バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

インターバル!…2012

2012-10-23 06:44:47 | やっぱりミニバス!
平成24年10月23日 火曜日
 
「インターバル!…2012」


現在のミニバス男子6年生の練習には取り入れていませんが…次に繋げるためにやってみようと思います。


だいぶ以前に、ミニバスを卒会した子供達が小5の時のことです。


ミニバス練習では、最後の1時間足らずの時間で、総合練習として5対5のスクリメイジをしています。

そしてその前にラントレとして、1分(1分)2分(1分)3分(1分)1分…のインターバルをしています。

子供達には一番キツイ練習です。

子供達は必ず…練習が始まる前に必ず私に聞いてきました。

「コーチ、今日もインターバルやるの?」と…

私が、「当然!」と応えると、子供達は必ず「えー!」と反応して、

いろいろと、楽な方法を提案してきます。

私はニコニコと笑顔で聞き流してます。

先日、さすがにインターバル前に…露骨に嫌そうな顔をした子供達が数名見られたので、

「そりゃ、この練習はキツイ!
手を拭いて、楽に走ろうと思えばいくらでもそうできるよ…

コーチは走れ! とは言わない。

今はキツイよ、でも今のために走ってるんじゃないよ…

みんなが、憧れているK先輩は、(K先輩とは…このクラブの卒会生で、今、大学3年の息子です)高校の部活の3㎞走で苦しいと言いながら、

常にトップで走っている…それは、一試合40分を走り抜く体力をつけるためなんだよ。

その体力を持ちつづけることで…レギュラーでいられることを、K先輩はわかっているんだ。」

子供達は、「えー、K先輩が!?」と驚いてました。

子供達は、そんなキツイ、トレーニングをK先輩がしていることなど思いもよらなかっようです。

その日のインターバルは、いつもの嫌そうな顔ではなく、

みんな眼の色が真剣色に変わっていました。

だからといって、急に早く走れるようにはなりませんが、

取り組む姿勢が真剣モードでしたね。

私は、そんな子供達が大好きです。