本朝徒然噺

「和」なモノについて気ままに語ります ※当ブログに掲載の記事や画像の無断転載はご遠慮ください

梨木神社の萩

2007年09月17日 | ニッポンの旅
国立文楽劇場ヘ行った翌日、せっかくなので少し京都観光をして東京に戻りました。

京都駅の観光案内所で、梨木神社の萩が「ちらほら」咲いている(9月16日時点での開花状況です)という情報を得たので、行ってみました。
着いてみると、「ちらほら」よりは少し多い感じで咲いていて、なかなかきれいでした。

萩の枝には、俳句が書かれた短冊も飾られていました。

梨木神社の萩

萩の花を愛でながら境内を進んでいくと、謡の声が聞こえてきました。
境内にある建物の中で、素人さんたちによる謡の会が行われていたのです。
耳を澄ませてみると、どうやら金春流のようでした(謡の節は流儀によって異なり、それぞれに特色があるのです)。
学生時代に金春流の謡・仕舞を習っていた私は、懐かしい節回しにしばし立ち止まって耳を傾けてしまいました。

社殿にお参りした後、謡の響きを聴きながら境内の萩を眺めていると、何ともゆったりした気分になりました。

萩の庭 謡の声のなつかしき

ずぶの素人なので、下手な俳句には目をつぶってくださいまし……

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2 コメント

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そうでしたか! (ぴぐ)
2007-10-03 00:14:33
ご無沙汰いたしております。
お近くにいらしたのですね!
藤娘さまは金春流を習われておられたのですか。
私は違いすらも分かりません(笑)あ、レベルが違いますね^^;
十月は歌舞伎座に参りたいのですが今回は行けそうもありません。てかオフ会すらも参加できず、、、
玉三郎丈と愛之助丈が見たいーーーのです。
行かれたらレポ楽しみにしております!!よろしくお願いいたします!
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ぴぐさま (藤娘)
2007-10-05 00:02:10
こちらこそ、たいへんご無沙汰しております
コメントありがとうございます!

そうなのです、金春流をかじっておりました……
(最初から決めていたわけではなく、成り行きで金春流を習うはめになったという感じなのですが……笑)
最近はすっかりお能から遠ざかってしまっているのですが、久々にお謡を耳にして、やっぱりいいなあ……と思いました。
時間があればまた謡や仕舞を習ってみたいと思っているのですが、なかなか……

十月の歌舞伎座は、玉三郎さんが「羽衣」や「牡丹灯籠」で活躍されますね
がんばってレポをアップさせていただきます!

ゆっくりと上洛できる折に、ぴぐさまにお目もじが叶いましたら大変嬉しゅうございます
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