Palladium-Catalyzed Cross-Coupling Reactions of (2-Pyridyl)allyldimethylsilanes with Aryl Iodides
(2-pyridyl)alyldimethylsilaneを用いたPd触媒によるArIとのクロスカップリング反応。2-arylpyridineが得られる。additiveとしてAg2Oが必須。
伊丹先生のグループ。「着脱可能な配位性制御基」のコンセプトで開発したピリジルシリル基の検討中ピリジンがカップリングする系を見出し、発展させた仕事のようです。ケイ素上アリル基があり、additiveとしてAg2Oを用いるとアリルではなくピリジルがカップリング。2-metalのピリジンは安定性が悪くカップリングが難しいとの事情があるので応用。
推定反応機構がピリジン窒素、アリルが銀にたかって、ケイ素には酸素がたかっている機構を提案しています。アリルではなくそちらもピリジルだと試薬の調整に関して楽にならないのかなぁと思ったりしました。
ピリジルの2位は結構面倒なのですね。ピリジン誘導体を作るとき、2,3,4位のハロピリジンを並べてリチオ化したとき、2だけ失敗してやり直したことを思い出しました。亜鉛アートが調べたら有効だった気がします。
(2-pyridyl)alyldimethylsilaneを用いたPd触媒によるArIとのクロスカップリング反応。2-arylpyridineが得られる。additiveとしてAg2Oが必須。
伊丹先生のグループ。「着脱可能な配位性制御基」のコンセプトで開発したピリジルシリル基の検討中ピリジンがカップリングする系を見出し、発展させた仕事のようです。ケイ素上アリル基があり、additiveとしてAg2Oを用いるとアリルではなくピリジルがカップリング。2-metalのピリジンは安定性が悪くカップリングが難しいとの事情があるので応用。
推定反応機構がピリジン窒素、アリルが銀にたかって、ケイ素には酸素がたかっている機構を提案しています。アリルではなくそちらもピリジルだと試薬の調整に関して楽にならないのかなぁと思ったりしました。
ピリジルの2位は結構面倒なのですね。ピリジン誘導体を作るとき、2,3,4位のハロピリジンを並べてリチオ化したとき、2だけ失敗してやり直したことを思い出しました。亜鉛アートが調べたら有効だった気がします。