ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる
梅田望夫 ちくま新書
話題の本だったので読んでみたのですが、webの世界は本当に戦後焼け野原状態という感覚を受けました。
「ほとんど売れない商品も、ネットでならば売ることができる」というアイデアをロングテールと説明。参入障壁はネットの「こちら側」と「あちら側」で全く異なること。
知的生産としての道具としてのブログ。筆者はバーチャル研究室ともいえるものを立ち上げ。
オープンソース現象と既得権益。既得権益に抵抗勢力と民営化問題とダブったり。
webを通じたコミュニティーの強化、ある考えをどんどん強化させていく可能性が格段に増える。
などなど、インターネットでおきているすごいことが的確に、わかりやすい実例で説明されています。
ちと、この本がどう研究に役立つのか?という観点では言葉になっていないのですが、有機化学実験がwebの「こちら側」のものであっても、「あちら側」を利用することで様々な問題提起、問題解決の手法のディスカッション、ボトルネックの解消が可能な気がします。
加えて、この本で知ったものとして
MIT Open Course Ware
MITの講義のレジュメなどを見れます。Fuのorganometallic chem.にDanheiserのSynthetic Organic Chem.などまだ見ていないですが面白そうです。
ついでに
Harvard こちらはパスワードが必要なものもあり全て見られません。
EvansのChemistry 206 Advanced Organic Chemistry をダウンロードして勉強したD1のころが懐かしい。
Challenging Problems in Chem. & Chemical bio.
こちらは問題集。しばらく見ていなかったら850問ものデータベースとなっているようです。福山先生の研究室の反応機構の問題みたいなものですが、すごいのはスタッフの顔ぶれ。一つの研究室でなく、横断して情報を共有しており、このウェブ進化論でいう「あちら側」の一つの形のような気がします。
梅田望夫 ちくま新書
話題の本だったので読んでみたのですが、webの世界は本当に戦後焼け野原状態という感覚を受けました。
「ほとんど売れない商品も、ネットでならば売ることができる」というアイデアをロングテールと説明。参入障壁はネットの「こちら側」と「あちら側」で全く異なること。
知的生産としての道具としてのブログ。筆者はバーチャル研究室ともいえるものを立ち上げ。
オープンソース現象と既得権益。既得権益に抵抗勢力と民営化問題とダブったり。
webを通じたコミュニティーの強化、ある考えをどんどん強化させていく可能性が格段に増える。
などなど、インターネットでおきているすごいことが的確に、わかりやすい実例で説明されています。
ちと、この本がどう研究に役立つのか?という観点では言葉になっていないのですが、有機化学実験がwebの「こちら側」のものであっても、「あちら側」を利用することで様々な問題提起、問題解決の手法のディスカッション、ボトルネックの解消が可能な気がします。
加えて、この本で知ったものとして
MIT Open Course Ware
MITの講義のレジュメなどを見れます。Fuのorganometallic chem.にDanheiserのSynthetic Organic Chem.などまだ見ていないですが面白そうです。
ついでに
Harvard こちらはパスワードが必要なものもあり全て見られません。
EvansのChemistry 206 Advanced Organic Chemistry をダウンロードして勉強したD1のころが懐かしい。
Challenging Problems in Chem. & Chemical bio.
こちらは問題集。しばらく見ていなかったら850問ものデータベースとなっているようです。福山先生の研究室の反応機構の問題みたいなものですが、すごいのはスタッフの顔ぶれ。一つの研究室でなく、横断して情報を共有しており、このウェブ進化論でいう「あちら側」の一つの形のような気がします。