回転寿司の真相シリーズ257皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND15 回転寿司のテーブルマナーを守ろう
回転寿司店では大騒ぎや酔って大声を出して周囲のお客に迷惑を掛けないこと
ここからは、悪質なマナー違反をご紹介します。回転寿司店の狭い場所なので、楽しい時でも自分達だけで大騒ぎ、酔って大声を出して周囲のお客に迷惑を掛けないことです。コロナ禍では警察に通報されそうですが、コロナが収束すればこういう輩が再び現れるでしょう。回転寿司店は、牛丼店と同様に酔っ払うほど酒を飲む場所ではないと心得ることです。
クドクドと仕事の話をしている人や、憂鬱な話は厳禁です。そういう連中が勘違いしていることは、金を払う以上は自分達だけの場と思っていることです。居酒屋で若者が周囲の厳しい眼も察知せず、無神経に大声で馬鹿騒ぎしていると腹が立ちます。回転寿司店だけでなく飲食店は楽しい場(楽しくさせる場)なので、周囲に不快を与える自分勝手な行動(言動)は慎むべきです。飲食店に限らず、人間としてのマナーです。
ご存じのように、そもそも寿司は立ち食い(江戸時代に屋台で売りに回っていた・本当に立って食べる)だったので、その精神を明治以降も受け継いでいます。寿司や蕎麦は、今で言うファストフードの感覚です。だらだら・長々と話をしながら食べるのではなく、スッと入って、酒を飲んでもスッと出るのが江戸っ子・明治以降、現・令和人の粋な姿です。お客が順番待ちしていなくても長居は野暮なので、店内の振る舞いはキレのよい素早さが心意気です。お客の側も、“高速回転・効率回転”が求められているのです(笑)。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
このROUNDは回転寿司評論家の書籍を参考に、投稿者
の一般飲食店での感想と世の中の経験を加え記事にしました。