A General Organocatalyst for Direct -Functionalization of Aldehydes: Stereoselective C-C, C-N, C-F, C-Br, and C-S Bond-Forming Reactions. Scope and Mechanistic Insights
α,α-ジアリルプロリノールシリルエーテルをorganocatalysisに用いたアルデヒドのアルファ位不斉修飾のフルペーパー。
Jorgensenのグループ。触媒設計は触媒のへたれる経路であるヘミアミナール形成を抑制するため、ジアリルプロリノールの3級水酸基を保護。TMSの選択の理由が、簡単だからとのこと。裏では相当検討しているんだろうなと思ったり。反応機構の考察があり、生じるエナミンの立体が固定されること。生成物のラセミ化がα位プロトンが疎水性のポケットに入り保護されていることと、脱プロトン後の立体障害でラセミ化が起こりにくいことなどを計算で示しており面白い。
測鎖カルボキシルの水素結合が必須な系との違いがわかってすっきりしました。機構もかなり詳しく想定できているのでさらに活性をあげる触媒設計ができるのではないかなと思います。
α,α-ジアリルプロリノールシリルエーテルをorganocatalysisに用いたアルデヒドのアルファ位不斉修飾のフルペーパー。
Jorgensenのグループ。触媒設計は触媒のへたれる経路であるヘミアミナール形成を抑制するため、ジアリルプロリノールの3級水酸基を保護。TMSの選択の理由が、簡単だからとのこと。裏では相当検討しているんだろうなと思ったり。反応機構の考察があり、生じるエナミンの立体が固定されること。生成物のラセミ化がα位プロトンが疎水性のポケットに入り保護されていることと、脱プロトン後の立体障害でラセミ化が起こりにくいことなどを計算で示しており面白い。
測鎖カルボキシルの水素結合が必須な系との違いがわかってすっきりしました。機構もかなり詳しく想定できているのでさらに活性をあげる触媒設計ができるのではないかなと思います。