食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【つ】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.32

2023年06月25日 | 毎日新聞クロスワード
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
気になる言葉の辞書 P.32/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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ツー・バイ・フォー = two-by-four method・枠組壁構法の一種。建材の基本として2×4インチの断面の部材を用いる。北アメリカから導入。住宅などの小規模の建物に用いる。
追叙(ついじょ) = 人の死後、叙位・叙勲をすること。
追(つい)体験 = 他人の体験をあとからなぞり、自分の体験のようにとらえること。
朔日・一日(ついたち) = 月立ちの音便(おんびん・音の変化や脱落)。
追儺(ついな) = 宮中の年中行事の一つ。大晦日の夜、悪鬼を払い疫病を除く儀式。近世、民間では、節分の行事となる。
つうかあ = 「つうと言えばかあと答える」、互いに気心が通じ合って、ちょっと言っただけで相手の言おうとしていることがわかること。「彼とは-だ」「-の仲」。投/つうかあの語源は諸説あり、ここでは説明せず。
築地(つきじ) = 築地というと東京・中央区の地名と思われるが、元々の語源は「埋め立てた土地」のこと。
月と六ペンス = モームの長編小説。1919年刊。画家になるために妻子を捨て、タヒチ島に渡って大作に没頭する男の物語。フランスの画家ゴーギャンがモデルとされる。タイトルの「月」は夢を、「六ペンス」は現実を意味するとされる。
月夜の提灯(-・ちょうちん) = 不必要なこと、役に立たないもの、無駄なことのたとえ。投/他にも、猫に小判・豚に真珠・馬の耳に念仏・蛙の面に水・夏炉冬扇(かろ・とうせん)・骨折り損のくたびれ儲け。
佃島(つくだじま) =東京都中央区、隅田川河口の島。古くシラウオの産地、佃煮が名高い。投/江戸時代初期に、摂津国(現在の大阪府北中部・兵庫県南部)へ佃村(現・大阪市西淀川区)の漁師達が移り住んだ。慶長年間、徳川家康が参詣の折りの漁師の恩を忘れず、江戸に移住させ今に言う漁業権を与えた。正保元年(1644年)に佃島と命名された。彼等が売り出したのが佃煮で、このエピソードがなければ、島の名も佃煮の名称も違っていただろう。大河ドラマの”どうしようもない家康”と違い、本物の家康は大したものだ。投稿者は以前、佃島にある有名な佃煮店で買ったことがある。
付け馬(つけうま)・付馬(つきうま) = 不足または不払いの遊興費などを受け取るために、遊客に付いてゆく人。投/投稿者は品行方正?なので、経験がなく言葉を知らなかった(苦)。
付け文(つけぶみ) = 恋文を送ること。また、その恋文。投/情緒がある言葉。美空ひばり「車屋さん」、由紀さおり「恋文」の曲が雰囲気を醸し出す。♪拙(つたな)き文(ふみ)を読まれし後(のち)は焼いて欲しく候(そうろう)~
辻立ち(つじだち) = ①町角に立つこと。特に物売りなどのために路傍に立つこと。②遊女の道中などの見物のために路傍に立つこと。投/今や「辻立ち」と言えば、政治家(特に落選組が多い)ぐらいだろうか。駅前などでいかに名前を売るか、政策を提示できるかが腕の見せ所。野田佳彦元総理(立憲)は、1980年代後半から30年以上も、平日は辻立ち(駅立ち=駅前)して政策を訴えている。だから話が分かりやすく上手い、国民の不満をも把握している。
辻(つじ)待ち自動車 = タクシーの旧称。始まりは、1912(M45)年、上野駅と新橋駅を拠点に営業。1924(T13)年、円タクと呼ばれる1円均一制度が始まった。投/投稿者はバブル期、なかなかタクシーが拾えず、せっかく乗れても運転手の態度が悪く辛い思いをした。世の中それ以前も、神風タクシー(粗暴運転)、白タク(無許可)、雲助(不当請求)など「悪の業界」だった。現在、東京は画期的に改善され、90代の母親の病院通いに数百mでも運転手は嫌な顔をせず乗せてくれる。介護タクシー、陣痛タクシー(出産直前に指定病院まで運行)などが用意され、接客が改善した。ただ関西圏は、まだ旧態が続く。
津田梅子 = 教育家。江戸の生まれ、1864~1929(S4)年。日本最初の女子留学生として、満7歳で岩倉具視遣外使節に同行して渡米。帰国後、華族女学校・女子高等師範学校教授。1900(M33)年、女子英学塾(のちの津田塾大学)を創設し、女子高等教育に尽力。
