猫を捨てる奴は捨てられろ

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NHK杯&ユーリ!!! 雑感

2016年11月27日 21時40分18秒 | その他
NHK杯はアイスダンスもペアも放送してくれるので嬉しいです。
受信料を払っていることを誇らしく思います。
もしNHKまでアイスダンスとペアの放送をやめてしまったたら私も受信料を払うのをやめます。

アイスダンスはヴァーチュ&モイア組が復帰後いきなりカナダ大会に続き優勝と驚かされました。
今年はシブタニズが来ていないことが残念でした。
でも、パパダキス&シゼロン組、カッペリーニ&ラノッテ組の超強豪カップル他、魅力的なカップルばかりで今回のNHK杯の中では一番面白かったです。
残念といえば村元&リード組が棄権し演技が観れなかったことも、クリス・リードがお姉さんと演っていたときより100倍頼もしくなっているだけに残念でした。



NHK杯に限らず毎回スケートシーズンに思ってしまうことですが、
クラシックの曲で滑る選手、特にシングルの選手で、曲の切り刻み方が酷い選手が毎シーズン一人は必ずいます。
中野友加里選手がオリンピック出場を逃した時の「火の鳥」だったり、織田信成選手がジャンプを全て失敗したり靴紐を切ったり回転数違反を繰り返した年の3年前のチャイコフスキー「交響曲4番」だったりです。

今回は男子シングルのネイサン・チェン選手のフリーの「だったん人の踊り」にがっかりしました。
この曲はボロディンが歌劇「イーゴリ公」のために書いた曲で、序曲とこの「だったん人の踊り」までは作ったのですが、歌劇を完成させることはできませんでした(ボロディンの死後、コルサコフ達によって補作され完成しています)。
本業(ボロディン反応に名を残す化学の権威です)が忙しく続きが作れないまま亡くなったとされていますが、個人的には、序曲と「だったん人の踊り」の完成度の高さに続きを同じレベルで作るのがしんどかったのではと思っています。
「だったん人の踊り」はストーリーに則り強固に構成されています。
静と動の対比が鮮やかで、しかも静の方はあの超美しい名旋律で、後半、この旋律が現れたときのカタルシスは半端ありません。
4分半にまとめるにしてもこのカタルシスを大事にすべきと思うのですが、そんなことお構いなしにチェン選手は切り刻んでいます。
また、エンディングだけコーラスが入っていない版だったのもラストの盛り上がりを欠き、理解できませんでした。
曲の理解と調和も加点要素の一つだと思うのですが、このポイントを鼻から諦めているかのような切り刻み方には、表現者としてそれでいいの?と強い疑問を感じてしまいました。




今期NO.1というかここ何年かのNO.1アニメと言っていい ユーリ!!! on ICE ですが、
キモキャラがまた新たに登場し大爆笑でした。
このアニメ、登場する男子シングルの選手の半分はキモキャラです。
今回のキモキャラ、イタリア人なのにしゃべる言葉はなぜか広島弁のミケーレ・クリスピーノ君は、妹に近づく男は全て血祭りにあげてきた筋金入り超シスコンの硬派童貞です。
妹物に目がない私としては期待度大キャラです。
妹は色々悩んでいるようで、今後俺妹のような展開にならないかなと期待しています。
広島弁はWWEのダッドリーボーイズが元ネタでしょうが、ダッドリーズがいなくなった今、受け継ぐキャラクターがこんなところに現れてびっくりです。


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