バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

ポストプレー…2012

2012-10-24 02:27:51 | やっぱりミニバス!
平成24年10月24日 水曜日
 
「ポストプレー…2012」


またまたバスケのことについてです。


高いリングを攻める、または、それを守るのですから…

相手よりも低く、小さいことは不利なことです。

だからといって、ゴールをせめぎあうポストプレーをあきらめることは…勝つことにこだわることをあきらめることでしょう。

インサイドに張ることで、アウトサイドが活きるチームスタイルを作れるのです。

ファイブメン・アウトのワイドオープンから…ハーフコートエントリー・オフェンスを仕掛けることをベースにしたチームスタイルは、

ミニバスでは、子供達の将来性を考えて…すべてのプレースキルをこなすことができるオールラウンダーを育成することが大事です。

このことは、ミニバスの指導者が持つべき基本の考えだと思います。

ポストプレーについても、最初からポストにパワーシールを張るのではなく、インサイドはオープンスペースにしておき…

パッシング&ムービングプレーから、スクリーンまたは…1対1からカバーディフェンスを引き付けて、アウトナンバーを作為し、

そのプレーの流れからポストにシールして、一瞬のタイミングを捉えて、そのままパスフィードするか…その角度から無理と判断したら、

パスフィードの角度を変えてシールプレーヤーにパスフィードすることです。

いずれも、パスフィードできないときは、そのシールプレーで…ディフェンスはインサイドに収束しますから、

ボールサイドの逆サイドにパスをまわし、ノーマークのアウトサイドのスペースにボールを飛ばし…ミートから速いタッチでシュート!

シュートしたリバウンドルーズを狙うため、シュートの逆サイドでシールプレーをしていたプレーヤーはオフェンスリバウンドに飛び込んで、セカンドチャンスをメイクするのです。

または、逆サイドのアウトサイドでボールミートして…ディフェンスがクローズアウトしてきたら、

落ち着いて、ポンプフェイクからペネトレイトして、シューティングプレーに行きます。

いずれにしても、言いたいのは…

ポストマンを務めるのはビックマンだけではなく、すべての子供達がポストプレーがこなすことができるように育成することだと思います。

アウトサイドから仕掛けること、そこから抜いてシュートに行ける体幹の強さを意識させること

シュートに行けないときは、キックアウトして一瞬のタイミングでシールを張ること、そしてそこにパスフィードされないときは…

ポップアウトして、次のプレーを選択するか、スクリーンかリターンパスをレシーブしてからペネトレイトで、そのままシュートに行くか…

または、逆サイドに合わせるか、もしくは逆サイドに切れてアイソレーションにもっていくか…

これらのプレーを私は…インサイド・アウトと言って指導しています。

基本はパッシングゲームから必ず…止まることなく、川の流れのように

ゴールに向かって直前的な最短コースを仕掛けることからエントリーするように、徹底してこだわるプレーを慣習付けさせています。