食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【へ】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.44

2023年05月14日 | 毎日新聞クロスワード
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
気になる言葉の辞書 P.44/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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ベア = ベースアップ・base up、和製語の略語。個別企業の賃金支払総額を従業員総数で除した平均賃金(ベース賃金)を引き上げること。投/泥沼化の状態に至った日本経済を立て直すには、何と言ってもベースアップと正規社員化でしょ!まず大企業に貯まりに貯まった「内部留保金」、国家予算の4~5倍・500兆円以上の取り崩しを。思えば「少子高齢化」は40年以上前から分かっていたのに手を付けず、小泉・竹中路線の「非正規雇用」の拡大、経済没落の決め手になった「アベノミクス」(大失敗)と日銀の役割・立場を忘れた黒田総裁の安倍追従。歴代政府・自民党の愚策・無責任が、日本を三流国 “後進途上国”(さらに墜ちる途中)にさせた。壊れた潜水艦のように、再浮上不能。
ペシミスト = pessimist・厭世家(えんせいか)。厭世主義者。悲観論者。悲観的で、世を厭(いと)う傾向の強い人。
べそ = 子供などが今にも泣きだしそうな歪んだ表情になること。また、その顔。「泣き-」。投/語源は、「圧口(へしぐち)(唇に力を入れて「へ」の字のように口をつぐんでいる形)」の「へし」の転化と言う。
繰り(へそくり) = 主に主婦が、内職や倹約・内緒で貯めた金。チコ情報/元々は、紡いだ麻糸を環状に巻きつけたものを「綜麻」(へそ)と言った。江戸時代の文献にも残っている。※現代の毛糸玉の形状。当時の妻は内職として、綜麻を売って家計の手助けにした。得たお金を、「綜麻繰り金(がね)」と言った。妻は遠い里に1人でいる母親を愛おしく思い、亡くなった時に着る経帷子(きょうかたびら/死装束)を用意しておくため、一部を家計に入れずにわずかずつ貯めていた。そのお金を「綜麻繰り」と言う。後世、「臍(へそ)」の字に置き換わった。他説あり。投/旦那に内緒で、己の享楽のために臍繰りする女房とは次元が違う。
べた = ①一面に隙間のない様。べったり密着するさま。「-負け」「-ぼれ」。②俗に、工夫がなくありきたりである様。平凡。③「べた組み」の略、組版で活字を組む時、文字と文字との間、または行間をあけずに組むこと。④「べた焼き」の略、多数のネガを並べて1枚の印画紙に密着させて焼き付けること。また、その印画。投/最近は、TV番組や芸能関係で作品や内容に面白みがない・ひねりがないなど②の意味で使うことが多くなった。
下手の横好き = 下手なくせにその事に熱心なこと。下手横好きは誤り。
ペタンク = pétanque、フランス発祥の球技。テラン(コート)上に描いたサークルを基点としてビュット(目標)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツ。ボールの直径7~8cm、重さ650~800g。材質はステンレス鋼や鋼鉄などの金属製。投/パラリンピックの「ボッチャ」に似ていて、そんなに広くない場所でもできる。
820petanque
別状と別条 = 投/別状は普通と違った様子。かわったありさま。「命に―はない」。別条は、ほかとかわった事柄。普通と違った事柄。「-なく毎日を過ごす」。事件や事故が起こると、ニュースで「命に・べつじょう・はありませんでした」と読み上げられる。広辞苑第七版や複数の辞書を鑑み、「別状」だ。ところが新聞業界の表記としては、前者の状況でも「別条」を使用している。他の文字でも新聞業界・新聞社ごと・TV局でも、独自の文字を使用していることをご認識を。
P.E.Tボトル(ペットボトル) = PET bottle・polyethylene terephthalate → ポリエチレン・テレフタラートの略称。投/ペットボトルのポイ捨て防止に、ペット(愛玩動物)のように大事に扱おうとする精神の投げ掛けが盛んになってきた。
ベツレヘム = ①Bethlehem・ヨルダン西部、イエスの誕生地とされるパレスチナの町。②イエス誕生の時に現れたとされるベツレヘムの星。③クリスマスツリー先端の星は、ベツレヘムの星を模したもの。現代において天文学者らは、この星について様々な見解を持っている。超新星、惑星、彗星、惑星どうしの接近など事例が提唱されているが歴史的な正確さに疑問を持ち、フィクションと考える学者も少なくない。投/遙か昔のことさえ、専門家が真面目に検証することに驚く。ちっぽけなこの星(地球)で戦争を仕掛ける大馬鹿者を、星屑の彼方へ放っぽり出したい!
