koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

英楽壇の危機か・・・

2010年07月17日 22時58分02秒 | 音楽

英国の指揮者,サー・チャールズ・マッケラスが亡くなった。
否サーの称号,つまり爵位をもらったのだから英国籍なのだが,本来はオーストラリア出身と言うべきだろう。


マッケラスのCDは一種類だけ持っている。
英国の作曲家フレデリック・ディーリアスの管弦楽曲集2枚組である。
「フロリダ組曲」とか「北国のスケッチ」,「ブリッグの定期市」等選曲がよいのと,持っていなかった曲が結構入っていたので買った記憶がある。
マッケラスというとついつい英国の作曲家の権威という印象があった。
しかし,マッケラスは一方ではチェコの作曲家ヤナーチェクの権威としても知られていた。
20代でプラハに1年間留学した際にチェコ語を完璧に覚えたということで,当時一般的ではなかったヤナーチェクのオペラを広めた功績は極めて大きいと言える。
そう言えば80年代に,ウィーンpoと「利口な女狐の物語」を録音していたことを思い出した。
同時期にVPOとは「シンフォニエッタ」と「タラス・ブーリバ」も録音していた。


エリック・フェンビー(上記ディーリアスの弟子),ノーマン・デル・マー,サー・チャールズ・グローブズ,ブライデン・トムソンといった指揮者たちが亡くなり,英国楽壇は指揮者難ではないだろうか・・・。
アンドリュー・ディヴィスとかリチャード・ヒコックス,あとはBBCのウェールズのオケを振っていたラモン・ガンバぐらいだろうか・・・。
あ゛,ベルリンフィルのシェフが居たっけ・・・。
でもなぁ,バーミンガムのオケ振っていたいた時から,やたら評判良かったけど,感心して聴いたことあまり無いんだよな・・・。
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2 コメント

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確か (とほりすがり)
2010-08-25 15:11:18
ヒコックス亡くなってませんでしたっけ?
ただ、マリナー御大はまだ健在ですし、コリン・デイヴィズやD.ロイド=ジョーンズもまだまだ活動してますね。
M.エルダー、B.ワーズワース、J.ロッホランやD.アサートン、J.E.ガーディナー、M.ブラビンズやJ.ウォルフといった若手~中堅がまだまだ頑張ってますね。
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そうでしたね・・・ (koshi)
2010-08-25 19:50:44
とほりすがりさん,今晩は。
ヒコックスとヴァーノン・ハンドリーは一昨年に亡くなっていましたね。
マリナーとC・ディヴィス,レイモンド・レパードあたりが長老というところでしょうか・・・。
ホグウッドとかテイト,アンドリュー・ペニーにバリー・ワーズワースといったところも健在ですね。
そうそうダニエル・ハーディングという次代のスターも出てきました。
層は厚いですね・・・。
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