食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【ゆ・よ】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.51

2022年05月19日 | クロスサポート辞書
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
ゆ・よ気になる言葉の辞書 P.51/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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USA = 投/合衆国?合州国? 間違い当てクイズにもなっている。前者の字を使っているが、本来は合州国では?の説もあり。トランプ大統領の横暴から、自国民も各州も分断へ。
ユークリッド幾何学(-・きかがく) = ユークリッドが大成した幾何学。非ユークリッド幾何学との違いは、公理の選び方にある。公理は結合・順序・合同・平行・連続の5群に整理される。
結い(ゆい) = 田植えや屋根替えなど多くの労働力が必要な時は、人手や力を貸し合うこと。
遊撃手 = アメリカ野球黎明期、今とは異なり投手の両隣に2人の守備者がおり、すぐ近くで守ることから「shortstop」(短く遮る)の名称で呼ばれていた。その後、現在の守備位置と同じになる。明治時代の教師・中馬庚が、戦争・戦列で時期を見て待機し動き回ってあちこちを固める「遊軍」のようだと「遊撃手」という名称が広まった。「遊撃」=主力から独立して行動する部隊が、戦況に応じて敵を攻撃したり味方を助けたりすること。「遊軍」=戦列外にあって、時期を見て活動する軍隊。遊撃隊。投/遊んでいるどころか、ショートは「守備の華」と言われ守備範囲が広く、最も身体能力・体力が要求されるポジションである。
有限会社 = 2006年の会社法施行によって有限会社制度が廃止され、新たに有限会社を設立することができなくなった。背景に株式会社でも1円の資本金で設立が可能、取締役員も1名でよいことに。株式会社の設立条件が下がったため、有限会社と株式会社との差がなくなったことによる。投/当時、「1円玉企業」出現かと騒がれたことを思い出した。
故実(ゆうそくこじつ) = 朝廷や武家の礼式・官職・法令などに関する古来のきまり。
有名税 = ①有名であるために、ある程度は我慢しなければならない不快な出来事。②名前をよく知られた人が被る迷惑の喩え。有名人だけが払う実際の税ではない。多少の迷惑は仕方ない意。投/欧米の大金持ちや著名人に比べ、日本人の億万長者は寄付や社会貢献が極端に少ない。資産が数兆円ある方でも、寄付額はお粗末。寄付文化が芽生えていない背景もあるが、いかにも「ケチ」だ。それこそ皆様から稼いだのだから、“有名税”代わりに生活弱者や環境保全のために“ポン!”と還元して欲しいものだ。
雪掻き(ゆきかき) = 投/毎年、冬になると北海道から日本海側の地域に大雪が降り、高齢者が屋根から落下、屋根の雪が滑り落ちて巻き込まれた方が大勢亡くなっている。過疎、高齢化で雪掻き・雪下ろしは地元の方には重い負担。彼らには、もう無理。いっそ国が予算化し「国営雪中軍」(愛称)を作り、自衛隊、警察・消防署員、地方自治体職員、民間代行業者、有償ボランティアを募り、お年寄りは部屋に居たままで、公助による雪下ろし、雪掻きを大々的に代行する投稿者の案。全国民につまらぬ“節電ポイント”(2000億円)を配るより、高齢者の命を守ることができて地域の安全にも繋がる。
雪灯籠(ゆきどうろう) = 雪を固めて穴をうがち、その中に灯心などを入れて点火するもの。投/東北地方の山形・米沢などの雪国の灯篭まつりが有名。ぼんやりと幻想的。
雪平鍋(ゆきひらなべ) = ①厚手で薄褐色の陶製の鍋。把手(とって)・注口(つぎぐち)・蓋のあるもの。主に粥用。②日本料理で用いる片手鍋。金属製で注口があり、木製の柄がつく。
776zyukihiranabe 一例
雪見灯籠(-・どうろう) = 丈が低く笠が大きく外方に広がった3~6本脚の石灯籠。水辺に多く使う。庭園専用につくられたもの。投/名前の由来は所説あるが、滋賀県大津市の琵琶湖屈指の景勝地「浮御堂(うきみどう)」が雪見に変化した語であるのが有力。けっして、「雪を見るため」だけにある灯籠ではないそうだ(笑)。
815yukimi 雪見灯籠  815ukimi2 琵琶湖・浮御堂
ゆ党= 与党・野党どっちつかずの政党を「ゆ党」と言う。ふりがなのや行の、「や」と「よ」の間だから「ゆ」。投/公明党は昔「ゆ党」だったが、政権にのぼせてしまい「”湯”党」に、今では超与党!に。自民党とは是々非々で対処すると言ってたのが、是々是々に。コロナ拡大や日本を駄目にしたのは、公明党にも責任がある。
