Phosphorus Copies of PPV: ð-Conjugated Polymers and Molecules Composed of Alternating Phenylene and Phosphaalkene Moieties
C=CとP=C bondの性質の類似性に着目したPPV[poly( p-phenylenevinylene)]類似のPPP[poly( p-phenylenephosphaalkene) ]・主鎖に二重結合リン原子を導入したポリマーとそのモデル化合物の合成。RP(TMS)2と酸塩化物との反応をP=C構築としている。
P=C bondが反応性が高いので立体的に込み入った状態で保護しなくてはいけないが、共役系に組み込まれるよう立体保護が大きすぎてもいけない、という相反する条件のためorthoジメチルを選択しています。
ポリマーを作る条件として、収率がよい反応を選ばなくてはいけないのですが(構造欠陥を少なくしたり、分子量を稼ぐため)、その問題をクリアするためにP(TMS)2と原料モノマーの反応性を高めています。原料のシリルホスフィン作るのにoverallで20%と改良の余地アリですね。
仕事としては、ポリマーというよりもモデル化合物の構造や反応のE,Z選択性の議論が多い内容でした。ポリマーの性質は溶解性が悪く、結局モデル化合物の構造とUV-VISによる議論だけでπ共役が広がっているとのこと。
作るのが難解ということがあるのでしょうが、もう少しポリマーの物理的性質にメンションがあってもよいかと思いました。(NMRとUV-VisだけというのはPPVのなされている検討からしても足りない気がします)安定性に関してメンションがあってもよいかなという気がしました。
P=Cだけでなくケイ素や他のヘテロ元素ではどうなるのでしょうか?共役系に組み込むのにSi-Arが切れやすいので難しいかもしれませんが。
C=CとP=C bondの性質の類似性に着目したPPV[poly( p-phenylenevinylene)]類似のPPP[poly( p-phenylenephosphaalkene) ]・主鎖に二重結合リン原子を導入したポリマーとそのモデル化合物の合成。RP(TMS)2と酸塩化物との反応をP=C構築としている。
P=C bondが反応性が高いので立体的に込み入った状態で保護しなくてはいけないが、共役系に組み込まれるよう立体保護が大きすぎてもいけない、という相反する条件のためorthoジメチルを選択しています。
ポリマーを作る条件として、収率がよい反応を選ばなくてはいけないのですが(構造欠陥を少なくしたり、分子量を稼ぐため)、その問題をクリアするためにP(TMS)2と原料モノマーの反応性を高めています。原料のシリルホスフィン作るのにoverallで20%と改良の余地アリですね。
仕事としては、ポリマーというよりもモデル化合物の構造や反応のE,Z選択性の議論が多い内容でした。ポリマーの性質は溶解性が悪く、結局モデル化合物の構造とUV-VISによる議論だけでπ共役が広がっているとのこと。
作るのが難解ということがあるのでしょうが、もう少しポリマーの物理的性質にメンションがあってもよいかと思いました。(NMRとUV-VisだけというのはPPVのなされている検討からしても足りない気がします)安定性に関してメンションがあってもよいかなという気がしました。
P=Cだけでなくケイ素や他のヘテロ元素ではどうなるのでしょうか?共役系に組み込むのにSi-Arが切れやすいので難しいかもしれませんが。