ペテン師 = 詐欺師。中国語(bengzi)の訛からくる。
ベトナムの十二支 = 子(ねずみ)・水牛(すいぎゅう)・寅(とら)・猫(ねこ)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・山羊(やぎ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・豚(ぶた)。投/動物が異なるのは4つ、丑:水牛、卯:猫、未:山羊、亥:豚。極端に違うのが、卯(うさぎ)と猫。
屁の河童(へのかっぱ) = 何とも思わないこと。へっちゃら。投/北京五輪・柔道金メダリストの石井慧選手は、インタビューで「オリンピックのプレッシャーなんて、斉藤先生のプレッシャーに比べたら、屁の突っ張りにもなりません」と答え話題を呼んだ。屁の突っ張り~何の役にも立たない、比較できないの意。なお恩師・斉藤仁(ひとし)氏は、2015年没。
ヘブン(イマジン) = heaven・天、天国。投/ジョン・レノン「イマジン」の曲の歌い出しが、「想像してご覧、天国なんてないんだ~ Imagine there’s no Heaven」。
ヘボン式 = 日本語を書き表すためのローマ字の綴り方。1885(M18)年、羅馬(ローマ)字会が定め、その後、アメリ人宣教師ヘボンが「和英語林集成(第三版)」に用いた。ヘボン式は英語表記に近く、シ・チ・ツ・フをshi、chi、tsu、fuと表記する。反対語:訓令式ローマ字では、si、 ti、 tu、hu。投/雑談で、ヘボンさんのスペルはhepburn。映画女優だった、オードリー・ヘップバーンさんのスペルもhepburn。日本訳の相違で、実際の発音を聞くと両者の中間的な感じ。しかし日本人が日本語表記の“ヘップバーン”と発音しても、海外では通じないようだ。
便乱坊(べらぼう) = ①寛文(1661~1673)年間に見世物に出た、全身真っ黒で、頭が尖り目は赤く丸く、あごは猿のような姿の人間。この見世物から「ばか」「たわけ」「あほう」の意になったという。②人をののしりあざける時に言う語。③「棒」の字を当てる~異常なさま。はなはだしくて、信じがたいさま。投/もう1つ、江戸っ子の「すっとこ・どっこい」も、罵っていう言葉。馬鹿野郎の類、まぬけ。
ベラルーシ = スラブ語で「ベラ」(白い)と「ルーシ」(ロシア)で白いロシアの意。投/年配者には、旧名・白(はく)ロシアの記憶があると思う。
べらんめえ = ①早口で威勢がよく、巻き舌で荒っぽい言葉つき。江戸の下町で、主に職人などの間で発達したもの、ベラボウメの訛か。べらんめえ言葉。②人を罵っていう語。ばか。ばかめ。「-何言ってやがるんだ」。投/現在の江戸っ子にも、早口の“べらんめえ調”はいる。しかし、さすがに「べらぼうめ」「てやんでぇ~」は使わない。
ベルマーク = 和製英語。教育設備助成票の通称。協賛企業の商品についた鐘の絵のマークを、集めた点数に応じて学校に教育用設備が贈られる。1960(S35)年創設。同年に2263校でスタート、70年代には2万校を超えた。現在は幼稚園・保育園、小・中・高校に加えて大学や公民館などの生涯学習施設も参加登録ができ25000施設を越えた。ただ、ここ10数年は減少傾向。投/小学校時は、随分、集めた記憶がある。
ペレストロイカ = 「建て直し」の意。旧ソ連の改革。停滞腐敗の様相を呈したソ連社会主義を改革しようと、1980年代半ば以降ゴルバチョフが展開。91年のソ連崩壊で終わった。投/この事態が回り回って、ロシアによるその後のクリミア半島強奪、今日のウクライナ侵攻の原因でもある。
ペンクラブ = 世界各国の詩人・劇作家・編集者・評論家・小説家などの文筆従事者の友好と親睦を通じて、国際間の理解を深めようとする団体。第一次大戦後の1921年に設立。本部はロンドン、国際ペン会館をパリに置く。日本ペンクラブはその支部。International Association of Poets, Playwrights, Editros, Essayists and Novelists; PEN。投/21年5月から、日本ペンクラブ新会長に女性初の桐野夏生(きりの・なつお)氏が就任した。
変化(へんげ) = ①形が変わって違ったものが現れること。②神や仏が仮に人の姿となって現れること。「七変化」(しち・-)は、同じ俳優が次々と七役を早変わりして踊るもの。投/笑い言葉 < 出題者例は「七色仮面」「琴姫七変化」と、変化する昭和30年代の人気TV番組を指す。後者の主演・琴姫は、ボンカレーCMで有名な松山容子。若武者姿が凛々しい姫君。旅先の諸悪を倒す、「許しませぬぞ!」の決め台詞。
変奏曲(へんそうきょく) = 主題に続いてその旋律・和声・リズム・性格などをさまざまに変化させたいくつかの曲を接続した楽曲。独立した楽曲の場合と、ソナタや交響曲などの一つの楽章をなす場合とがある。投/投稿者はクラシックが好きなので変奏曲の例をあげようとしたがあまりにも多いので、ギャグ的にモーツァルトの「きらきら星変奏曲」はいかが?
扁桃腺(へんとうせん) = 出題者・西尾徹也氏のシャレが利いている。笑い言葉< 菅首相(当時)の「答弁は差し控える」と「喉にあるもの」を掛けて、『返答せん』。
ペンパル = pen pal・手紙によって交際する友人。文通仲間、ペンフレンド。palは、仲間・友達。投/昔は、必ず少年・少女雑誌に文通コーナーがあった。でも投稿者は、一度もやったことがない。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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