バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

夢と行動…2012

2012-10-04 02:51:34 | やっぱりミニバス!
平成24年 10月 4日 木曜日
 
「夢と行動…2012」


競馬界で「武 豊」以来の最年少記録を更新した青年がいます。

彼は小学生の頃から、ジョッキーになるという夢を持っていたそうです。

小学生の頃に、例えば、卒業文集に書くことといえば、

「プロ野球選手になりたい」とか、

「ケーキ屋さんになりたい」とか、
(これは、古いかもしれません)

「社長になりたい」とか、

そういうものが多いですよね、

それは、自分の好きな、または興味のある世界で活躍している具体的な人物がいて、

その人に憧れ、その人がなれたなら、「自分もそうなりたい。」という夢から始まるのでしょう。

しかし、その子供達も、現実の多くは、夢として語ることで終わるのでしょう。

その小学生達は、中学に進学し、受験・進学という現実世界に対応していくうちに、いつか語った夢は、夢として消えていきます。


一方、この競馬界の少年は、小学生の頃から、ジョッキーになりたいという夢を語るとともに、

それを実現するための「行動」を発起したのです。

ひとつは、自分の身長が大きくならないように、サイズの小さい靴をはき続けました。

こんなことを現実に行う小学生が、果たして何人いるでしょうか?


「夢」を語った瞬間から、彼にとってそれは「夢」ではなく、自分が絶対に達成する「目標」にしたのです。

彼自身が、成りたい自分像を描き、何を為すべきかを、自分で調べ、考え、「行動」していったのです。

世の中のすべての人が、夢を目標に変えて、「行動」すれば、成りたい自分になれるとは限らないでしょう。


それでも、「行動」しなければ、「夢」は「夢」で終わってしまうことも明らかです。


そして、「行動」しても、達成できない「夢」かもしれません。

しかし、「行動」しなければ、その可能性さえ生まれないのです。


もっといえば、夢を語れる人は幸せです。

それを「目標」にして、がむしゃらに生きている人は、挫折感を味わうこともあるかもしれませんが、生きているという充実感を感じていると思います。


私も、夢を語れなくとも、心に抱いた人生を歩みたいと思っています。

それは、妻との幸福な生活、娘や息子の人生の無事を祈るという…夫として、親としての当然の思いとしての夢なのです。

そして自分の人生を、心豊かに生きたいと思います。

その夢のために、ささやかに行動していきます。

自分自身の夢を心に秘めて、それを実現させるために、ささやかに「行動」する人生を歩みたいと、齢(ヨワイ)五十五を迎える今、思っています。