富田元治のブログ

臆病で小心者のブログ

働き方改革・奴隷法案 NO3

2018年02月28日 | #デタラメ政治

70年ぶりの労働法改正案が廃案になりそうですね。

労働法改正案は、

富裕層(武士階級)が、農民(労働者)から過酷な年貢を取る構図を見せつけました。

農民(労働者)は、『お上が間違った事をされる訳がない』と、思い込んでいると思っていました。

長時間労働を合法化する労働法改正を、労働者が反対の声を上げないのが不思議でした。

 

今回は、多くの労働者に代わり、野党の先生方が動いたようにしか見えません。

野党の先生方が動き、70年ぶりの労働法改正(奴隷法案)は、廃案になりますね。

 

奴隷法案を成立させたら、日本の人口減少、少子高齢化は益々止まりません。

若者(20歳~35歳)の死因のトップは自殺です。若者の自殺数、世界一です。

 

雇用の安定がぶっ壊され、正社員を辞めると2度と正社員には戻れません。

過労死、過労自殺、いじめ自殺が横行する職場でも、辞める訳にはいかないのです。

正社員を辞めると、2度と正社員には戻れません。

『辞めるも地獄、残るも地獄』 の職場ばかりになっています。

 

企業も生き残りをかけ、人件費削減にまい進中です。

政府は、経団連の幹部が言うまま、労働法を改正し、

裁量労働制を多くの労働者に適用させ、長時間労働を合法化する予定でした。

 

私は、このまま労働法が改正され、非正規社員だらけの職場で、

長時間労働が常態化され、過労死、過労自殺、いじめ自殺が益々増大し、

世界一の若者自殺数の更新が続くと思っていました。

今回は、労働者(国民)の反対行動は全く見えませんでしたね。

野党の先生方、あっぱれ~!でした。

 

そもそも、厚労省がデタラメなデーターの資料を参考にしたのは、

裁量労働制の月給を、労働時間に換算すると、最低賃金を下回るからです。

裁量労働制は、月給を決め、残業代を支払わない制度です。

 

この残業代ゼロの裁量労働制を多くの労働者に適用すると、

最低賃金を下回るのです。

全くデタラメな改革案を廃案にするのは当然です。

野党の先生方! あっぱれ~!でした。

労働者派遣法も、廃案にして欲しいものです。

格差社会の元凶は小泉純一郎が改正した労働者派遣法です。

派遣会社=手配師、派遣社員=日雇い労働者なのですから。

 

 

 

 

 

 

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