忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ごーまんかましてええでっか?

2012年10月29日 | 過去記事
妻の作る「からあげ」が美味い。その日の妻の予告は「からあげ」だった。だから私は仕事が終わり、いそいそと帰り支度をしていたわけだが、そこに「韓流おばさん(本物)」とそのチングが現れ「飲みに行こう、明日は休みでしょ」とのこと。脊髄反射で断ると、なんでどうして?とくる。「今日はからあげなんです」と説明しても、はぁ?だった。 私は仕方なく、「からあげ」とはつまり、鶏肉に下味をつけ、小麦粉や片栗粉、 . . . 本文を読む

提灯ジャックの嘆き

2012年10月28日 | 過去記事
近所のスーパーに買い物に行くと、野菜売り場に巨大なカボチャ、それをくり抜いて目や口になっているディスプレイがあった。「ハロウィン」だ。テレビを見ていると、阿呆な女子アナなどが「キリスト教の伝統行事であるハロウィン」とか言っているが、これは間違い。元々はケルト人の「サウィン祭」に由来する。収穫祭みたいなものになる。 ケルト人の1年は10月31日に終わる。この日は霊が家族に会いに来る。 この . . . 本文を読む

「ゲリラ豪雨」と「ゴリラ雷雨」はウホウホかどうか

2012年10月27日 | 過去記事
ひと月ほど前に採用された新人職員さん。40代半ばの女性だ。これがまた、この業界特有(?)のちょっと変わった人で、入って来て2日ほどながら妙に馴れ馴れしかった。先輩である私にもタメ口は当然、二つ返事で快諾しないから仕事も頼み辛い。男性の利用者と接する際や、体重がある利用者の移乗の際など、堂々と「女っ気」を交えて甘えてくる。 私のことがお気に入りらしく、私を見つけては「手伝ってぇ」とか「たすけ . . . 本文を読む

韓国の反日映画で考えた>東京新聞

2012年10月25日 | 過去記事
韓国の反日映画で考えた <日本と韓国の最近の対立を見て、六年前ソウルで見た韓国映画「韓半島」(康祐碩監督)を思い出した。こんなストーリーだ。  韓国と北朝鮮の統一が近づいたとき、日本政府は植民地時代に敷設した鉄道の使用権がいまだに有効だと主張して妨害する。竹島周辺海域をめぐる争いが激化し両国艦船は一触即発のにらみ合いになる。海上自衛隊の戦力が圧倒的に有利だが、韓国海軍の気迫に押されてU . . . 本文を読む

タッチタイピングの「タッチ」はナニをタッチなのか

2012年10月24日 | 過去記事
反日デモまっ盛りの上海に遊びに行った女性職員らが過日、無事に帰ってきた。土産でもらった「怪しげなチョコ」は帰宅途中、立ち寄ったンビニのゴミ箱に捨てたが、そのうちのひとり、体重80キロはあろうかという巨漢の女性職員が、わざわざ「上海は治安が良かったですよ、日本のほうが悪いくらい」と言ってきた。(支那は)ドラム缶から死体も出ないし、床下から白骨化した死体も出ないと。 私は相手にせず、そうでした . . . 本文を読む

割れた餅のくっつけかた

2012年10月21日 | 過去記事
いま私が働いている施設は「2フロア」になる。だから職員もAとBに分かれて働いている。もちろん、同じ特養施設だから内容は同じ。利用者の人数も同じ、というか、私がいる「Aフロア」のほうが数人多い。いわゆる「要介護度」はAが重度、Bのほうはコミュニケーションが可能だったり、自立してなんでもする人が過半を占める。 どちらが楽かどうか、という口喧嘩は絶えない。うっかり、私が「Bのほうが大変だと思う。 . . . 本文を読む

「大切な宝物」山口采希~「教育勅語」を曲に~

2012年10月18日 | 過去記事
職場が慢性的な人手不足。新人職員が続かないのに、ぽつぽつと中堅職員が職場を去るからだ。現場は不平不満が蔓延。誰かが連休をとれば「どこでなにやってるのか」と詮索される。穏やかな上司も私を見つけて愚痴る。「上が馬鹿ばっかり」「現場を知らないのに」とか、かなりの勢いで怒っていた。 私は涼しい顔で連休を申請。「無理なら結構ですが」と前置きしてから「伊勢に行くんです。牡蠣が美味しい季節ですね」と告げ . . . 本文を読む

