いわゆる“従軍慰安婦問題”は朝日新聞の捏造報道から」と常識になりつつある。いまみたいにオオゴトになった発端は1991年8月11日の朝日新聞記事「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口開く」だったと周知されてきた。朝日新聞ソウル支局の記者だった植村隆、その妻の韓国人の母が日本に金をたかる「太平洋戦争遺族会」の常任理事だったことも知られた。

「女子挺身隊」と「慰安婦」を意図的に混同、名乗り出た慰安婦のひとり金学順の証言における重要ポイント「貧しくてキーセンに40円で売られた」を隠蔽して報じた悪意の塊のような記事も有名になった。こんなの書いた本人は逃げられるはずもない。今年から神戸松蔭女子学院大学の教授になったらしいが、この呆けが吊るされるまであと少しか。首を洗って待つがいい。

しかしながら、いわゆる「従軍慰安婦」における朝日新聞の捏造報道第一段は、それから10年ほど遡る1982年9月2日の「朝鮮人女性 私も連行」というスクープ記事だ。嘘を塗り込める作業が本格的になりだしたのはこの頃、朝日新聞はこれまた有名になった「吉田清二」を初めて起用する。今更ながら、これまたえげつない捏造記事だった。

ちょっとだけ復習しておくと、吉田は昭和18年の夏、1週間で済州島の若い女性200名以上を拉致して性奴隷にした、と言い出した。その行為は「狩り出し」と呼ばれていました、と言いながら韓国各地で行われた講演で泣いて謝った。もちろん大ウソだったが、この「唯一の加害証言」は国連のクマラスワミ報告やら米国の下院121号決議における「事実認定」の根拠になった。2012年になってもまだ朝鮮日報などは「証拠」として扱って朝鮮人を騙し続ける。

また、吉田は調子に乗ったのか、植村隆に嫉妬したのか、その10年後の1992年、またもや朝日新聞に「いや、ごめん、200人じゃなかった。ほんとはぜんぶで6000人以上拉致してました」という証言記事を寄せる。大正生まれの爺さんを虐めるのは本意ではないが、このまま楽に死ねると思わないほうがいい。

そして翌年、1992年の宮沢元総理の訪韓になる。空港には朝日新聞を読んだ朝鮮人デモ隊が待ち受けていた。わざわざ空港内に朝鮮メディアとデモ隊を入れる。公然と先帝陛下を模した人形を焼いて奇声を上げている。日本の総理としてこの国のモラル、警備はどうなってるんだ、と踵を返して帰国すればいいモノを、罵声に囲まれた宮沢は恐れをなしてその場しのぎ、テキトーな謝罪ばかりを繰り返した。そしてうろたえる阿呆な内閣は韓国から「強制連行」を認めてくれたら収まるセヨ、謝ってくれるだけでなんとかするニダ、と騙されて「河野談話」が出てきた。見事なまでの反日連係プレイだった。

いわゆる「従軍慰安婦問題」が「反日捏造の最高傑作」と言われる所以だが、それもやっと崩れはじめてきた。慰安婦像のグレンデール市にも在米日本人らが抗議し、市を提訴した。私の地元である東大阪市も「像の設置に興味を示す、維持費は姉妹都市が出す」とグレンデール市のサイトに勝手に書かれ怒り心頭、市長が抗議文を送りつけて「姉妹都市提携解消も含めて判断しなければならない」とのコメントを発表、とりあえず毎年やっていた市立日新高校の「生徒交流」は中止を決定した。つまり事実上、自治体レベルでの交流を止めた。ふざけるな、という意思表示だ。在日が少なくない東大阪ながら、実に立派な市長だ。

いま現在、戦争状態でもない日本にですら5万人の韓国人風俗嬢がいる。職場の男子大学生が「社会勉強」とか言いながら給料が入ると遊びにも行く。何人かの女子大生もよろしくアルバイトしてハワイでもグアムでも行く。コンビニに行けば普通にエロ本も売っているし、アダルトビデオは溢れかえっている。「売春は非合法」の現在ですら、スマホでぴこぴこ援助交際は無くならない。比して当時、喰えないほどの赤貧に合法的な性商売、やらないわけがない。それを作戦行動が続く激務の中、わざわざ人も使って奴隷狩り、地元住民を丸ごと敵に回す人浚い、それも各地で何十万人。やらねばならない理由がない。

やってもいないことで先祖を愚弄され、現在の日本人が蔑まれる。外国にいる日本人は肩身の狭い思いをし、その子供らは学校で支那朝鮮人から「レイプ魔の子孫」と馬鹿にされる。言い返そうにも「吉田証言」がある。「河野談話」がある。歴代内閣も「踏襲する」と繰り返す。やってないならなぜ、お前の国の政治家やメディアは反論しないんだ?と詰められたらどうしようもない。毎日新聞もNHKも「日本は性奴隷を持っていた国」と世界中に喧伝しているじゃないか、と嘲笑される。日本人の子供はそのうち「本当はやってるんじゃ?」と思い詰める。言い返すならば日本の政治家、官僚のように「謝罪済み」「賠償済み」しかない。つまり、やったということを認めさせられる。嘆かわしい限りだ。



先月の20日、衆議院予算委員会で石原信雄元官房副長官が参考人として呼ばれ、河野談話について「日韓の意見のすり合わせが、当然行われたと推定される」と発言した。それから「慰安婦証言の裏付け調査はしていない」。

そらそうだ、とみんな思った。ただ、河野洋平が出て来い、とも思った。出て来させよう。


http://nakayamanariaki.com/pdf/20140220.pdf
日本維新の会の「河野談話見直しを求める署名



安倍政権の中にも自民党の中にもアレらはいる。安倍政権に仕事をさせるには強力な世論が必要。そして世論は作ることができる、と朝日新聞やNHKが教えてくれた。とはいえ、こちらは捏造も偏向もなくていい。ただ真実を並べるだけだ。

いま、職場のアンポンタンでも慰安婦を言う。南京を言う時代になった。本を読んで、ネットを見て「嘘だと思いました」を言う。スケボーに「七生報国」を書く若造、尊敬する人物に東郷平八郎、山本五十六を言う青年もいる。決まった就職先は海自だ。動機を問うと「日本の海を護りたい」そうだ。スケボーの彼はさすがに山口二矢は知らなかったから、ちゃんと私が教えてあげた。山口は河野一郎も暗殺のリストに載せていた。やっていれば阿呆な二男、洋平も政治家になって阿呆談話を出さなかったかもしれない、と言って笑った。




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