『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

『春との旅』と消費税25%

2013-11-12 12:33:00 | 日記
消費税率上げ、25%まで必要…武藤元財務次官(読売新聞) - goo ニュース
題名と記事は一件まったく関係がありませんが、高齢化社会到来という共通点があります。『春との旅』小林政広監督は昨夜筆者が見たビデオです。内容は仲代達矢演じる北海道増毛郡増毛町に暮らす元ニシン漁師の老人が妻に先だたれ、娘をなくし、足が不自由なために同居する孫娘の世話なくしては生きられない生活でした。ところが、18歳の孫娘がある日突然学校給食の仕事を失い、しかたなく東京で職を探そうとします。しかし、足の不自由な老人を一人暮らしにさせる訳にもいかず、介護を任せられる人を見つけるため老人の兄弟を頼って旅に出ます。そこでのさまざまな人間模様です。筆者はニシン漁で成金になる夢を追い続けた元漁師の機微を捉えた素晴らしい映画だと思ったのですが、この映画高齢者専用と思われたのかあまりヒットしていないようです。時期のズレや場所の設定でしょうか?かりに、舞台が東北地方の寂れた漁村、東日本大災害の後であればキャスター陣の豪華さから大ヒットしていたのではと思われます。この映画には『社会保障費を賄うための消費税25%より必要なものがある。』という問いかけの答えの一部隠されている気がします。元財務次官、武藤敏郎氏の記事のような政策を実行すれば日本は益々経済が落ち込み、若者は将来に希望が持てなくなります。中小企業や家庭は節税や節約に励むでしょうし雇用は減ります。挙句、高齢者の生活にも負担がかかります。それではダメで日本の社会、家族のあり方を変えなければなりません。二世帯、三世帯住宅を建築したら取得税を0円にするとか、地方で生活すれば若者もメリットがある政策が必要です。その為には新しい家族制度を定めた憲法改正も必要です。そういったものを一気に行わないと東京オリンピック以降大不況に突入する気がします。

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