ダマスカス留学生有志による情報ブログ

ダマスカス留学生有志とそのOBがアラビア語やイスラームについての情報をお送りします。

ダマスカス市内のカフェ

2009年07月08日 | シリア旅行ガイド
ダマスカスのカフェのご紹介。
喫茶店、というと、ダマスカスには、2種類あります。
最近急増しているのが、日本にもあるような世界展開しているチェーン店(コスタカフェ、 イタリア系のカフェなど)で、喫茶店というよりは、カフェ、という感じで、こちらでは、ちょっとお金に余裕のある家の若者達の溜まり場になっています。
コーヒー一杯の値段も日本と変わりません。
なぜか、ラップトップを持ち込んで、そこで見るのが流行のようです。

もう一方は、古くからあるおじさんたちの溜まり場、まさに、喫茶店、という感じのもので、「マクハ」と呼ばれています。
水タバコをふかしながら、何時間もそこでたむろしているような所です。

はじめの種類をご希望の方は、アブロマーネという地区にある、サウジアラビア大使館(シファーラサウディーヤ。メッゼという場所にももうひとつあるので、タクシーに乗られたら、メッゼの方ではない、ということを伝えましょう。)近くにあるコスタカフェ、その少し奥、左手の、ケーキやデニッシュパン類がおいしいフランス風のカフェ、ブリオッシュドゥレーなどがお勧めです。



ホテルフォーシーズンに隣接したショピングコートの中にも、コスタカフェなど2つのカフェがあり、コーヒーフロートやカフェラテなどが楽しめます。
この種のカフェには、日本と同じように様々な種類のコーヒーがあり、選択できます。

2つ目の種類をご希望でしたら、やはり、旧市街にあるカフェを訪れてみてください。
迷路のような旧市街には、いくつかこういったカフェがありますが、わかりやすい場所にあるのが、ウマイヤドモスク近くのカフェです。
ウマイヤドモスクの正面のドアに向かって、右手に壁沿いに歩いていき、道なりに左に曲がって、しばらく行くと、右手に階段があり、階段横にその喫茶店があります。(写真下)

名前は知らないのですが、バックパッカーの人たちが地元のおじさんたちに 混じって、のんびりしているのをよく見かけます。
この種の喫茶店のコーヒーは、カルダモン入りの濃厚シリアコーヒーです。
小さなカップに入ってきますが、濃厚なので、カフェインに弱い方は、酔ってしまうかもしれません。

よい旅になりますように。