食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【め・も】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.49

2022年05月22日 | 毎日新聞クロスワード
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
め・も気になる言葉の辞書 P.49/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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冥王星(めいおうせい) = 1930年に発見、太陽系の9番目の惑星とされた。その後2006年、惑星の定義が決められ、従来の惑星から「準惑星」の分類になった。投/巷では、仲間外れや降格の例えとして使われる。
迷宮入り(めいきゅう・-) = 犯罪事件で、犯人不明のまま捜査打ち切りとなること。お宮入り。「迷宮」とは、中に入ると容易に出口がわからず迷うようにつくってある建物。投/殺人や重大事件には時効が無くなったが、事実上の迷宮入りになった事件も多く捜査は行われなくなり虚しい思いをする遺族や被害者は多数いる。DNAや科学捜査は日々進化しており、何度も最新捜査を重ねるべき。
名月や池をめぐりて夜もすがら = 松尾芭蕉。中秋の名月の夜、池の水面に映る月に感動し池の周りをそぞろ歩いて趣を楽しんでいたところ、いつのまにか夜が明けてしまった。
冥府(めいふ) = ①冥土(めいど)と同じ。②冥土の役所。閻魔(えんま)の庁。
冥福(めいふく) = ①死後の幸福、「-を祈る」。②人の死後の幸福を祈るために仏事を修すること、追善。投/一般的な弔辞では問題ないが、仏教用語なので神道(しんとう)やキリスト教では避けるべき。NHKアナは「お悔やみ申し上げます」と言っており、公式な場合は使わないほうがよい。
眸皓(めいぼうこうし) = 澄んだ瞳と白い歯、美人の形容。
名誉挽回(めいよばんかい) = 一度失った、良い評判や信頼を取り戻すこと。「汚名返上」=以前の失敗などで受けた不名誉な評判を、殊勲を挙げて打ち消すこと。投/汚名挽回?と誤用される。喧々諤々(けんけん・がくがく)も、”ミックス誤用”だ。喧々囂々(けんけん・ごうごう)と侃々諤々(かんかん・がくがく)が、ごっちゃになった言葉。
女男・妻夫(めお) = 女と男。または妻と夫。投/辞書・大辞泉によると、「めおと」(夫婦)の発音は、「めおとこ」(女男)」の音変化ではないか?と記されている。
目からが落ちる(-・うろこ・-) = 新約聖書から、あることをきっかけとして、急に物の真相や本質が分かるようになること。投/龍や魚だって目には鱗がないし、昔からこの言葉が“不自然”と感じていたが、やはり外国由来の言葉だった。目からコンタクトが落ちれば、物が見えず。
馬手・右手(めて) = 馬の手綱を持つ手(右手)の意。
目の保養 = よいものを見て楽しく感ずること。「目の正月」。投/俗に風俗嬢を見た時にも使う。
目は口ほどに物を言う = 情をこめた目つきは、口で話す以上に強く相手の心を捉える。投/便利なリモートがあっても人間にはこの機能があるので、対面での会話や時には直談判や膝詰談判も必要。
メビウスの帯 = 帯を1回ひねって、両端を張り合わせて得られる図形。表裏がない曲面の例。ドイツの天文学者・数学者メービウスの名に因む。投/いろいろなデザインに使われており、身近なところではリサイクルマークもそうかな?
