風通庵-直言

ヨモヤマ話

納豆事件----騙される方が悪い

2007-01-21 12:24:19 | Weblog
 テレビで納豆がダイエット効果があると放映すると、アホな視聴者が本気になって買いあさりス―パ―では品薄で、納豆の製造業者は思いの他ほくそ笑んだのではないか。バカな下品な騒々しいコマ―シャルに大金をかけても、効果の程がわからないのに以外や以外、こんなことなら何度でもと、納豆の製造業者は思つたのではないか、イヤハヤ------。

 テレビで何か食べ物の話をすると、ス―パ―ではその商品が集中的によく売れるとか。気をよくして翌日多く仕入れるともう在庫だとか。これを称して付和雷同と言う。
 今度の納豆事件、テレビ関係者はまたまた居並んで頭を下げていたが、誰が言う「逆イナバウア―」。民放は視聴料をとっていないので、どの程度責任があるのか。言うなれば夜店の香具師の口上に腹を立てるものはいない。それと同じだ。騙されて、シマッタ―と思えば、ジ・エンド。一方で得をした人があるからそれでいいではないか。
 公共の電波を利用したテレビが、大多数の人に迷惑をかけたというなら、毎日毎日放送しているあのふざけた下品なバカ番組は、あれでいいのか。

 何がしかの食べ物が、何がしかの効果があると、テレビで放送するとそれを信じてすぐそれを買って食べる。騙された。騙される方が悪い。理屈をつけて、数字を並べて、博士とか教授とか、研究家とか評論家とかの肩書きで、ヒゲでもはやして偉そうな顔をして、賢そうな話をするよと、つい信用して騙されるんだ。だから、テレビ屋さんが謝る前に、騙される方も悪いんだ。見る目がない。反省、はんせい、ハンセイ。

 だからその、食べ物は、季節との関係で、昔からの習慣、春の七草、秋の七草、冬至の日にカボチャとか。冬の野菜は体を温め、夏のは野菜は体を冷やす、そんな自然に準じた食べ物。夏は葉菜、秋は果菜、冬は根菜と、季節に応じて食べて、季節外のものは単なる補足、補給だ。
 
 テレビに騙されるな。騙される方が悪い。その心算で。