民主党が政権与党になると、これでわが国も二大政党制の国になったといえるか。アメリカは共和党と民主党で、オバマ大統領は民主党の大統領である。8月29日の産経新聞が伝える「09衆議院選海外の目」の記事中、シンガポール紙ストレーツ・タイムスは、民主党議員には自民党出身者が多く、両党の政策は似ているーーーーと、外国の目にも狂いがない。真の二大政党制なら、自民党に対抗して社民党や共産党が連立にしろ制権党となってこそ言えることである。自民党に代わって民主党が政権をとっても、元々は一つのもの、その一つのものが、政治思想の違いから分離したものではなくて、丁稚が親方に反旗を翻して本家から独立して出来たものに、新人が本来なら本家へ行きたいし、本家に憧れてはいるが、人事が硬直化している現状から、次善の策としての民主党で我慢。その我慢が現状である。だから、本来の野党・左傾政党が政権与党になったのとは異なって、マニフェストが歌い文句だが本家が表通りを歩けば、分家が裏通りを歩いて、そこがさも表通りのごとくに言い触らし、錯覚を起こさせる。そんなことの連続である。だから、真の国家像が見えてこないというのも、そんなところに原因がある。本来の野党・社民党や共産党は、わが国では育たない。世界経済の趨勢からしてそうである。ソ連の崩壊に学べ!
ところで、先に引用したシンガポール紙ストレーツ・タイムズの記事中気になる表現がある。「一政党が50年以上支配してきた国で政権交代が起きれば、失政は権力喪失につながることを政治家に気づかせるだろう」と。ここで言う「失政は権力喪失につながる」とは、民主党が再び野党になって自民党政権が復活するという意味か。それとも、日本の国そのものが権力を失うという意味か。ちょっとイミシンである。
ついでに、中国青年報は「民主党の強さの秘密は無党派層の心をしっかりとつかんでいるからだが、それは前回の総選挙で自民党に大勝をもたらした原因でもある」と。自民党から民主党に原因が移転しただけ。ブレはない。
だから、民主党政権は、アンチ自民党政権である。民主党という党自体英語で言うと「中道左派」(ウォール・ストリート・ジャーナル)らしい。民主党政権の期間中は自民党の議員は鍼灸院でお灸でもすえてもらって治療すればいい。
エライご苦労なことやノウ。
ところで、先に引用したシンガポール紙ストレーツ・タイムズの記事中気になる表現がある。「一政党が50年以上支配してきた国で政権交代が起きれば、失政は権力喪失につながることを政治家に気づかせるだろう」と。ここで言う「失政は権力喪失につながる」とは、民主党が再び野党になって自民党政権が復活するという意味か。それとも、日本の国そのものが権力を失うという意味か。ちょっとイミシンである。
ついでに、中国青年報は「民主党の強さの秘密は無党派層の心をしっかりとつかんでいるからだが、それは前回の総選挙で自民党に大勝をもたらした原因でもある」と。自民党から民主党に原因が移転しただけ。ブレはない。
だから、民主党政権は、アンチ自民党政権である。民主党という党自体英語で言うと「中道左派」(ウォール・ストリート・ジャーナル)らしい。民主党政権の期間中は自民党の議員は鍼灸院でお灸でもすえてもらって治療すればいい。
エライご苦労なことやノウ。