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メリヤス = 綿糸・毛糸などをループ状の編み目の集合により、よく伸縮するように編んだもの。莫大小・目利安とも書く。スペイン語・medias。
免許皆伝(めんきょかいでん) = 師から弟子に芸道などの奥義(おうぎ)を、ことごとく伝授すること。
面通し(めんとおし) = 容疑者を確認するために、関係者が実際にその人の顔を見ること、面割り。投/面通しと言えば、刑事ドラマに付き物の「マジックミラー」。元刑事で・TVでお馴染みの小川泰平氏の著書によると、実際に存在し「透視鏡」と言うそうだ。ドラマの電気スタンド・湯呑は、暴行や自殺に結び付くので実際は置いてない。かつ丼も裁判で警察が容疑者を買収したと思われるので、これもウソだ。
面壁九年(めんぺきくねん) = 達磨大師が中国の少林寺で、壁面に向かって9年間座禅をして悟りを開いた。

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(もい) = 水を盛る椀(わん)。転じて、飲み水。
申し子 = ①神仏に祈ったおかげで授かった子。②神仏など霊力を持つものから生まれた子。③その分野で特にすぐれた能力を持つ人。投/メディアは、スポーツや専門分野で活躍している人を、やたら安易に「申し子」と言い過ぎる。投稿者も“天狗”なった気持ちで言うなら、全国広しと言えども、毎日クロス解答投稿者として数人しかいないクロスの申し子の1人。自分で言うか?
孟母三遷(もうぼさんせん) = 子供は周囲の影響を受けやすいので、子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという教え。「孟母」は孟子の母。「遷」は移る、転居すること。孟子は、最初、墓の近くに住み葬式の真似ばかりするので、母親は教育上好ましくないと思い、市場の近くに引っ越した。今度は商人の真似ばかりして遊んでしまい、最後は学校の近くに引っ越した。母親は、こここそ息子の教育にふさわしい場所だといって安心して住まいを構えたという。投/これだと孟子の子供の頃は凡人で、母親は単なる“教育ママ”だったのか?(笑) 投稿者の経験では、学校近くの生徒ばかりが出来が良かったとは思えない(苦)。
虎落(もがり) = 竹を縄で編んだ垣根。投/出題者の西尾徹也氏や、タイガースファンの前では使いにくい言葉(苦)。「虎」はこれ以上「落」ちない位置(最下位)から、虎視眈々(こしたんたん)と優勝を狙う。
(もこし) = 建物の軒下に差し掛けて作った屋根。庇(ひさし)状の構造物で、法隆寺金堂に見られる。
藻塩(もしお) = 海草に潮水を注ぎかけて塩分を多く含ませ、これを焼いて水に溶かし、その上澄みを釜で煮つめて製した塩。
もしトラ = 「もしトラ」が~「ほぼトラ」「確トラ」に!出題者・西尾徹也先生がこよなく愛する「虎=タイガース」のことではありません。「もしかしたら or もしもトランプ再選だったら?」から「ほぼトランプ」、トランプ大統領の復活が「確実」「確定」を表す「カクトラ」か? そうなれば、さらなるカオス(混沌・こんとん)かコンヒューズ(困惑・混乱)に・・・ ところで関西では「アレンパ」が流行っているそうだ。タイガースの「アレ」(優勝)の「連覇」だそうだ。「アレレ・・・」にならぬように。
もしもし = ①人に呼びかける時にいう語。「-、物を落としましたよ」。②電話で、相手に呼びかけ、また、答える語。語源は、江戸時代から、声掛けに「申し」が使われていた。「もしもし」の言葉が決定付けられたのは、1890(M23)年の電話開通。交換台へ「申し申し」、あるいは「申す申す」と呼び掛けた。当時は電話の感度が悪く、複数回繰り返した。その後、「もしもし」に転化した。投/バブリー芸人・平野ノラさんファンのマイ妻は、影響を受けたせいか今でも「シモシモ」と電話してくる。
裳裾(もすそ) = 裳のすそ、衣のすそ。投/女性らしさや色気を表し、演歌に出てくる言葉。
