koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

龍馬伝-第32回「ねらわれた龍馬」

2010年08月09日 20時26分29秒 | 龍馬伝

久々に18:00からリアルタイムで見たのですが,例によって飲んでしまい,その後近所の夏祭りに行ったりしたので,更新のタイミングを逸しました。
よって,今からエントリする次第・・・。


そうそう,先週突っ込もうとしたのですが,西郷が下関に寄らずに大坂に直行してしまった理由について。
公儀隠密だぁ・・・??????(絶句)
それが密航していたので,幕府の目を憚って下関に寄らなんだから許したくれだぁ・・・(絶句2)
ま,脚本を書かれておられる福井氏がこんなところを見ておられる筈もないでしょうが,はっきり言って,「功名が辻」の大石,「天地人」の小松両女史同様,どれ程史実をご承知なのか,その定見を疑いたくなります。
私の如き近世史のど素人に突っ込みを入れられるようなことでは,まずいを通り越しています。
福井氏はどれぐらい「薩摩飛脚」というものを御存じなのでしょう・・・。
薩摩は藩全体が秘密主義の固まりのようなものでしたので,国境の番所を越えて領内に侵入することはほぼ不可能だったということです。
ですから,薩摩船に公儀隠密が乗っていて・・・という理由付けにぶっ飛びました・・・。公儀隠密を恐れるような殊勝さはこの時期の薩摩藩に有る筈もなく,英国と公使パークスを通して勝手に貿易をしていた訳ですから,幕府を嘗めきっていたとしか思われませんし,今更公儀を怖れて・・・というのも納得がいきません。


でもって,西郷を追っていとも簡単に入京する龍馬(といっても寺田屋のある伏見は洛中ではありませんが)。
おりょうとお登世会いたさに寺田屋に投宿するも,何と寺田屋にはおりょうにご執心の近藤が居た・・・(目が点)。
あまりの設定に,もはや驚きを通り越していましたが,この時点で呆れていた私の認識は実に甘かったとしか言いようがありません。
この後,さらに驚くべき設定が待っていたのですから・・・。


新撰組の屯所は,周知の通り洛中壬生に在ります。
近藤が幾らおりょうにご執心でも,壬生から洛南の伏見までは7km以上あります。
徒歩だと1時間半以上でしょうから,そう簡単に行けるものではありません。
仮におりょうに会いたい一心で・・・と考えても,局長たるものそんなに屯所を空けて良いはずはありません・・・。
・・・で,おりょうを取られては・・・と色めき立って近藤の前に出る龍馬。
西郷の遠縁を名乗り,付け焼き刃の薩摩弁で近藤に意見し,近藤が抜きつれる前に龍馬の愛刀の柄が近藤の鳩尾を突く・・・。
簡単に昏倒する近藤(洒落にもならん・・・)。
そのまま近藤は眠り続けるのであった・・・。


翌日(か?)おりょうに風呂をたてさせ,入ってご満悦な龍馬。
その龍馬を付け狙う不審な影・・・。
さすがに私も新撰組か見廻組かと思いきや・・・。
「男の裸見て楽しいか」(これは全くをもって同感)
の龍馬の誰何に,出てきたのは何といっけい重太郎・・・(放心状態)。
一瞬,おねいさんも一緒か・・・と良からぬことを考えた私でしたが,残念ながらそれはありませんでした・・・。
何でも妹が不憫で,龍馬を何としても江戸へ・・・ということで上洛したとのこと。
何ていい人なんだ・・・で,いっけいがこんな良い役やるのを初めて見た・・・。
そこへ,突如踏み込む近藤(一体どれぐらいのびていたんだ・・・)。
で,人の良いいっけい重太郎は,自分の身分を明かしたのみならず,
「坂本君を・・・」
と,本名言ってやんの・・・。
で,近藤もこんな大物を前にあっさり引いた・・・(北辰一刀流の使い手2人相手では,天然理心流は所詮田舎剣法か・・・)。
いやぁ・・・ぶっ飛びました・・・。


で,あっという間に45分終了。
まじで面白かったです。
今回は展開読めなかったし・・・。
でも,突っ込みどころが相変わらず多すぎます。
だいたい所在不明の龍馬が何で寺田屋に都合良く居るんだ・・・いっけい重太郎・・・。ま,いろいろまだまだ述べることは有るのですが,長くなったので今回はここまでにします。
来週はまた長崎編でしょうね。
お元おねいさん,武市とできちゃったそうで・・・。
岡田君と破局したばかりでは・・・。
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