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風通庵-直言

ヨモヤマ話

意外と若かった山口淑子

2014-09-12 08:56:24 | Weblog
 李香蘭ーー、
 まだ存命中であったとは、イヤハヤ驚いたなァ。それなら年齢は恐らく百十何歳か、と思いきや、94歳とは、二度の驚きである。何しろ戦前の女優・歌手だから。

 勿論戦後のことだが、いま思い出すと、東宝映画であったか、池辺良と共演の「暁の脱走」を見たのが最初であった。
 この時、当時の映画雑誌を見て、わが輩の叔母は、
 「あッ、これ李香蘭! いやァ!」
 これに対し、わが輩は
 「いやァ、チャうわ、山口淑子やでェ。」と。
 お互いに言い合ってはみたものの、同一人物であった。要するに、戦前派と戦後派の違いでしかなかった。
 と、言うような次第で、どうしてもお歳が気にかかる。94歳なんて聞くと、あの人、あの時、歳がいくつであったのかなァと、わが歳と比較したくなる。なんとも悪趣味ながら----。
 いや、読売新聞を見て、すべて納得しました。戦前の満映での女優デビューが18才。わが輩が見た「暁の脱走」当時は25,6歳の時か? はァーー。
 当時の映画の共演者で、存命者は誰もいないであろう。
 
 後に、戦後一時あったNHKの番組「それは私です」で、芸能関係か、時の人か、ジャンルは忘れたが、
 「私は、日本人の両親のもとに日本人として生まれましたが、後に中国人になり、アメリカ人になり、いまは元の日本人です。さて私は誰でしょう。」と言うような内容のヒントから、答えは「李香蘭・山口淑子」であった。
 懐かしい名前から、そんなことを思い出したが----。
 
 政治家時代は何をしたか、どんないいことをしたか、どんな悪いことをしたか、記憶にない。
 確かに「激動の日中 生き抜く」である。
 
 

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