『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

高齢者の軽度なアルコール摂取でもがんリスク『ワインや食事と共にを飲むと軽減』

2024-09-12 04:46:44 | 日記
アメリカの医療雑誌に発表された研究によると、年齢を重ねるにつれて飲酒は健康に悪影響を及ぼす可能性があることが示されています。60歳以上の成人13万5000人以上の健康状態を12年間にわたって観察したこの研究では、少量の飲酒であってもがんによる死亡率が増加する可能性があることが明らかになりました。特に、低所得者層や既往症のある成人において、リスクの増加が顕著であるとされています。研究者たちは、「飲酒量を減らすことが死亡率を下げるということを示す証拠はない」と結論づけています。現在の米国のガイドラインでは、女性は1日1杯、男性は1日2杯までの飲酒を推奨しています。しかしこの研究によれば、これらの「適度な飲酒」があらゆる原因による死亡リスクやがんによる死亡リスクの上昇に寄与することがわかりました。また、研究では、主にワインを飲むことや食事と共に飲むことが、特にがんに関連する死亡リスクを低下させる可能性があると結論づけられています。
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