昨日朝5時前
卵焼きだけ作り コーヒー飲みながら新聞を開いていると
遠くから ウゥ～ カ～ン カ～ン
どうも高速道路を走って向かって来ている感じ
高速道路を使って来るということは 間違いなく無芸管轄地区での火災発生！
消防署管内の災害発生が聞ける電話に掛けると（午前4時46分）
隣町（義弟の分団地区）の可燃ごみ処理センターでの『建物火災発生』の自動アナウンス
詳細は不明だけど 出動の準備してると
地元の分団長（無芸のあとがま）から電話が入った（午前4時57分）
『今 本署が通ったけど どこだろう？』って
『どうも 隣町のゴミ焼却場らしいので 出動メールが来る可能性があるから待機してください』と言っておいた
本来なら 隣町の分団だけの出動だけど（３年前にも出火 隣町の分団が出動している）
ここ最近火災が多いし 出動できる団員も少ないことから
大きな火災では近隣の分団にも召集かけることになっていた
で しばらくすると 隣町と地元の分団に召集メールが入る（午前5時6分）
準備して家を出るとすぐに 市役所の防災担当者（夜間の待機職員）から電話（午前5時10分）
『〇〇町 〇〇クリーンセンターで建物火災発生 出動お願いします』と
『了解 現在向かっています』
続いて消防団長から電話（午前5時11分）
『現在向かっているので現場に着いたら状況報告します』と返事
無芸の自宅から現場まで約10分
・・・ゴミ焼却場なので人家から離れている・・・
一番近い集落には消火栓はあるけど かなり離れている
一番近い（それでも発生場所まで６～７００メートルはある）消火栓にはすでに
本署のポンプ車が送水準備していた
延々繋がったホース（20メートルホースが30本以上）添いに走り現場へ
焼却施設（３階分くらい高いところ）の坂道の手前に軽トラック
置き
現場へ到着（午前5時20分）
焼却場のゴミをピット（巨大な穴？25メートルプールくらいの広さで深さは10メートルくらい）
に落とす場所から 煙の上がっているピット内に放水中だった
↓ゴミをつかむ巨大なクレーン（ＵＦＯキャッチの特大版みたいなの）が見えるピット内と放水中の消防隊
小隊長（消防隊の隊長）から状況を聞いたけど
燃えている箇所が小さいようで 集中して放水しているけど
山のようなゴミをつかんでは移動し放水しないといけないので時間がかかると
で とりあえず消防団は 待機することに
放水個所が多いと消防団も放水作業に関わるんだけど今回は一線（放水ノズル１本）なので
鎮火まで待機することになった（消火も大変だけど数１０本のホース撤収作業も大変なので）
状況を団長に電話（午前5時23分）
火災が小規模なので団長は出動しないので 指揮を頼むという事だった
（団長の自宅からは１時間近くかかる）
前回３年前のピット内の火災では
あちこちから煙が上がっていて
２メートル先が見えないほどの煙で消火作業が難航したけど
↓今回はさほどではなかった
義弟の分団からは８名 無芸の地区の消防団からは４名が集まってきていた
義弟の分団員は現場で待機するように指示
無芸の分団員には なが～いホースライン（延々と繋がっているホース）の途中で
道路を横断している箇所があるのでホースブリッジ（車でホースを直に踏まないように取り付ける器具）
の設置と車の誘導をするように指示
↓ホースブリッジ
建物が高いので 送水も大変
（高低差があると水圧を上げないといけない）
消火栓（600メートル以上はなれている）から直にポンプ車に接続し水圧を上げて現場まで送水
さらに現場のもう一台のポンプ車に接続してから放水をする状況
↓現場で送水するポンプ車とはるか下で待機する無芸の町の消防車両
午前6時前 煙の量も少なくなってきたので
消防隊小隊長と協議し『鎮圧』の報告をすることに （午前5時56分）
鎮圧・・・それ以上火災が大きくならないような状況
それから１時間後
小隊長が 無芸を呼んで
鎮火の判断をしましょうと
煙も見えないので『鎮火』と決定
鎮火 となった（午前7時02分）
そして ホース数10本の撤収にとりかかる
義弟の団員と無芸の町の団員が手分けして片付けて行く
午前8時前 撤収完了
消防団は解散となった
従妹の現場には応援に来てくれている従弟も着いてる時間
道具を降ろしに行かないといけないので 自宅に帰らず
そのまま現場へ 軽トラックから道具だけ降ろし いったん帰宅
大急ぎで朝食食べて 仕事へ
ドタバタの１１月最後の日
10月11月は火災の多い月だった（5件）
10月・11月と8件の火災（内7件が建物火災・・・全焼2件）
さぁて 12月に突入 慌ただしくなった
