忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2009.1.22[3]

2009年01月22日 | 過去記事
オバマ新大統領の就任演説を支那共産党当局が検閲したらしい。勝手に削除したのは「先人たちが、ファシズムや共産主義に対し、ミサイルや戦車だけでなく、強固な同盟と揺るぎない信念を持って対峙(たいじ)したことを思いだしてほしい」という部分と「腐敗や欺き、反対する者への抑圧を通じて権力にしがみついている者たちよ、あなたたちは歴史の誤った側にいることを知るべきだ。もし握っているこぶしを開くなら、われわれは手をさしのべよう」という部分。なるほど。耳が痛いわけだ。▼これはしばらく国内外から非難を浴びるだろう。しかしながら、やはりというか、なんというか、最近「部数が増えた」と喜ぶ「赤旗」もちゃんと書いてない。言論の自由がある国で販売されているはずだが、オバマの演説を全文載せることはできないようだ。相変わらず不自由な機関紙は哀れである。▼ちなみに朝日新聞は全文載せている。これをどう評価するのかといえば、私は「より悪質」だと断じておきたい。戦後、GHQがいなくなったとたん、喜び勇んで支那共産党の提灯記事を書きまくり、捏造歪曲の羅列で紙面を埋めた朝日が、よくぞまあ、しれっと載せるものだと、今更ながら、その厚顔さには呆れ果てる。▼比して、韓国は「日本を同盟国、韓国はパートナーだというのは差別だ!」という論調のコラムが朝鮮日報にあった。実に微笑ましい。北朝鮮も「関係正常化を米国からのプレゼントのようにみなすことは、米国の大国主義的性根の発露である!北朝鮮の核はアメリカの核の脅威に対抗するため!」と朝鮮新報にある。実に清々しい。▼朝日は、例えば「ダライ・ラマはチベット人の子供の頭蓋骨をお椀にしている」と書いた新聞だ。その中華的発想が既に「南京あるある大虐殺」だが、長年お世話になった支那共産党の走狗として、これからも精進すべきだ。


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