野球のはなし

2012年10月17日 | 過去記事
草野球チームに所属していた時期がある。20代半ばだった。私はこう見えても野球好き。体型と思想から「捕手」と思われるかもしれないが、守備位置はやっぱり右翼、ライトで5番だった。 チームは全員、スーパーで働いている商人会メンバーだった。若い人や経験者もいて、少な過ぎる休日ながら練習もやった。試合になると地元の小さな球場を借りた。そこは電光掲示板もあって、なかなか立派なモノだった。スタンドにはチ . . . 本文を読む

「鵜飼いの鵜」と「遺憾の意」は「薬缶のや」なのか

2012年10月16日 | 過去記事
スーパーで働いていた時代の社員さん。当時はアルバイト勤務だった18歳かそこらの私よりも2つほど年上だった。彼の自宅は大阪のど真ん中、泣く子も黙る大親分のひとり息子。月の小遣いは1000万円以上。使い切れないから勝手に貯まって、いまはとりあえず、現金で「4億円」ほどが自宅の部屋にある、とか言う。 自宅に帰ると「黒服」を着た若い衆が「若」とか「ボン」とか頭を下げる。退屈だから暴走族のアタマもや . . . 本文を読む

そろそろ俎板にのった朝日新聞

2012年10月12日 | 過去記事
第一時帰還船の「クリリオン号」と「ドボルスク号」が仮停泊地点に無事到着。あと1時間で埠頭に着きますよ、とスピーカーから流れる。それから「わたしたちのトンム(同志)たち、みすぼらしく暮らしてきた同胞を温かく迎えましょう」――軽快な音楽も鳴る。 帰還船に乗っていた人々は寺尾五郎の「38度線の北」とか、朝日新聞やら共同通信やらの訪朝記者団が書いた「北朝鮮の記録」を読んでいた。「38度線の北」の表 . . . 本文を読む

孫がいるときいないとき

2012年10月09日 | 過去記事
娘が23回目の誕生日だった。今度、お祝いも兼ねて「家族4人」で久しぶりにUSJでも行こうかと計画する。孫とトカゲは留守番。連れて行けばいいのに、可哀そう、という声も聞こえてくるが、これは我が家の仕来たり。「大人は大人、子供は子供」が私の持論だ。それに子供も孫も、ちゃんと世間並みには面倒見ているつもりだ。 つまり、少しだけ書くと、小さな子を連れて行くなら、私は遊ばない、ということだ。子供から目 . . . 本文を読む

「BACHI」と国際交流

2012年10月08日 | 過去記事
「今日の晩御飯はいりません」と出掛けて行った倅だったが、帰ってくるなり「おなかすいた」とのことで、なにやらゴソゴソ喰っていた。それから「疲れたぁ」とリビングに倒れ込んだ。ンなこと一切を気にしない妻からはお土産をせびられていた。 倅は大学の「国際交流委員会」みたいなのに所属。支那語も英語もそこそこだし、なんでも嫌がらずにやるから使い勝手がよろしい。その日は歓迎レセプションがあったらしく、多くの . . . 本文を読む

岡田副総理、原発事故は「幸運だった」

2012年10月07日 | 過去記事
岡田副総理、原発事故は「幸運だった」 <岡田副総理は6日、三重県桑名市で講演し、東京電力福島第一原子力発電所事故について、「いろんな関係者が言っているが、事故は幸運だった。最悪の場合は東京圏も含めて汚染される可能性があった」と語った。岡田氏は講演後の記者会見で、発言の意図について「そういう(最悪の)事態になれば、福島でももっと影響が出て、高濃度に汚染されていた。現状でもひどい状況だが、最悪の事 . . . 本文を読む

パチンコ業界最大手から学ぶこと

2012年10月05日 | 過去記事
パチンコ屋の駐車場で幼児が蒸し殺される事件は毎年あるが、その中でも私が記憶に残る事件、そのひとつが2007年の大阪能勢町で起った事件だった。同年4月、能勢町の山林、側溝からみつかった幼児の遺体は上半身だけ青いポリ袋に入った状態だった。遺棄されたのは山林。要するに埋めたわけだが、おそらく雨で流れてきたのだと思う。 大阪府警は遺体の身元を「峯松優ちゃん(当時1歳)」と断定。死体遺棄容疑で21歳の母 . . . 本文を読む

地域ぐるみでいじめ撲滅…岐阜・可児で条例成立

2012年10月03日 | 過去記事
地域ぐるみでいじめ撲滅…岐阜・可児で条例成立 <地域ぐるみで子どものいじめ撲滅を目指す岐阜県可児市の「子どものいじめ防止条例」が2日、市議会本会議で可決、成立した。  3日に施行される。条例は、市や学校にいじめを防止し解決を図る責務があると規定し、保護者に対しては、いじめが許されない行為であることを子どもに理解させるよう求めている。また、市民は、いじめを発見した際の情報提供などに努めるとし . . . 本文を読む