京都旅行2日目の10月1日。
前日の晴天とは打って変わって、この日は朝からあいにくの雨模様でした。
でも、着物用の雨コートは抜かりなく持参していたので、着物で出かけました(どっちにしても洋服は持って行ってなかったのですが……笑)。
10月に入ったので袷(あわせ)の着物にしましたが、ちりめんだとぽってりしていて暑いかなあ……と思ったのと、ちりめんは雨に濡れると縮んでしまうので、綸子(りんず)生地にしました。
白地に黒の細かな「子持ち縞」が描かれている小紋ですが、汚れが目立ちにくい柄なので、旅行で歩き回るときには安心です。
帯は前日と同じ、ピンクにうさぎ柄の塩瀬帯です。
(着物の写真を撮り忘れてしまいました……)
この日は、ホテルを出てからまず北野天満宮へ向かいました。
北野天満宮では10月1日から5日まで「ずいき祭」が行われるのですが、初日の1日は「神幸祭」として、お神輿などが巡行されます。
あいにくの雨模様で、お神輿などにはすべてビニールがかけられていましたが、ビニール越しでも豪華な飾りが見られました。
北野天満宮から少し南へ下がったところに、北野天満宮の「御旅所(おたびしょ)」(祭礼の期間中にお神輿を安置するところ)があります。
ずいき祭の期間中、お旅所には「ずいき神輿」というめずらしいお神輿が、大小2基安置されます。
「ずいき」とは、里芋の茎の部分で、その「ずいき」で屋根を葺いて造られたのが「ずいき神輿」です。
「ずいき神輿」は、屋根だけでなく飾りにも、トウモロコシの皮や毛、豆などの作物が使われています。
農作物を使って作られた、さまざまなモチーフの飾りは、その細工の細かさもさることながら、温かみのある雰囲気が素敵でした。
この飾りは、毎年違った題材で作られているそうです。
↑大きいほうのお神輿の正面には、「いなばの白うさぎ」を表した飾りがつけられていました。両脇には、センニチコウで「天満宮」の文字を表した柱が飾られています。
↑飛龍
↑随身(ずいじん)騎乗
↑羅生門
↑鵺(ぬえ)
↑森蘭丸
↑鯱(しゃちほこ)
↑金太郎。小さいお神輿の正面の飾りです。
↑カブトムシ
前日の晴天とは打って変わって、この日は朝からあいにくの雨模様でした。
でも、着物用の雨コートは抜かりなく持参していたので、着物で出かけました(どっちにしても洋服は持って行ってなかったのですが……笑)。
10月に入ったので袷(あわせ)の着物にしましたが、ちりめんだとぽってりしていて暑いかなあ……と思ったのと、ちりめんは雨に濡れると縮んでしまうので、綸子(りんず)生地にしました。
白地に黒の細かな「子持ち縞」が描かれている小紋ですが、汚れが目立ちにくい柄なので、旅行で歩き回るときには安心です。
帯は前日と同じ、ピンクにうさぎ柄の塩瀬帯です。
(着物の写真を撮り忘れてしまいました……)
この日は、ホテルを出てからまず北野天満宮へ向かいました。
北野天満宮では10月1日から5日まで「ずいき祭」が行われるのですが、初日の1日は「神幸祭」として、お神輿などが巡行されます。
あいにくの雨模様で、お神輿などにはすべてビニールがかけられていましたが、ビニール越しでも豪華な飾りが見られました。
北野天満宮から少し南へ下がったところに、北野天満宮の「御旅所(おたびしょ)」(祭礼の期間中にお神輿を安置するところ)があります。
ずいき祭の期間中、お旅所には「ずいき神輿」というめずらしいお神輿が、大小2基安置されます。
「ずいき」とは、里芋の茎の部分で、その「ずいき」で屋根を葺いて造られたのが「ずいき神輿」です。
「ずいき神輿」は、屋根だけでなく飾りにも、トウモロコシの皮や毛、豆などの作物が使われています。
農作物を使って作られた、さまざまなモチーフの飾りは、その細工の細かさもさることながら、温かみのある雰囲気が素敵でした。
この飾りは、毎年違った題材で作られているそうです。
↑大きいほうのお神輿の正面には、「いなばの白うさぎ」を表した飾りがつけられていました。両脇には、センニチコウで「天満宮」の文字を表した柱が飾られています。
↑飛龍
↑随身(ずいじん)騎乗
↑羅生門
↑鵺(ぬえ)
↑森蘭丸
↑鯱(しゃちほこ)
↑金太郎。小さいお神輿の正面の飾りです。
↑カブトムシ
たくさん更新されていて、ビックリしました。
お時間かかったでしょう?
ずいき祭りなんてあるんですね。
私、子供の頃、実家で母の手作りの「ずいきの酢の物」とか食べさせられてたんですよ~
子供が食べて美味しいものでは、ありませんでしたが・・
こんなお祭りがあるなんて、全く知りませんでした。
関西に住んでいる私より、藤娘さんの方が余程京都にお詳しいですよね。
教えて頂いて有難うございました。
更新がすっかり遅くなってしまって申し訳ありません……
3連休の初日に一気呵成に執筆しました(笑)。
「ずいきの酢の物」おいしそうですねーーー!
私の実家の福岡では、ずいきを食べる習慣があまりなかったので、初めは「ずいきって何だろう?」と思っていたのですが、ずいき祭りのことを知って初めてわかりました(恥ずかしながら……)。
とってもきれいな紫色と緑色で、目でも楽しむことができました
農作物を使ってあれだけの屋根や飾りを作るなんて、素晴らしい技術だなあ……と感動しました
自然の恵みに感謝する氏子のみなさんの気持ちが伝わってくる、素敵なお祭りですね
akeさまのブログに書かれていたコメントリンクからお邪魔しております。
ずいき祭りは、私の思い出たくさんのお祭りで、懐かしい写真をたくさん拝見できて嬉しゅうございます。実家がお旅所の近くで、子どもの頃から何回目でも楽しく珍しく野菜神輿を見てまわったものです。真美さんが書かれている「ずいきの酢の物」、私も子どもの時はさほど気にしてなかったのですが、大人になってからは好物です。お出汁と胡麻をきかせまして。またこの時期は確か鯖寿司も各家庭で作ります。
ずいき祭りが京都以外の方もお越しになるほどのものとは知りませんでした。思いがけず、画像満載の記事を拝見させていただき、ありがとうございました。
お越しくださってありがとうございます!
ずいき祭の貴重なお話をうかがえて、感激です
ずいきの酢の物に鯖寿司、おいしそうですねーー
幸いにして上洛のスケジュールと重なり、素晴らしいお祭りを見させていただくことができて、旅の良い思い出となりました
とりとめのないブログでございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。