餅の黴(-・かび) = 笑い言葉 < 笑点・林家木久扇(元・木久蔵)は、師匠の故・林家彦六(八代目林家正蔵)の物まねギャグを多用した。餅はどうして黴びるのかの答えに、「早く食わねーからだよ」。
餅屋は餅屋(もち・-) = 笑い言葉 < 専門家に任すとよい食品。物事にはそれぞれの専門があるの意。
以ての外(もってのほか) = とんでもないこと。常軌をはずれたこと。思ってもみないこと。「-のお腹立ち」「無断外泊など-」。
モットー = motto。①西洋の封建貴族が楯・紋章などに記した題銘。②行動の目標や指針とする標語、格言。座右の銘。
元の木阿弥(-・もくあみ) = ①苦心や努力も水泡に帰して、もとの状態に戻ってしまうこと。②いったん良い状態になったものが、再び元のつまらない様に帰ること。「木阿弥」は諸説あり・大名身代わり説では、後継ぎが成長するまで戦国大名の死を伏して、僧侶の木阿弥を寝室に寝かせた。後継ぎの成人後に大名の死が公表され、木阿弥はお役御免になり元の僧侶に戻ったことが由来とされる。
最中(もなか) = 笑い言葉 < 最中(もなか)を食べている最中(さいちゅう)。
蛻の殻(もぬけのから) = 蛻(「裳抜け」の意)、脱皮すること。また、その皮。ぬけがら。
モヒカン = 米国先住民・mohicanの一部族の名。
と霧の違い(もや・きり) = 気象用語では、視程1km未満の状態を霧、1km以上10km未満を靄と呼ぶ。近くのものしか識別できない状態か、遠くまで識別できる状態かによる。投/昔の歌謡曲にはムードある霧が付き物だったが、最近の歌では聞かない。投稿者は東京在住で、霧は子供の頃に見たキリ(ダジャレ)。これも温暖化・異常気象の影響か?
モラトリアム = moratorium。①債務者の破綻が経済界に大打撃を与えることが予想される場合、法令により一定期間、債務の履行を延期する措置。支払猶予、支払延期。②人間が成長して、なお社会的義務の遂行を猶予される期間。
盛り土(もりつち・もりど) = 本来の読み方は、訓訓読みで「もりつち」。「もりど」は建築・土木などの業界用語で、メディアも追随している。投/家にある辞書5冊とも前者で、広辞苑第7版で「もりど」が載った。しかし説明の主体は、「もりつち」の項。投稿者は豊洲市場移転・有害物質騒動の際に、前述のことを知った。
諸手(もろて) = 左右の手、両手、双手。「―を挙げて」 心から喜んで。すっかり納得して無条件に。
諸味(もろみ) = 酒・醤油などの醸造で、発酵が済んだ後、まだ粕(かす)をこしてないもの。
モンゴロイド = Mongoloid・三大人種区分の一つ。黄色ないし黄褐色の皮膚と、黒ないし黒褐色の直毛状の頭髪とを主な特徴として分類され、眼瞼の皮下脂肪の厚いこと、蒙古襞(ひだ)、乳児に蒙古斑の頻度がきわめて高いことなども特徴。日本人・朝鮮人・中国人を含むアジア‐モンゴロイドのほか、インドネシア‐マレー人・ポリネシア人・アメリカ先住民が含まれる。
文殊(もんじゅ) = 文殊菩薩。智慧を象徴する菩薩。文殊菩薩のようなすぐれた知恵。「三人寄れば文殊の知恵」。投/安倍派幹部五人衆が寄れば、悪知恵。
門前町(もんぜんまち) = 中世末期以来、社寺の門前に形成された町。善光寺における長野のような例。
モンブランケーキ = mont-blanc・フランス語。 ケーキの一種。細いひも状に絞り出した栗のピューレと泡立てた生クリームで作る。正式名称は、フランス語で「Mont Blanc aux marrons(モン・ブラン・オー・マロン)」。「Mont=山」「Blanc=白い」という意味なので、「白い山」。当然、フランス国境・アルプス山脈の「モンブラン山」が由来。フランス・イタリアとも、山の形や岩肌を模したとされる。投/19世紀半ばに販売され、その時から「栗のペースト」が使われていた。その理由は分からず~能書きはいいから、美味しいモンブランケーキを食べましょう。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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