津田梅子の新5000円札 = 投/存在する津田の肖像(原版)はこちから見てやや右側を向いたものだが、24年度発行の5000円札は左側を向く(下記)。事実上、反転させた理由に財務省は答えておらず、専門家は次のように言う。そもそも日本のお札の肖像位置が右側にあるのは、彫刻官が描きやすいため。右側の位置にある故・肖像の視線をこちから見て右側に向けると、よそ見しているようになってしまう。だから津田の肖像を反転させ、左向きにした?のではないかと言う。なお新1万円札は渋沢栄一、1000円札は北里柴三郎。自民党保守派(アベラー)は、銃撃死後に「安倍10万円札」と安倍氏の肖像にデザインを変更した硬貨(500~1円の全て)を発行せよと息巻いていたが・・・
763tsuda
槌音(つちおと) = 材木を槌で叩く音。建築・普請が行われている意を表す。「復興のー」。
土気色(つちけいろ) = 土色を帯びた色。つちいろ。憔悴(しょうすい)した顔色。
槌の子(つちのこ) = 蛇の一種という想像上の動物。投/まさか広辞苑に載っているとは。日本全国で目撃例があるとされるほど、昔からTV番組などを騒がせてきたからか。河童、ネッシーなど「UMA=未確認生物」の1つ。 ユーマ=造語、 Unidentified Mysterious Animal。
筒井筒(つついづつ) = 伊勢物語の歌から、幼馴染(おさななじみ)の男女のこと。伊勢物語は、平安時代の歌物語。作者未詳。在原業平(ありわらのなりひら)らしき男性の一代記風の形で、色好みすなわち男女の情事を中心に風流な生活を叙した約125の説話から成る。
津々浦々(つつうらうら) = 至るところの津や浦。あまねく全国。「ーに知れ渡る」。投/昔は紅白歌合戦やのど自慢大会のアナウンサーや歌手がこの言葉を使ったが、最近は聞かない。
続柄(つづきがら) = 親族のつづきあい。親族としての関係。ぞくがら。投/ぞくがらと言う人が多いが、本来はつづきがら。
角隠し(つのかくし) = 浄土真宗門徒の女性が寺参りの時に用いたかぶりもの。幅およそ12cm、長さ72cmの白絹を前髪にかぶせ、後で二つ折にして回し、髷(まげ)の後上で留めておくもの。現在では、婚礼の時に花嫁がかぶる頭飾り。投/お色直しの言葉は、室町時代の武家は婚礼が長く3・4日後に、花嫁が白無垢(しろむく)から色打掛(いろうちかけ)に着替えたことによる。色打掛に衣裳替えするのは、「相手の家に染まる」意がある。今日のジェンダーの観点からは、問題があるが(苦)。時代が変わり仕方ないが、現在のような色物のドレスから色物のドレスに着替えるのは本来の意味から離れる。
(つのだる) = 柄樽(えだる)の一種。角のような大きな柄をつけ、胴を朱または黒の漆で塗り、祝儀のときの進物として酒を贈るのに用いた。
769tsunodaru(一例)
角(つの)を矯(た)めて牛を殺す = 少しの欠点を直そうとして、その手段が度を過ぎ、かえって物事全体をだめにしてしまう。曲がっている牛の角をまっすぐにしようとして、牛を殺してしまうことから。
燕返し(つばめ・-) = ツバメの素早く身を翻して飛ぶ様子から、①剣術の手の一つ。ある方向に振った刀の刃先を急激に反転させて斬る方法。②急激に身を反転させること。投/時代劇好きな方には、説明不要。ヤクルトスワローズの猛反撃ではない。
妻・夫(つま) = ①配偶者の一方である異性。結婚している男女間で、互いに相手を呼ぶ称。元々は男女どちらにも「つま」と言った。②刺身や汁などのあしらいとして添える野菜・海藻などの称。③主要なものを引き立てるために軽く添えるもの。投/総じて「刺身の妻」と言うが、正確には大葉や・花穂じそ・菊の花を指し、大根や人参の細切りは「剣」(けん)と呼ぶ。
爪弾き(つまはじき) =  ①心にかなわぬことのある時、または嫌悪・排斥する時などに、爪先を親指の腹にかけて弾(はじ)くこと。②転じて、嫌悪・排斥し非難すること。指弾。「世間のーにあう」「仲間にーされる」。 笑い言葉 < 投/我が家の辞書には、①「妻」に弾かれる。②「妻」から無視されることと書いてある(苦)。
(つむぎ) = 紬糸で織った平織りの絹織物。大島紬・結城(ゆうき)紬など。投/紬と言えば、「♪女ひとり」がぴったりの歌。曲の1番は♩京都・大原・三千院/結城に塩瀬の帯~。2番♫京都・栂野・高山寺/大島つむぎにつづれの帯~。3番♬京都・嵐山・大覚寺/塩沢かすりに名古屋帯~。茨城県・結城市、鹿児島県・奄美大島や鹿児島市で作られる大島紬。新潟県・南魚沼市塩沢あたりの塩沢紬。これらは日本三大紬と呼ばれ、高級品とされている。歌の世界では、京都には愁いを秘め“恋に疲れた女性”が随分いろいろな所にいるようだ。疲れている割りに、着物・帯など和装へのこだわりがすごい(笑)。
艶場(つやば) = 歌舞伎で艶物(つやもの)を演ずる場面。濡れ場。
釣忍(つりしのぶ) = シノブグサを輪形などに束ねて、涼味を添えるため軒端につるすもの。投/情緒のない人間が増え、風鈴を夕方どころか1日中・1年中吊り下げている野暮天がいる。風鈴も、“騒音公害”化しつつある。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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