~ プログレバンドしりとり合戦 #66 ~
・投稿コメント (うた夢さん)
Vertigoハモンド系。
Keefのジャケットが素敵です。
・補足
ある意味キーフのカバーアートのほうが有名かもしれない、Vertigoレーベルから1970年に1作品のみ発表したイギリスのバンド。昨今はプログレ・バンドとして紹介されることが多いが、1970年という時代をとてもよく反映した、ブリティッシュ・ロック・バンドである。
そのサウンドは、当時の英国ロックシーンの流行を全て取り込んでごった煮にしたような、悪く言えばまとまりに欠けたものだが、とても斬新(当時)でインパクトがある。基本はうた夢さんのコメントにあるようにハモンド・オルガンを基調にしたハード・ロックだが、そこにブルース、ジャズ、サイケそしてフォークのテイストがブレンドされている。その迫力あるサウンドには1曲目のブラスアレンジ(John Paul Jonesがプロデュースしたらしい)からノックアウトされてしまう。
そしてこのバンドを特徴付けるもう一つの魅力がLinda Hoyleのヴォーカルである。その独特のハスキー・ヴォイスは、一本調子で表現力に欠けるが、インパクトのある楽曲に良く合っている。
1970年頃の英国の香りが充満しているこの作品、ブリティッシュ・ロック好きには特にお奨め。
・Personnel on 「Affinity」
Mo Foster : bass
Linda Hoyle : vocal
Mike Jopp : guitar
Lynton Naiff : piano, harpsichord, vibraphone
Grant Serpell : percussion, drums
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聴いた事ある方いらっしゃいますか?
(ジャケットは色違いばっかなので間違えやすいです)
ただ、必要以上に期待はしない方がいいかと思います。
史料的価値はあるとは思いますが、
長年愛聴するような感じにはならないかと。
>ただ、必要以上に期待はしない方がいいかと思います。
では夢が壊れるといけないので聴くのはやめることにします。
でもその直後の彼女のソロアルバムではSOFT MACHINEがバッキングやっていますよね?
古い音楽に浸りたい時、たまに聴いてます。
>古い音楽に浸りたい時、たまに聴いてます。
最近のポンプ系やメロディアス・ハード系って良いんですが、あまりに音が隙間なく埋まっていてずっと聴いていると疲れます。
気分転換にはこの古い独特の響きは心地よいです(これもある意味疲れる音かもしれませんが...)。
アルバムが発売される以前のライブ音源が複数あります。
リンダ・ホイル女史は不在、すべてカバーのインスト物で、
ジャズファン向けの内容ですね。
「ジャイブ・サンバ」、「マーシー・マーシー・マーシー」といった選曲ですが、
ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」といった曲も。
音質は良好です。ジャズロックと割り切れば楽しめると思います。
リンダ・ホイルは居ないのですね。そうなると個人的には興味が無くなりますね...