(毎日新聞クロスワードサポート)
気になる言葉の辞書|第822回・4月7日(日)
■完成ワード「裏金動けば嘘が生まれる」
読みにくい文字 独活(うど) 切炬燵(きりごたつ) 悲嘆 愛し子 連句 棋士(きし) 得度 手解き 内意 伝(つて) 赤裸裸 有心(うしん) 隔月刊誌
気になる言葉の説明
▽伊予(いよ) = 愛媛県の旧国名。投/申し上げたかったことは、クロスワードパズルで出題者が困った時の“伊予頼み”。「伊予」の出題が多く、様々なパズル歴が長い投稿者は「伊予」と答えた回数は2桁を越えると思う。”いよいよ”ベテランの域。
▽エッセンス = essence。①物事の本質、精髄。②植物体から抽出した芳香性の精油。アルコール溶液。
▽女坂(おんなざか) = 寺社の参道などで、相対する2つの坂のうち傾斜の緩やかなほう。対語:男坂。
▽4月 = 投/投稿者は2月・4月を迎えると鬱陶しさを感じる。花粉症ではなく、2月・4月のアクセント。岸田首相や一部のアナウンサーも間違っている。NHK放送文化センターのHP(最近気になる放送用語)を見ると、『「~月」のアクセントには、「尾高型<おだかがた>」と「頭高型<あたまだかがた>」がある。尾高型は、「~月」の終わりまでを高く発音するもので、1、2、4、6、7、8、10、11、12月。頭高型は、最初の1拍だけを高く発音するもので、3、5、9月。ところが本来・尾高型の2月と4月を、頭高型で[ニ\ガツ][シ\ガツ]と発音する人が増えています。間違えないように、「頭高はゴー(5)、サンキュー(3・9)」と覚えておきましょう』。
▽白を切る(しら・-) = 知らないふりをする。知らないふうをよそおう。「白(しら)」は、白(しら)ばくれること。
▽頭韻(とういん) = ①語頭と同一の韻を繰り返すもの。②また詩歌で句頭または語頭に同一の韻を繰り返したもの。投/例は今回の完成ワードの「ウラガネ・ウゴケバ・ウソガ・ウマレル」。頭韻は、ややラップ調にも聞こえる(苦)。
▽弾き語り = ①同一人が浄瑠璃などを三味線を弾きながら語ること。②ピアノ・ギターなどを弾きながら歌うこと。投/元は①から始まった言葉だが、昨今の②状態では、若干の違和感を持つ方もいる。現代なら、「弾き歌い」が好ましいのでは。ラジオファンの投稿者は、NHK-FM、平日午前の「弾き語りフォーユー」を欠かさず聴いている。”生ラジオ”の他に、PCやスマホで聴ける「らじるらじる」の“聞き逃しサービス”も活用。ピアニスト小原孝(おばらたかし)氏が、クラシック・ポップス・歌謡曲・叙情歌などをピアノアレンジ演奏する。皆様も試しに。
▽布石(ふせき) = ①囲碁で対局の初めの段階に作戦を立てながら、要所に石を配すること。元は囲碁用語。②転じて、将来のための用意をすること。将来に備えて、予め打たれた手配り。「新事業の-を打つ」。
▽元の木阿弥(-・もくあみ) = ①苦心や努力も水泡に帰して、もとの状態に戻ってしまうこと。②いったん良い状態になったものが、再び元のつまらない様に帰ること。「木阿弥」は諸説あり・大名身代わり説では、後継ぎが成長するまで戦国大名の死を伏して、僧侶の木阿弥を寝室に寝かせた。後継ぎの成人後に大名の死が公表され、木阿弥はお役御免になり元の僧侶に戻ったことが由来とされる。
▽横車(よこぐるま) = 横に車を押すように、道理に合わないことを無理にすること。理不尽なこと。投/江戸時代初期にはあった言葉だから、現在のクルマとは違う。でも道理は同じ。
▽里程標(りてい・-) = ①道端などに立てる、里程を記した標識。里程→みちのり。里数、道程。②日本国道路元標(どうろげんぴょう)。
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「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。送り仮名は、広辞苑によるものです。
単なる答え合わせに終わらず言葉の意味を知れば、ますますクロスワードが楽しく
なり、出題者・西尾徹也氏の仕掛けが分かってきます。
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■完成ワード「裏金動けば嘘が生まれる」
