koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

ばくはつ五郎

2006年09月19日 21時06分34秒 | コミック・アニメ

題名をご覧になって,にやりとしたり吹き出したりした方は私と同年代,若しくは時代を同じくした方ということになろう。
とにかく,往事を偲んでこの話題を出すと,知っている者には必ず大うけするという希有の番組である。


では,ご存じない方のために私が駄弁を弄するよりも,こちらをご覧いただけば一目瞭然である。
とにかく,青空学園中等部に転校してきた大石五郎くん(コッキーポップ大石吾朗とは勿論無関係)が,新聞部員となり学園に蔓延る悪と対決。
ペンは剣より強し,と最初は堪えるものの,我慢できなくなってぶち切れると,

「うぉー,爆発だ~」

と叫んで,不良どもを袋だたきにするという何とも素敵な青春暴力漫画である。


この漫画はあらゆる面で画期的だった。
まず,子ども(幼児・児童)のものとされていたアニメーションに青春ものを持ち込んだこと。
当時,「巨人の星」や「あしたのジョー」にも女性キャラは登場したが,あくまでもスポーツものであったため,さほど際立ったものではなかった。
しかし私の記憶にある限り,青春もののアニメはこれ以前には存在しない。
そして,当時のアニメーションに共通して言えることであるが,今は推理作家として名をなした辻真先が脚本を担当している。
確か「エイトマン」もそうだったと思う。
放映されたのは1970年4月から9月(不人気のため半年で打ち切りになったとも)。
丁度大阪で開かれた日本万博と被る時期で,高度成長が最高潮に達した時期であった。


否,この漫画が最も衝撃的だったのは,何と言ってもその主題歌である。
著作権の問題から歌詞を掲載するのは控えるが,こちらこちらで詳しく紹介されているので,ぜひリンクしてみて欲しい。
健全な青春そのものの歌詞もさながら,始めと終わりの

「ばっくはつごろ~~~~~」

の絶叫と合いの手の

「イェイ!!!」

で,当時小学生だった私はのけぞった・・・。


・・・とここまで読むと,どんな歌かぜひ聞いてみたくなるのが人情というもの。
実は以前,詳細なキャプチャー画像とキャラクター紹介をしていたサイトがあったのだが閉鎖になったようで,私もこの根多を書けないでいたのだが・・・。


最近,遂に主題歌の全容が分かるサイトを発見したのだ。
冒頭の極めてチープな(失礼)ドラムソロから釘付けである・・・。
ぜひアクセスして,動画をご覧いただきたい。
鼻水が逆流して脳みそがひっくり返ること必定である・・・。


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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
意外に知られていなかったりして・・・ (koshi)
2006-09-24 20:53:46
わかばさん,今晩は。

どうもこの根多,多くの反響があったようで,喜ばしい限りです。

一昨晩職場の飲み会で「ばくはつ五郎」を知っているかどうか聞いてみたところ,見ていたのは一人しかいませんでした。

人気が無くて半年で打ち切られた,という噂もあながち嘘ではないかもしれません。

・・・ということで,一体何を考えているんだ「ばくはつ五郎」・・・。
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あ! (わかば)
2006-09-22 00:11:37
これですよコレ!

私がテレビで見たのはこの「ばくはつ五朗」40秒です!

うわぁ、また見られるなんて感激!

よくぞ見つけてくださいました!

先を越されたとは、三景さんお気の毒に(涙)。なんという投稿番組だったかは忘却の彼方です。

私も放映当時に「ばくはつ五郎」を観た覚えはないのです。TBS系列なら観られたはずなのですが。ただ「ばくはつ五郎」という名前だけは知っていました。
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もしかして,↓ですか??? (koshi)
2006-09-21 22:50:00
同じページにもキャプチャ動画がありますけど,↓

http://www.youtube.com/watch?v=d0QLreRTRnY

のことでしょうか。

あとは,かつて漫画家の江口寿史が根多にしてましたね。

変名の寿五郎とは,ばくはつ五郎のパクリでしょうね。

爆眠,爆食,爆便,爆交(爆発的交際?交合?)・・・となって,最後は爆死でした。
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ご存じでした? (koshi)
2006-09-21 22:42:35
わかばさん,今晩は。

「ばくはつ五郎」ご存じでした??

とにかく,凄い歌詞ですよね。

昨日今日と仕事は大丈夫でしたか・・・。

エンドタイトルの「涙は友だち」も,これまた来ている曲でして・・・。

本当に一体何を考えているんでしょうね,ばくはつ五郎・・・。
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わかばさんへ (奥州亭三景)
2006-09-21 19:07:34
あのネタをご存知でしたか。

いや、結構アマチュア映画関係者では有名な作品ではありますね。

あたしは「ばくはつ五郎」は見たことは無かったけど、何故か歌は良く知っていて、それを友人(アマチュア映像作家)に話したら物凄くウケて、映像化したんですけど、先に出されると、この手のネタはアウトなもんで、泣く泣くボツにしました。

テレビでの初出はたしか、89年ごろの「えび天」(「イカすバンド天国」の後の番組の「えびぞり巨匠天国」という番組)じゃなかったかな?

あたしと友人が見たのはそれよりもうちょっと前のアマチュア映像コンクールだったと思います。



ああ、なんとも懐かしい話
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力尽きました・・・ (koshi)
2006-09-20 23:06:23
コメントをくださったお二人へ。

今晩は。

とっておき(本当か)のエントリにコメントありがとうございます。

本当に嬉しくて爆涙ものなんですが,本日のエントリ「108代目バトン」で力尽きてしまいました・・・。

改めてレスさせていただきたく思いまして,誠に勝手ながら今宵はこれにて・・・。
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Unknown (わかば)
2006-09-20 00:52:46
あ、三景さん。

私そのネタ、見た覚えがありますよ。投稿ビデオを紹介する30分くらいの番組でしたよね。
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Unknown (わかば)
2006-09-20 00:49:33
あ~~~もうだめだ~~~

私、どんな辛い目に遭っても、このオープニングさえあれば、生きていけます。

なんという破壊力を秘めた歌なんだ。

いったい何を考えているんだ、ばくはつ五郎。





明日、仕事になりませんよ、koshiさん……。

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なつかしー (奥州亭三景)
2006-09-20 00:43:55
これの派生型のネタを昔ホームビデオでとりました。



BGMは当然、あのばくはつ五郎。

五郎「よ! おいら爆発五郎だ。じゃぁな」

校庭を走り去っていく五郎、そして音楽の最後のあの名台詞

「ばくはつ五郎!!」

そして校庭が爆発!



ナレーション「そのまんまやんか!!」



これ、世に出そうとしたら、同じネタを先に出されてボツになりました。ちゃんとプロと同じように爆発はガソリンとセメント使い、火薬だけは購入出来ないので硝石と硫黄、木炭を買って黒色火薬作ったんですけどね。



すいません。思い切り脱線しました。



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