ダマスカス留学生有志による情報ブログ

ダマスカス留学生有志とそのOBがアラビア語やイスラームについての情報をお送りします。

ミャンマーの兄弟姉妹たちへ支援のお願い!

2012年08月16日 | お知らせ
アッサラームアライクム。転送メールです。ジャパン・イスラミック・トラスト(宗教法人・日本イスラーム文化センター)
マスジド(モスク)大塚 から
ミャンマーの兄弟姉妹たちへ支援のお願い!

 ニュースではあまり報道されることがありませんが、ミャンマーには長年にわたりあらゆる権利を奪われているムスリムたちがいます。彼らはロヒンギャ族という民族で、7世紀ごろからその土地に住んでいたにもかかわらず、ミャンマー政府から国籍を奪われ、不法移民として不当に虐げられています。そればかりか、彼らに対する虐殺や略奪も行われています。

 マスジド大塚では、ミャンマーで支援を必要としているロヒンギャの方たちへの支援金を募集いたします。

現地で食料や医薬品など必要なものを購入し、主にミャンマー国内で支援を必要としている方々へ配布いたします。

 皆さまのご支援をお願いいたします。

ロヒンギャの方々にアッラーの助けがありますように。
ご協力くださったみなさまにアッラーの報奨がありますように。


<<<ロヒンギャ族支援金振込先>>>
■ゆうちょ銀行
口座名義:宗教法人日本イスラーム文化センター
(ゆうちょから) 記号10090 86537811
(他の銀行から) 支店〇〇八(ゼロゼロハチ)普通 8653781

支援金締切り:2012年8月27日(月)

***************************************

ロヒンギャ族は、7世紀以来、ミャンマーのアラカン州に住むムスリム(イスラーム教徒)の少数民族です。
かれらは1950年代から60年代にかけて、当時民主的に選ばれたウー・ヌー政権から市民として認められて暮らしていましたが、1962年、ネウイン軍事政権は、彼らを隣国からの不法移民であるとし、無国籍者と認定しました。それ以降、彼らは市民の権利を奪われ、宗教的迫害、人種差別、社会的、政治的抑圧、運動の制限、婚姻の制限、医療、教育上の制限など、さまざまな人権侵害にさらされています。

 ロヒンギャ族の先祖の故郷、アラカンの土地から彼らを追い出すため、度重なる大量虐殺が行われています。
6月3日、反ムスリム的な記述のあるパンフレットがアラカンの市民の間に広まりました。それに扇情されたトンゴップに住む約300人のアラカン族が、宗教旅行から戻るムスリムが乗ったバスを停車させ、乗っていたムスリム10人を殺害しました。

 6月8日、マウンドーの中央モスクでは、殺害されたロヒンギャ族のムスリムのために祈るセレモニーが計画され、金曜礼拝のために数百人のムスリムがモスクに集まりました。しかし、大人数が集まったことで危機感をもった当局により、多くの人が殺害されました。

 その結果、ムスリムと仏教徒の間で宗教的な緊張が発生しました。
 国の軍隊、警察、民兵組織、Nasaka(国境治安部隊)と共同で、仏教徒は何千ものムスリムの家や店を焼き、数千人ものムスリムを殺害しています。
 モスクが破壊され、多くの村が灰と化し、弾丸や刀傷による負傷者が多く出ています。
 また、軍が燃料補給エリアにおけるベンガルからの侵略者とテロリストに関するデマを流した結果、ムスリムに対する迫害がさらに広がり、殺害されたムスリムの遺体は運び去られ、イスラームの儀式をせずに埋められています。また、ムスリムの家へ押し入り、財産や金品が略奪されています。
 政府は緊急事態宣言をし、夜間外出禁止令を発令しました。しかしムスリムだけは、昼間でも外出することが禁じられているため、食料を手に入れることも治療することもできません。

 約90,000人いるとされる国内の避難民は、食品、水、薬がほとんどない環境におかれています。アラカンではムスリム市民は不法移民とみなされ、国内および国際的支援、または国連による救済支援はすべて、仏教徒に向けられています。

 アラカンに住む数万人のムスリムたち-年配者、女性、子どもたちを含む-を救うために、どうかご協力をお願いいたします。


宗教法人 日本イスラーム文化センター
ジャパン・イスラミック・トラスト (マスジド大塚)
170-0005東京都豊島区南大塚3-42-7
Tel: (03)3971-5631 Mobile:090-2455-6253
Fax:03-5950-6310
E-Mail: info@islam.or.jp

もっとイスラームを知りたい!