読みにくい文字 独活(うど) 切炬燵(きりごたつ) 悲嘆 愛し子 連句 棋士(きし) 得度 手解き 内意 伝(つて) 赤裸裸 有心(うしん) 隔月刊誌
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▽伊予(いよ) = 愛媛県の旧国名。投/申し上げたかったことは、クロスワードパズルで出題者が困った時の“伊予頼み”。「伊予」の出題が多く、様々なパズル歴が長い投稿者は「伊予」と答えた回数は2桁を越えると思う。”いよいよ”ベテランの域。
▽エッセンス = essence。①物事の本質、精髄。②植物体から抽出した芳香性の精油。アルコール溶液。
▽女坂(おんなざか) = 寺社の参道などで、相対する2つの坂のうち傾斜の緩やかなほう。対語:男坂。
▽4月 = 投/投稿者は2月・4月を迎えると鬱陶しさを感じる。花粉症ではなく、2月・4月のアクセント。岸田首相や一部のアナウンサーも間違っている。NHK放送文化センターのHP(最近気になる放送用語)を見ると、『「~月」のアクセントには、「尾高型<おだかがた>」と「頭高型<あたまだかがた>」がある。尾高型は、「~月」の終わりまでを高く発音するもので、1、2、4、6、7、8、10、11、12月。頭高型は、最初の1拍だけを高く発音するもので、3、5、9月。ところが本来・尾高型の2月と4月を、頭高型で[ニ\ガツ][シ\ガツ]と発音する人が増えています。間違えないように、「頭高はゴー(5)、サンキュー(3・9)」と覚えておきましょう』。
▽白を切る(しら・-) = 知らないふりをする。知らないふうをよそおう。「白(しら)」は、白(しら)ばくれること。
▽頭韻(とういん) = ①語頭と同一の韻を繰り返すもの。②また詩歌で句頭または語頭に同一の韻を繰り返したもの。投/例は今回の完成ワードの「ウラガネ・ウゴケバ・ウソガ・ウマレル」。頭韻は、ややラップ調にも聞こえる(苦)。
▽弾き語り = ①同一人が浄瑠璃などを三味線を弾きながら語ること。②ピアノ・ギターなどを弾きながら歌うこと。投/元は①から始まった言葉だが、昨今の②状態では、若干の違和感を持つ方もいる。現代なら、「弾き歌い」が好ましいのでは。ラジオファンの投稿者は、NHK-FM、平日午前の「弾き語りフォーユー」を欠かさず聴いている。”生ラジオ”の他に、PCやスマホで聴ける「らじるらじる」の“聞き逃しサービス”も活用。ピアニスト小原孝(おばらたかし)氏が、クラシック・ポップス・歌謡曲・叙情歌などをピアノアレンジ演奏する。皆様も試しに。
▽布石(ふせき) = ①囲碁で対局の初めの段階に作戦を立てながら、要所に石を配すること。元は囲碁用語。②転じて、将来のための用意をすること。将来に備えて、予め打たれた手配り。「新事業の-を打つ」。
▽元の木阿弥(-・もくあみ) = ①苦心や努力も水泡に帰して、もとの状態に戻ってしまうこと。②いったん良い状態になったものが、再び元のつまらない様に帰ること。「木阿弥」は諸説あり・大名身代わり説では、後継ぎが成長するまで戦国大名の死を伏して、僧侶の木阿弥を寝室に寝かせた。後継ぎの成人後に大名の死が公表され、木阿弥はお役御免になり元の僧侶に戻ったことが由来とされる。
▽横車(よこぐるま) = 横に車を押すように、道理に合わないことを無理にすること。理不尽なこと。投/江戸時代初期にはあった言葉だから、現在のクルマとは違う。でも道理は同じ。
▽里程標(りてい・-) = ①道端などに立てる、里程を記した標識。里程→みちのり。里数、道程。②日本国道路元標(どうろげんぴょう)。
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辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。送り仮名は、広辞苑によるものです。
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なり、出題者・西尾徹也氏の仕掛けが分かってきます。
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