湯桶(ゆとう) = 注口(つぎぐち)と柄のついた、湯・酒をつぐのに用いる木製の器。多くは漆塗り。ゆつぎ。
776zyutou 一例
湯桶(ゆとう)読み = 二字の漢字で最初の字が訓、下の字が音で読む読み方。手本(てほん)、消印(けしいん)なども。↔重箱読み。投/毎日新聞連載の「毎日ことば」に、風呂桶とは風呂場で使われる小型の桶と回答した人が過半数に達し、本来の「浴槽」は3割だった。のんびり?と、風呂桶に入っていられない時代になったからか。
ユトリロ = フランスの画家。堅実な筆致と落ち着いた色彩で、パリの市街風景を好んで描いた。1883-1955年。ユトリロなど「エコール・ド・パリ」は「パリ派」の意味で、20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まった画家たちを指す。ユトリロ、モディリアーニ、レオナ-ル・フジタ(藤田嗣治・つぐはる)、シャガールなど作風は各々違う。投/パリの建物など、しっとり感があるユトリロは好きな画家。モディリアーニは、本物の作品を見たことがある。
 = 投/童謡「おはなしゆびさん」作詞:香山(こうやま)美子・作曲:湯山昭作、「♪このゆびパパ、ふとっちょパパ~」=親指。医療用語の親指は、「母指」(ぼし)。親指はパパになったり母になったり、文字のフィンガーマジックというところか。投稿者は、後ろ指ばかり指される(苦)。海援隊「母に捧げるバラード」の台詞、「人ば指差して笑う奴は(省略)あとの3本は自分ば指しとる」~指の教訓話。昔の指の歌・伊東ゆかり「小指の想い出」、故・ポール牧が一世風靡した「指パッチン」。
夢現(ゆめうつつ) = ①夢か現実か区別し難いこと。②意識がぼんやりしている状態。
夢浮橋(ゆめのうきはし) = 源氏物語の最後の巻名。第五四帖。薫28歳の夏の、出家した浮舟に対する遂げられない愛、彼女をあきらめきれない薫の悲哀を描く。

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(よい) = 日が暮れて暗くなりかけた頃。「宵の口・宵のうち」。宵祭・宵宮は、祭日の前夜に行う小祭。投/2007年から、気象用語の「宵のうち(18-21時)」は「夜のはじめの頃」に改正された。投稿者は、「宵のうち」は情緒があり好きな言葉だった。ウェザーニュースによると、「宵のうち」には2つの齟齬があったとされる。①宵のうちは季節や地域によるが、~18:30から19:30頃までとされる。②一方、現代人の感覚では夜10時を過ぎているのに、「まだ宵のうちだ。もう1軒付き合え」と言う例。どちらも18-21時の枠とは異なるため。井上陽水の「少年時代」の『宵かがり』『風あざみ』は、氏の造語と言われる。
ヨイトマケ = 重い物を滑車で上げ下ろししたり、綱で引いたりする動作を、大勢で一斉にするときの掛け声。転じて、そのような労働、主に地固めなどの仕事を日雇いでする人。投/「ヨイトマケの唄」は、美輪明宏氏が作詞作曲したヒット曲(発売時は丸山名)。厳しい労働、悔しさの中でもくじけずに生き抜いた歌。しかし歌詞の土方(どかた)が差別用語とされ、放送できなくなった。その後2012年の紅白歌合戦で熱唱、若い方にも感動を呼んだ。凛々しい美輪さんは、素敵だ。
拗音(ようおん) = 日本語の音節のうち、キャ・シュ・チョのように、他の仮名の右下にャ・ュ・ョなどの仮名を小さく書いて表す音。投/因みに「促音(そくおん)」は、詰まるような感じを与える音。小文字のッで表す。買った・あっさり・楽器(がっき)など。正しいかどうか分からないが、「キャッシュ」は拗音・促音の塊?「貯金は」?どちらもマネーだけに、生活で詰まらせないように(苦)。銀行などの口座名義も、拗音・促音が使えればよいと思うが。
用か・八日(ようか) = 笑い言葉 < 何か用か?七日(なのか)・八日、九日・十日~昔からあるギャグ。
養生訓(ようじょう・くん) = 貝原益軒(かいばら・えきけん)著の江戸時代の代表的な養生書。1713年(正徳3)成る。貝原益軒は、江戸前期の儒学者・教育家・本草学者。
羊頭狗肉(ようとう・くにく) = 羊の頭を看板に出しながら実際には狗(いぬ)の肉を売ることから、見かけが立派で実質が伴わないこと。
として行方が知れない(よう・-) = 杳は暗いさま、深く広いさま、はるかなさま、はっきりわからないさま。
横車(よこぐるま) = 横に車を押すように、道理に合わないことを無理にすること。理不尽なこと。投/江戸時代初期にはあった言葉だから、現在のクルマとは違う。でも道理は同じ。
横槍(よこやり) = ①両軍が合戦中に、別に敵軍の側面から槍で突きかかること。 ②転じて横合いから第三者が口を出して文句を言うこと。「-を入れる」。投/「横」が付く言葉は、悪い意味が多い。横暴・横行・横領・横柄・横着・横転、横取り・横流し・横槍・横車・邪ま(ヨコシマ?)・横恋慕・横紙破り、横道にそれる・下手の横好きなど。全国の横山さんには申し訳ない。
