数々の人間ドラマを描いてきた脚本家・倉本聰氏。82歳のいま、人生の最期を考える作業“終活”と向き合っている。脚本家が考える人生の終わらせ方について語っていました。事務的なことは、富良野に東京にある祖先から続く墓とは別の単独の墓を用意したり、公証人・銀行信託に依頼しているようですが、精神的な終活について語っていました。❝苦しまずに自然な最期を迎えるのが理想❞だそうです。82歳になっても、これだけのことを考えられる人生は理想です。
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脚本家の倉本聰氏が5日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、自身の「終活」について語った。終末期の医療や老人ホームを題材としたドラマの脚本も手がけた倉本氏は、昨年から本格的な終活に取り組んでいると明かした。遺言を残したり、墓の準備をしたりするだけでなく、「精神的な終活も大切だ」と考えを述べた。自身の死について、「若いころは死ぬことが怖かったが、今は怖いと思っていない。苦しまずに自然な最期を迎えるのが理想で、野生動物と同じように、(北海道富良野市の)自宅裏の森の土に返りたい」と語った。