Highly Stereo- and Regioselective Synthesis of (Z)-Trisubstituted Alkenes via 1-Bromo-1-alkyne Hydroboration-Migratory Insertion-Zn-Promoted Iodinolysis and Pd-Catalyzed Organozinc Cross-Coupling
purdue大学 根岸先生。
立体選択的多置換ポリエンの合成方法。
1-ブロモアルキンから(1)ヒドロホウ素(2)アルキル亜鉛試薬により発生したボレートの転移(3)トランスメタル化により、(R)(H)=(R')(ZnY)のアルケニル亜鉛試薬を調整。
このアルケニル亜鉛試薬をヨウ素と反応したヨウ化アルケニルから再度調整した亜鉛試薬を用いた根岸カップリングにより立体選択的にトリエン合成。
基質の置換基によって、反応性に大きく差が現れる。今回開発した手法ではスムーズに反応が進行するとのこと。
系中の不純物や亜鉛試薬の反応性が影響しているのでしょうが、なぜ今回の手法が優れているのかが腑に落ちない仕事でした。
後半ではアルケニル亜鉛からのカップリング、ヨウ化アルケニルからのカップリングとdiverseも出しやすく操作が煩雑なのを除けば非常に優れた合成中間体の開発だと思いました。
コンビケムに適用、Zn以外のカップリングの適用範囲の探索あたりで展開ができそうでしょうか。
purdue大学 根岸先生。
立体選択的多置換ポリエンの合成方法。
1-ブロモアルキンから(1)ヒドロホウ素(2)アルキル亜鉛試薬により発生したボレートの転移(3)トランスメタル化により、(R)(H)=(R')(ZnY)のアルケニル亜鉛試薬を調整。
このアルケニル亜鉛試薬をヨウ素と反応したヨウ化アルケニルから再度調整した亜鉛試薬を用いた根岸カップリングにより立体選択的にトリエン合成。
基質の置換基によって、反応性に大きく差が現れる。今回開発した手法ではスムーズに反応が進行するとのこと。
系中の不純物や亜鉛試薬の反応性が影響しているのでしょうが、なぜ今回の手法が優れているのかが腑に落ちない仕事でした。
後半ではアルケニル亜鉛からのカップリング、ヨウ化アルケニルからのカップリングとdiverseも出しやすく操作が煩雑なのを除けば非常に優れた合成中間体の開発だと思いました。
コンビケムに適用、Zn以外のカップリングの適用範囲の探索あたりで展開ができそうでしょうか。