汚れつちまつた悲しみに・・・・・ = 中原中也(ちゅうや)の詩集「山羊の歌」に収録された代表する詩。「汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる ・・・」。悲しみは恋愛に敗れた、恋人に去られた悲しみとされる。中原中也は、1907(M40)-1937(S12)年、日本の詩人・歌人。30歳の若さで死去したが、生涯で350篇以上の詩を残した。
予算委員会 = 国会の中心的な委員会。投/政治をご存じない方は、予算委員会なのに予算の検討もせずに政府や議員への追求ばかりするな!は誤解だ。実務的には分科会があり、また衆議院・参議院の常設の各委員会で様々な問題が討議されている。ただ国会中継やTVニュースでは、主に予算委員会の模様しか流さないのでそう思われる。
世捨て人(-・びと) = 世の中を見捨てて隠遁(いんとん)または出家した人。僧侶・隠者など。投/投稿者は人と会うのが苦手なので、ほとんど家に籠り気味。多くの方は外出してイヤな気分を発散するが、私は逆にストレスが極端に溜まる。だから人と会わずに済む、しがない(とるに足りない)ブログ投稿を書く。だからコメントもフォロワー設定もしないでいる。
夜鳴き蕎麦(よなきそば) = 夜間、深夜まで路上で蕎麦・うどん・ラーメンを売り歩く人。その蕎麦・うどんを言う。
ヨナ抜き = 五音音階の一つ。 明治時代には、階名をヒ・フ・ミ・「ヨ」・イ・ム・「ナ」と称したが、そのうちのヨとナ、つまり西洋音階の第4音(ファ)と第7音(シ)を抜いたド・レ・ミ・ソ・ラの音階のこと。日本風(ノスタルジー)の音階。投/代表的なヨナ抜き曲は、君が代・蛍の光。TV番組「題名のない音楽会」で、スコットランド民謡が哀愁を帯び日本人にウケるのは、ヨナ抜き調が多いからと言っていた。調べたところ、細川たかし「北酒場」・谷村新司「昴」・松任谷由実「春よ、来い」・星野源「恋」・米津玄師「パプリカ」など。演歌はもちろんポップスでも、絶妙に使われている。ヨナ抜き調は日本人に刷り込まれていて、ヒットさせる1つのテクニック。
夜鍋仕事(よなべ・-) = 夜、鍋をかけ夜食をとりながら仕事をすることによる。夜に仕事をすること。またその仕事、夜仕事。「内職で夜鍋する」。投/辞書では「夜鍋」だけで、夜に仕事をすることを指す。過日、TV番組で同問題が出され、若い方の答えは“夜に鍋を食べること”の答えが一番多かった。時代は変わった。「かあさんの歌」(作詞・作曲者の窪田聡)♪かあさんが夜なべをして 手ぶくろあんでくれた~そんなお母さんはもういないんだろうな。(あかぎれ)に、生みそをすりこんじゃいけませんよ。
世の習い = 世間一般の慣習。普通に行われていること。世の例(ためし)。
呼出し = 投/四股名(しこな)もキラキラネームが増えて、呼出しにくいようだ。投稿者が遺憾に思っているのは、力士の絞込み(まわし)、審判、行司とも正式な装束を身に着けているのに、呼出しだけが派手な色と広告入りであること。呼出しの仕事だけではなく裏方的な多岐に渡っており、けっして軽くはない。やはり呼出しの立場や業務、格式を考え、CMは外すべきだ。そう思いませんか?永谷園さん!(なとり・紀文も)
黄泉(よみ) = 死後、魂が行くという場所。死者の行く所。冥土。
 = 投/お笑い芸人や関西の方は、自分の妻を「嫁」と呼ぶ。間違った使い方で、嫁と呼べるのは結婚した息子の両親。
嫁いびり = 姑 (しゅうとめ) などが嫁をいじめて苦しめること。投/人生100年時代と言われ、誰もが認知症や介護のお世話になる時代。できの良い息子なら介護をするが、概ね嫁が面倒をさせられる。嫁いびりしている場合ではない。鬼嫁の復讐劇にならないよう、将来を考え若い頃から「嫁」を大事にしたほうがいいですよ。
夜目遠目笠の内(よめ・とおめ・かさのうち) = 夜見たのと、遠方から見たのと、笠をかぶっているのをのぞき見たのとは、女の容貌が実際よりも美しく見えるものである。投/しかしマイ妻は、夜見ると怖い。
齢・弱い(よわい) = 笑い言葉 < 頑強な人も虚弱な人も、年齢は齢(弱い)のダジャレ。
寄らば大樹の陰 = ①身を寄せるならば、大木の下が安全である。②頼る相手を選ぶならば、力のある者がよい。投/「寄らば大樹」で言葉を切る人が多いが、正確には~の陰。「寄らば大樹」と「寄らば大樹の陰」では、若干、ニュアンスが違うと思うが。「寄らば大樹の陰」の典型は、安倍派メンバー。「虎の威を借りる狐」(議員)も、大樹がなくなれば他派閥への移動を画策、今や分裂・雲散霧消・枯死の危機に。枯死問題は、ビッグモーター社前の樹木だけではない。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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