福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

福島訪問~楢葉・富岡へ~

2013年05月05日 | 福島視察

原発の間近に 

◆5月2日~3日に、Nさん、Kさん、と3人で福島を訪れました。連休なので道路の込み具合も気になりましたが、昨年の12月にいわきを訪れて以来なので、国立市被災者を応援する市民の会のKさんも伴って、毎月1回以上は通っているNさんの車に乗せてもらい、1泊2日で行ってきました。3日はKさんが原発の近くまで行ってみたいというので、立ち入り禁止が解除になったばかりの楢葉・富岡にも行きました。

Kさんは、自分が見たことをぜひ東京の人たちに知らせたいとたくさん写真もとってきました。そして報告会を開いて現状を知らせたいと思っています。とりあえず今回見たままをここに載せます。

      

朝9時に国立を出発し、12時半頃にいわき 三和の家に到着。福島は今が新緑あふれるよい季節です。放射能の心配さえなければ自然を満喫し、種々に彩られた緑色の木々の間をこの上なく気持ちよく堪能できる季節です。途中の「ふるさと市場」直売所で買物。三和の家の周囲も、庭の木もとても美しく鮮やかでした。昼間はちょうどよい蔵の家。夜は冷えてきて、火鉢に炭をいれました。直売所で買ったうどんや野菜で夕食をとり静かな夜をおしゃべりに興じました。

◆翌日は8時過ぎに出発。原発の近くまで行ってみました。

 誰もいない楢葉の街。通行止めの表示。

 富岡の街。手つかずのまま地震と津波の爪痕が残る。 

      

学校が見えた。富岡第一中学校・小学校・幼稚園の看板があった。除染しているが、この場所に再開するつもりだろうか?電光表示板には3.38μシーベルトとあった。

    

家・車の残骸が傷痕をみせる。                               右側に福島第2原発が見える。

   

海岸そばにモニタリングポストがおいてある。海岸近くの店舗。

   

 消防車が巡回しているようだ。JR富岡駅。立ち入り禁止の札があるが見にきている人はみんな中まで入っていた。

   

 駅前にそのままの車。レールの間に車が挟まったまま。

        

原発周辺地域の田んぼは、雑草とフレコン(フレキシブルコンテナ=除染した土の袋、の置き場となっている。

   

津波で畑の真ん中に流れてきた家か? 田んぼの間あいだにフレコンが並んでいる。

                           道路脇の平地に、延々積み上げられているフレコン。

  

この後、四倉に向かいました。それはまた明日書きます。                              (E)

 

 

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