おばばの冷や水発信

年に数回 思い出した時にゆるく更新しています。そろそろ〇桶に片足突っ込んでます。

それでも 黙って見守る

2015年02月21日 | その他
仕事場に来る4才君
最近は 自己主張がでてきました。

1年前は 自分の名前を呼ばれても
わかっていなかったけれど
様々なroutineの中で
条件反射のように覚えたことがいくつかあります。

でも、
集団のルールはもちろん
自分が 今 なぜここで
座っているのか
お友達と手をつなぐのか
もっと言えば
立つべき時
座るべき時の区別はできません。
同じ年の他のメンバーは
最初は 有象無象のようでしたが
小さいなりに、集団としてのルールがわかってきました。
顔つきも変わりました。
積極性も出ました。
でも・・・
彼は
ようやく 2才児の反応な感じです。
言葉は 喃語です。
2歳児の方が 言葉を発します。
早い子は おしゃべりも
音源に合わせて歌を歌うこともできます。

お母さんからは
何も言ってきません。
私達も
何も言えません。
ただ、
淡々と 他のメンバーと同じとみなして
対応します。

でも、
ある時のこと
お口の中に 何か入っていました。
何かの拍子にそれが床の上に
落ちました。

石のような黒いものです。

彼は それを拾って
また、口の中に入れ
転がしています。
飴玉が入っているような嬉しそうな顔です。

でも
飴玉では無いので

お母さんに伝え
口から出してもらいました。
ティッシュに受けると
やはり 石でした。

お母さんは
いやぁね~と 笑っています。
居合わせた他のお母さん達の顔は引きつっていました。

私は
医者でも
専門家でも無いと言う立場から
相手から 話しがあるまで
何も言えません。
実際、
彼が 通っているプレ幼稚園での話しを聞くと
幼稚園の先生方からも
何も無いようです。

本来なら
彼がこれから生きて行くために
専門家の先生方や
小児精神科のようなお医者さんのアドバイスがあった方がいいのでは無いでしょうか?
アドバイスの元に
私の仕事場に来るのであれば
それ相応の対応を一緒に考えられます。

余計な事なのかもしれません。
そこまで 面倒を見る機関ではありません。
そう 言われます。
でも・・・・
胸が苦しくなります。