<お出かけ先>駒込・六義園&歌舞伎座(三月大歌舞伎 昼の部)
<着物>青地にしだれ桜と蝶の柄の小紋+白地の小紋羽織
ソメイヨシノが開花してまもない時期だったので、満開の桜の柄の着物にしました。
桜の着物は、開花前にはつぼみが混じった花の柄、開花後から満開前までは満開の花の柄と、時期を先取りするのがよいと言われています。
桜が満開になったら、花の邪魔をしないように桜の柄は避けるか、花びらだけを散らしたような柄にするのが粋だと言われています。
この日は、ソメイヨシノはまだ咲き始めでしたが、一足早く開花する「エドヒガン」が満開でした。そのため、六義園でエドヒガンのしだれ桜を見るときには長羽織を着て、花の邪魔にならないようにしました。歌舞伎座に着いたら長羽織を脱いで、華やさが出るようにしました。
<帯>白地に有職文様の織り名古屋帯
着物が総柄なので、帯は無地場の多い控えめのものにしました。
<帯揚げ>ピンクのちりめん
<帯締め>ピンクと水色の丸組み
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歌舞伎座の昼の部を観た後、三味線のお稽古へ向かいました。
この日はたまたま、お稽古日が祝日と重なっていたので、キモノでお稽古に行くことができました。
師匠のお宅へ着くと、奥様が「あら、今日はお着物で、いいわね~! お芝居に行ってきたの?」
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<お出かけ先>歌舞伎座(三月大歌舞伎 昼の部)
<着物>薄緑色の無地結城紬+白地の小紋羽織
<帯>黒地に貝合わせの柄の塩瀬帯。お太鼓部分の柄はこちら
貝合わせの柄や貝桶の柄は、今では季節を問わずお祝いの場などに用いられることも多いようですが、本来は「雛の節供」を表す柄なので、新暦の雛まつり(3月3日)の少し前から、旧暦の雛まつり(4月3日ごろ)までの間に用いるのが最適です。
<帯揚げ>ピンクに緑色のぼかしが入った綸子(りんず)
桜の時期が近づいたので、桜を連想させる色、素材の帯揚げにしました。
<帯締め>桜色の冠(ゆるぎ)組
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3月10日。おさらい会が終わってから初めてのお稽古日です。
今度やる曲は「越後獅子」。
2年前、お稽古をお休みする前に途中まで習っていた曲です。
2年間のブランクがあるので、もちろん、曲の最初からやり直しです。
「越後獅子」は歌舞伎でも踊られることの多い曲ですし、寄席で噺家さんの出囃子として使われることも多い曲です。
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月5日、長唄のおさらい会がありました。
おさらい会は、師匠、師匠の奥様、弟子だけが集まり、料理屋さんの二階座敷で行われました。
今は、おさらい会でホールを使うところもあるようですが、もともとお稽古事のおさらい会は、こんなふうに料理屋さんの二階座敷を使って行われるのが定番だったのです。
会場となったお座敷は、広間に金屏風と緋毛氈(ひもうせん)が用意されていて、なかなか本格的なしつらえでした。
内輪だけのなごやかな会ですが、トップバッターだったせいもあり、金屏風の前に座るとやや緊張しました。
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