引退式

３年生の部活動引退式がありました。
顧問の言葉や、３年生の言葉に、自分自身を重ねてしまいました。


仲間がいたからやって来られました。

後輩達も最後まで部活を続けて下さい。

大学や他のところに行っても、この部活動で学んだことを糧にします。

試合では結果を出せなかったけど、それだけが全てではないと思いました。



そして、胴上げ、写真撮影、タオル投げ(愛と青春の旅立ちの制帽投げみたい )


セレモニーが終わって、何人かと話しました。
「先生に中学生のとき会えたから、この部活に来て、引退式を迎えることができました。」
と言ってくれたのは、他の部活では上手くいかなくて辞めて、途中入部した子。
いつも練習するよりくっついて喋っていた子でした。

また別の子がさりげなく言いました。
「実は、先生に救われていました。」
いつも明るく、でも苦しそうに弓を引いていた子…びっくりしました。
「そうなの？私は何も…普通にしていただけだよ？」
「普通にしてくれた、それが、俺の救いでした。」と笑顔で握手。

涙が出ました。
何を苦しんでいたのか、解ってなかった自分。
ただ一緒に稽古していただけ。
それで良いんだと言ってくれた子達。
自分達で考え、感じ、成長していました。
何かしてあげようとか、おこがましい気がします。


弓道は、みんなで幸せになるためのひとつの手段に過ぎない…本当にそうですね。

みんなと出会えたことに感謝します。
幸せな時間を共有できて、嬉しく思います。

引退おめでとう！