回転寿司の真相シリーズ258皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND15 回転寿司のテーブルマナーを守ろう
回転寿司店では言うまでもなく極力咳やクシャミをするのは控えましょう
寿司が流れるレーンだけに、手やハンカチで覆わずに咳やクシャミをするのは厳禁です。以前は結構、レーンに向って無神経に咳やクシャミをしている人が多かったですね。今号も、コロナ禍ですっかり様相が変わってしまった内容です。コロナが収束すれば、またこのような人が出没するでしょう。かつては混雑する車内でも、平気でそのまま咳やクシャミをする奴が大勢いました。因みに欠伸(あくび)も、かなり勢いよく口から唾液(飛沫)が飛びます。以前は街中やTVニュースの画面に、手を覆わず欠伸をしているのを見掛けました。男性も女性も、実にマヌケな姿です。人が見ている・見ていないではなく、手で隠すことが人としての心得です。基本は、いかなる場所でも人間としての振る舞いが大事なことです。
投稿者は上品?なので、1人で部屋に居ても咳・クシャミは反射的に衣服で受け、欠伸も無意識に手を添えます。疫学的には、咄嗟の時は自分の服で口を覆ったほうが良いとされています。もちろん、即、綺麗に洗濯することが必要です。コロナ禍に限らず、手や衣服で覆わない人は小さな頃の親の躾の悪さです。既号の通り、回転寿司店に行かなくなった理由の1つは、昔、無神経にも咳やくしゃみをそのままレーンに向かってしている人がいたからです。その時、初めて回転寿司は不潔と思った瞬間です。スーパーコンピューター富岳が飛沫の飛び方を画像化する前から、投稿者はイメージとして想像できていました。
迂闊に店内で咳やクシャミをすれば、飛沫が回っているネタやシャリにくっ付きます。但しクシャミを覆った手を、そのまま什器やテーブルに触れるとホールスタッフや次のお客への感染の元です。そもそも回転寿司やバイキング・オープンタイプのパン屋・フリーハンドの惣菜店などの食材は、見えないけれども小さな埃や飛沫で汚れているのです。私は10数年前から、回転寿司などの汚さを指摘してきましたが、コロナ禍で「飛沫」が可視化されるようになったので理解が深まったと感じます。オープンタイプの食品の売り方は考えものです。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
このROUNDは回転寿司評論家の書籍を参考に、投稿者
の一般飲食店での感想と世の中の経験を加え記事にしました。