2012年08月05日 | ★イスラームって?(初級~)

もっとイスラームを知りたい方へ

1.モスクを見学したい

イスラーム教徒でなくても内部の見学は可能ですので、各モスクに足を運んでみてください。モスクによっては、時間帯により管理人が不在のところも多くありますので、事前に電話で確認してから行かれることをお勧めします。また団体でお越しの場合は、予約が必要なモスクもありますので、まずは各モスクにお問い合わせください。

モスクに入られるときは、礼拝所のマナーとして、モスク内で肌の露出(半ズボン、ミニスカート等)を避けていただくようお願いしております。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

 

2.勉強会に参加したい

イスラーム教徒でなくとも、モスクの勉強会では、どなたにでもイスラームの基礎知識を提供しています。通常、土曜日か日曜日に勉強会を開催しているモスクが多いですが、時間帯など詳細はお近くのモスクにお問い合わせ下さい

new ムスリムでなくても参加できる♪
一般の方やムスリム男性用のオンライン講座
日本語で学ぶイスラーム講座(ノンムスリム・ムスリム男女)
会  費 : 無 料

月に一回、イスラーム勉強会をインターネット中継を始めました。聴講をご希望の方は「日本語で学ぶイスラーム講座参加希望」と明記の上、スカイプアドレスとML(メーリングリスト)登録用のメールアドレスを、welove.allah@hotmail.com へご連絡ください。
 
■日時:毎月第2日曜日か第3日曜日の午前10:30~(月により変更する場合があります)
 
■内容:初回にリクエストを受け付けたテーマやトピックを順番に勉強しています。寝るときや、トイレのときなどの日常生活におけるイスラームのマナーをシリーズで勉強しているほか、イスラームの科学的証明について2~3回にわたり扱っています。
■スピーカー:アブドルカーデル オバリ
シリア・ダマスカス出身。ダマスカスで宗教学校の課程やその他の勉強会に参加しイスラームに関する知識を得る。クルアーンの全巻を暗記、読誦法の諸流儀に精通。ダマスカス大学医学部を卒業後、留学生として来日し、徳島大学大学院医学部博士課程を修了(病理学博士)。徳島大学在学中に、徳島マスジド(モスク)のイマームをつとめ、各地でイスラームに関する講演を実施。

■参加条件:スカイプのダウンロードができること


3.イスラームについての無料冊子、無料DVDがほしい

イスラームに関する無料冊子ご希望の方は、こちらからメールで注文されるか、お近くのモスクへお越しください。

また、近くにモスクがない、という方は、welove.allah@hotmail.comまでご連絡ください。

DVD「簡単イスラーム解説-霧が晴れていく-」無料で配布しておりますので、ご希望の方は、welove.allah@hotmail.comまでご連絡ください。

DVDの内容を、動画をご覧になりたい方は「イスラーム解説DVD(字幕入り)」でご検索ください。

こちらで動画をご覧になれます

https://www.youtube.com/watch?v=u4bndXaZxkg

 

4.イスラームについてのご相談

新兄弟姉妹サポートプロジェクト(SKIP)では、ご入信、ご結婚、子育てetc.イスラームに関する様々なご相談も受け付けております。イスラームについての疑問や素朴な質問も大歓迎ですので、welove.allah@hotmail.comまでお気軽にお問い合わせください。

二カー(イスラーム法に基づいた結婚契約)や、入信に関するムスリム(イスラーム教徒)Q&A もご覧ください。

 

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